Gamelan Marga Sari -Blog-

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ジョグジャカルタより:ハリヤントさんから
5月31日付のpak haryantoからなおさんへのメール、転載させていただきます。
地震発生当時のことが書かれています。
  なおちゃん元気ですか?私たちの村の状態はかなりひどいです。95パーセント
の家が完全に崩壊しています。私の母と兄弟の家も全壊です。私たちの体は無事です
が、数多くの人が家と仕事を失いました。私の家は1階部分が50パーセント壊れて
います。家族とコンピューターといくつかの楽器と衣服を持ち出せただけです。今
は、家の外にキャンプを張っています。ジョグジャの外に住んでいる親類からの食料
や医薬品の援助を待って、過ごしています。

私は大抵は、妻や子供より少し遅れて起きますし、少しくらいの地震なら外に出た
りはしません。その日、妻が「地震だあ」と突然大声で叫びました。最初は、また小
さな地震でも起こったのかと思いました。でも、家の近くに飛行機が墜落したような
とても大きな音が聞こえました。起きて家の外へ出ようとしましたが、何度も転びま
した。なんとか応接間にたどり着いた時には、家はもう崩壊していました。いくつも
楽器が飛び上がって、散らばっていました。
 長男のディマスが2階から飛び降りようとしていましたが、バルコニーが壊れてい
たので、怖くて階段から下りてきました。チャンドラとリコとエルナは、すでにモス
クの近くの田んぼに避難していました。私はなんとかカメラとビデオで撮影しようと
しましたが、とても困難でした。カセットを取ることは出来ましたが、装填すること
が出来なかったので、地震が収まった後、ようやく撮影することが出来ました。
 地震の大音響が治まった後、そこら中から、助けを求める叫びが聞こえてきまし
た。私たちは皆、助けに行くか、まだショックを受けて怖がっている妻や子どもを懐
抱するか、迷いました。結局は、近所の下敷きになった人を何人か助け出すことが出
来ました。1時間ほどして少し落ち着いた後も、小さな余震を何度も感じましたが、
私は付近の様子を見に出かけました。
あぁ、神様!なんと全ての家が無くなっていました。それでも、何件かの家をビデオ
で撮影しました。
 すると、突然南からたくさんの人々が、「津波だ!」と叫びながら走ってきまし
た。みな、また大混乱に陥って、列をなして街の方へ走り出しました。私はひとりで
残りました。家に戻ると、妻と子どもはすでにバイクに乗って、街の方へ向かってい
ました。私は、コンピュータと衣服と楽器を積んだ車とともに、カメラを持って一人
きりになりました。携帯も使えなかったので、妻と子どもとも連絡が取れませんでい
た。しかし、私は自分に落ち着けと言い聞かせながら、津波のやってくる南の方向を
見ながら、車のエンジンをかけました。

 結局、津波はやってきませんでした。それは、人々の財産を強奪しようとする悪人
達のデマだったのです。今、私たちは治安を警戒しなければならない。ジョグジャの
外から、泥棒どもがやってくるからです。現在までに、6人以上の泥棒が捕まり、生
き埋めにされ、殺されたようです。毎晩、夜回りをしなければなりません。私からの
話はこれぐらいです。
ハリヤントより。
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