Gamelan Marga Sari -Blog-

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プラネタリウムに桟敷席を!
1月20日
日記の日が前後します。すみません。
イウィンさんとブナと3人で出発。名神、中央道を経て、岐阜あたりから雪景色。長いトンネルの手前でチェーン規制。諏訪のSAは一面雪景色。ガソリンがかつかつになったので韮崎でおりて、地道で甲府へ。予定時刻の16時ぴったりに、山梨県立科学館に到着。学芸員の高橋真理子さんと8月以来の再会。

閉館後、プラネタリウムでダンスワークショップの打ち合わせ。つまり、プラネタリウムを貸し切り状態!で、真理子さんがリクエストに応えてなんでもしてくれる。まずは、僕のこどもの頃にあったような雪だるま型ではないけれど光学式のプラネタリウムで、夕方から朝までの星空を出してもらう。その間中、ホールのあちこちを散歩してみる。星が上がってくる壁に張り付いたり、月が降りてくる床に寝転んだり、北極星の下の柱に登ったり、前の小さなステージで星にあわせてゆっくりゴロリと回ったり。ああ、幸せ!

それから、ユニビューという最新機材を見せてもらう。これは、デジタルの映像で、宇宙のあらゆる場所から、あらゆる方向の、あらゆる時間の映像が見られる。厳密に言うと違うのかもしれないが・・・。たとえば、2012年1月20日19時の宇宙ステーションから見た地球の姿とか、1000年後の冥王星から見た太陽系とか、縦に回る太陽系とか、なんでもリクエストすると、「ちょっと待ってくださいよ・・・、」とマリコスモス(真理子さんのこと)さんが言って数秒後には、大きなドームに、ジャーン!とあらわれるのだ。「なんか、カミサマになった気がするんじゃないですか?」って聞いたら、「神になった気はしないけど、なんでも動かせる気にはなりますよ。」って、それって神じゃないですか・・・。

現在わかっている太陽系の小惑星は26万個くらいあって・・・、カタカタカタ(ラップトップのキーボードを叩く)、ジャン!おおおお!!無数の軌道が繭のように太陽を回っている。地球などの惑星は、ほぼ同一水平面状を動いているんだけど、小惑星はもっと自由な方向に、でも、太陽に引っ張られて、円軌道を動いている。学者達は、小惑星が地球に衝突する可能性が無いか、日々新しい惑星を探したり、軌道を計算しているそうだ。映像を見てると当たらないの不思議なくらい。太陽系から、さらに天の川銀河系、そしてさらに・・・、と俯瞰していく。最後には、何億個もの銀河が形作る不思議な、だけど見たことあるような形が見えてくる。現在わかっている、見ることのできる135億光年の広がりを持つ宇宙の姿。不思議だけど、何億個もの銀河が無秩序に散らばらずに、渦巻きや植物のようななんらかの形を作っていく働きをするのが、ダークマターという仮定上の物質だそうだ。

ここまで見たところで、ワークショップの下準備は終了。ロビーに出ると寺原太郎さんと百合子さんの夫妻が来ていた。太郎さんはインドの笛バーンスリー奏者、百合子さんはプロデュースとかいろいろ、ふたりとも大学時代からの友人、僕は中退だけど・・・。千葉に住んでいるんだけど、太郎さんが大の星好きなのでかけつけてくれた。5人でご飯を食べて、八ヶ岳の麓の真理子さんのログハウス「あるり舎」へ。その前に、近くの温泉へ寄る。ヌルヌルしたお湯が最高。最後の1キロくらいで段々雪が深くなってきた。僕のカローラランクスはスタッドレス、太郎さんのVWはチェーンだけど、住宅地を抜けて林に入った最後の100メートルで、車が進まなくなった。スリップして坂を上らない。ブナも一緒になって除雪して、代わる代わる車を押して、なんとか到着。

