梅雨だというのに暑い日が続きます。標高400メートルの我が家も昼間は結構暑いのです。それでも、夜8時を回ると、田んぼからひんやりとした風が寝室に流れ込んできます。カエルの声が、タマゴを産み終えたからか落ち着いた響きで谷に広がります。干したばかりのふとんとシーツの上で、ブナが扇風機のようにクルクル回って寝ています。
日が経つにつれて、後だしじゃんけんで、原発事故の真相が発表されていきます。それでも、マスコミや企業の多くが、脱原発を言い始めたのは大きな変化ですね。ただ、身の回りにあふれ始めている危険に対しても、鈍感になり始めていることに恐怖を感じます。放射能の影響は、後だしじゃんけんで若い人たちを、未来を、蝕んでいくのでしょう。たゆまず、声を上げ続けていきたいです、カエルのように。
さて、公演・ワークショップや冊子・映像のご案内です。
目次
・「こどもの創造音楽祭」 7月10日 ジョグジャカルタ インドネシア芸術大学 ISI大学院ホール
・「からだトーク/鏡の中の人」 7月14日 大阪 大阪大学 豊中キャンパス
・身体と環境のワークショップ 7月22、23、24日 京都 上徳寺
・ジャワ・ガムランの世界 7月23日 浜松 アクトシティ浜松音楽工房ホール
・カマココまつりの映像紹介
ーコンテンツー
1件目
昨年に続いて、インドネシアのジョグジャカルタで行われている「こどもの創造音楽祭」に出演します。作曲家の野村誠さんと公美子さん夫妻、中川真さん、インドネシア芸術大学のGigihさん、Wellyさんと、ジョグジャの小学校でワークショップを通じた作品制作を行い、フェスティバルで公演をします。また、公演はしませんが、ジョグジャの特別支援学校でもワークショップを行います。
日時:2011年7月10日 9:00~12:00(予定)
会場:インドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校大学院ホール Jl. Suryodiningratan
入場:無料
主催:Panitia Festival Musik Kreatif Anak-anak
共催:大阪市立大学
2件目
今回のテーマは「鏡の中の人」。水銀灯が光る夜の大学のキャンパスには、ガラスに映る姿を見ながらひたすらに踊る人たちがいます。鏡には、何が映っているのでしょうか。
ガラスのこちらの人?あるいはあちらの人?自分?あるいは自分を見る自分?
能役者は、仮面をつける前に、鏡の間で仮面と向き合ってから舞台に上がるんだとか。
ジャワ舞踊の名手だったベン・スハルトさんは、白熱灯に照らされる自分の影を見て、稽古をしたんだとか。
鏡と影とは、すこし違うのでしょうか。
鏡で、横顔を見たいと、横目で見ても、横顔は見られない。
影は、自分にへばりついていて、振り切って逃げ切れそうな気がするけど、逃げ切れない。
もどかしいまやかしのすがた。
奈良の春日大社にある鏡は、日本を揺るがすような出来事が起こるときには、何かを映し出すんだとか。
さてさて、
鏡よ、鏡よ、鏡さん。テクマクマヤコン、テクマクマヤコン。
みなさん!魔法の力を使って、夜のキャンパスで踊りませんか?