1月21日
朝はゆっくりして、昼前にほうとうを食べに行く。おいしかった。麺類というか、鍋物ですね、ナンキンの入った。山梨駅でベリーダンスの内藤カヒナ久美さんと合流して、ほったらかしの湯へ。山をずんずん上がって行くと、頂上に駐車場がある。700円也を払って、露天風呂へ。湯船から流れ落ちる向こうが雲になっている。湯気と雲と向いの山が溶け合っている。お湯もいい。なんたる開放感、ブナと太郎さんは、デッキに積もった雪の上ではだかでゴロゴロしている。僕はおとななので、湯船で湯気ダンス。

科学館へ。18時からWS開始。20名近い参加者。国立天文台の人、気象台の人、朗読サークルの人、星好きの人、はじめて科学館へ来た人、こども、視覚障害の人、いろんな方が集まった。まずは、光学式の星空の下、思い思いの場所で寝転がった。20分近く、黙って、それぞれで楽しんだ。それから、水になってみるワーク、上昇したり下降したりするワーク、天体と一体となるトークなど。それから、みんなで話をしながらユニビューを見た。最後は、135億光年の映像。果てしない宇宙の広がりに、ことばを失う。からだの感覚も失われる感じ。それでも、ここで終わってはいけないと、からだが言っている。太郎さんに笛を吹いてもらって、両手を伸ばす動きから、みんなでやってみる。両手を伸ばしていくと、やがて右手と左手が、からだの真ん中で出会う、出会った手を顔の前に持ってくると、祈りになる。あわせた手に息を吹き込み、力を抜くとそこに水がたまる。たまった水を持って、すこしずつ動いてみる。笛の音にあわせて、みんなでゆっくり動いてみる。最後は、静かになって、すこしダンスが残った。

マリコスモスさん曰く、止まっている星は無いそうだ。星は、みんな回っている。
そして、その星はみんな引き合っている。きっと、静かな音楽を奏でて。
地球はものすごい勢いで回っている。もちろんエンジンも無いのに。太陽と引き合いながら、傾いた地軸などでバランスを取りながら。その地軸も、傾いた独楽のようにゆっくりと回っている。2万6千年(そんなに長くはない)で1周するそうだ。北極星はずっと北に見える訳ではないのだ。
地球と太陽のある太陽系だって、天の川銀河の中を回っている。2億5千万年程で1周するそうだ。その天の川銀河も数十億年後には、別の銀河とぶつかるらしい。そういった、銀河が何億個もある!!途方も無い話なんだけど、全部はつながっている。だとすれば、僕らのからだの動きも、ダンスの始まりも、宇宙とつながっているはず。

ユニビューのような映像は見られなかっただろうけど、きっとジャワの昔の人、ジャワだけじゃなくて世界中の大昔の人たちは、いろんな方法でこういったことを知っていたんじゃないかな。直観的だったり、呪術的だったり、からだを通してだったり、自然を通してだったり。そのひとつのかたちがダンスなのかもしれない。
現代の僕らは、ユニビューのようなテクノロジーや科学の発展によって、視覚を通じて、イメージをとらえることができる。以前だったら、つい僕がこどもの頃でさえ、想像もつかないような視点を手に入れることができる。これは、すごいことだと思う。でも、リクライニングシートに座って、まんじりともせず、目だけを見開いているだけじゃつまらない。五感を使って、からだを使って、もっともっとプラネタリウムを楽しめると思う。もっともっと宇宙を感じられると思う。

参加してくださった方の一部が感想を書いてくれています。

http://hoshinokataribe.main.jp/new/index.php?activity2012


プラネタリウムに桟敷席を!
僕からの提案です。

1月22日
朝起きて、なぜかサッカーゲームをして、ブナをこてんぱんにやっつけて、アルリ舎を出発。ありがとう、マリコスモスさん。また来ます。

八ヶ岳山麓の雪のきれいな道をドライブ。近くにあった平山郁夫シルクロード美術館へ。星の次にシルクロードの仏像を見ると、なんだか感慨深い。最後の部屋には、砂漠をいくラクダの隊列の絵。左右に対照的な屏風風の絵がある。青い月が沈む絵と、オレンジの日が上がる絵。つながっているなあ。美術館から少し行くと、泉があった。南アルプスと富士山がよく見えている。おいしいそばを食べた。いい旅だった。


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