オレンジカフェ「からだトーク/鏡の中の人」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/
(すみません、まだ今回の情報がアップされていません。7月5日にアップ予定。)
日時:2011年7月14日(木)18:30~21:30
場所:大阪大学 豊中キャンパス 大学教育実践センターカフェ周辺(ウェブ内の地図10番周辺)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka.html
ゲスト:佐久間新・玉地雅浩
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
※どなたでも参加できます。
3件目
フェルデンクライス・メソッドの小林三悠さんが企画するワークショップの講師をやります。小林さんはアメリカ留学中に、田中泯さんの提唱する身体気象とも出会い、現在は環境とからだをテーマに活動を行っています。京都五条にある上徳寺の本堂や境内で、ダンスの基礎トレーニング・ワークをしたり、本堂や野外で即興ダンスをしたいと思っています。僕は、22日と24日を担当しています。
身体と環境のワークショップ with 小林三悠・佐久間新
3day集中トレーニング
http://blog.goo.ne.jp/bwlkyoto
日時:A からだ基礎作り 小林三悠、佐久間新 : 7月22日(金)19:00~22:00
B からだ基礎作り 小林三悠 : 7月23日(土)10:00~13:00
C 野外実践ラボ 小林三悠 : 7月23日(土)15:00~18:00
D 野外からだ基礎作り 佐久間新 :7月24日(日)10:00~13:00
E 実践ラボ&振り返り 佐久間新、小林三悠:7月24日(日)15:00~18:00
場所:京都五条 上徳時
京阪清水五条駅より徒歩5分 市営地下鉄烏丸線五条駅より徒歩5分
参加費:9,000円 学生500円割引 1コマ2,500円 (5月1日までに申し込みの場合、500円の早期割あり)
定員:20名
お問い合わせ:身体と環境のワークショップ(担当:小林)
fax (0774)77-8487 e-mail felcafe@mail.goo.ne.jp
4件目
ジャワのガムランセットを持つ浜松楽器博物館が主催する公演です。ガムラン、舞踊、ワヤン(影絵芝居)を2日間に渡って上演します。僕とイウィンさんは、1日目に登場します。演目は、ジョグジャの宮廷舞踊「スリカンディvsビスモ」です。演奏は、西日本のガムラングループの混成チームとジャワの演奏家です。2日目には、ワヤンが上演されます。
ジャワ・ガムランの世界
http://www.gakkihaku.jp/lecture/115-116java-gamelan.html
演奏:ガムランネット・ジャパンウエスト、スマルヨノ、アナント・ウィチャクソノ、ワヒュー・クシスナワティ
舞踊:佐久間ウィヤンタリ、佐久間新
日時:2011年7月23日 14:00~
入場料:おとな2000円 学生1000円(二日通し券は、おとな3000円)
会場:アクトシティ浜松音楽工房ホール
チケット取り扱い:浜松楽器博物館、アクトシティチケットセンター
問い合わせ・チケット予約:浜松楽器博物館(053-451-1128)
主催:浜松楽器博物館
5件目
大阪のディープタウン西成にあるココルームとカマン!メディアセンターが、「カマココまつり」というイベント行いました。3月に大阪市大で共演した釜ヶ崎のおっちゃんのマエダさんとマツイさんに再会できました。この日は、その場で会った人たちをダンスに巻き込んでいきました。商店街を挟むココルームとカマメの前には、通行人の邪魔にならないようにと、パフォーミングを示す養生テープが貼られていました。線の内側と外側で、ダンスのこちらとあちら、わたしとあなたのこちらとあちら、からだとまわりのこちらとあちら、といった境界があやふやになっていく時間でした。
http://www.kama-media.org/japanese/blog/2011/06/post-1167.html
当日は、ほんまなおきさんや映画監督の山崎都世子さんが撮影していましたが、釜ヶ崎でいろいろ映像を撮っている大河原万唆博さんがいち早くyou tubeにアップしてくれたので、どうぞご覧下さい。なぜか、軽快な音楽がかぶせられてポップな雰囲気になっています。
釜カチャーシー
http://youtu.be/rOXC5LWlzsw
またまた、長くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございます。
明日からジャワへ行ってきますが、日本より涼しいんだろうなあ。みなさんもお元気で!
日が経つにつれて、後だしじゃんけんで、原発事故の真相が発表されていきます。それでも、マスコミや企業の多くが、脱原発を言い始めたのは大きな変化ですね。ただ、身の回りにあふれ始めている危険に対しても、鈍感になり始めていることに恐怖を感じます。放射能の影響は、後だしじゃんけんで若い人たちを、未来を、蝕んでいくのでしょう。たゆまず、声を上げ続けていきたいです、カエルのように。
さて、公演・ワークショップや冊子・映像のご案内です。
目次
・「こどもの創造音楽祭」 7月10日 ジョグジャカルタ インドネシア芸術大学 ISI大学院ホール
・「からだトーク/鏡の中の人」 7月14日 大阪 大阪大学 豊中キャンパス
・身体と環境のワークショップ 7月22、23、24日 京都 上徳寺
・ジャワ・ガムランの世界 7月23日 浜松 アクトシティ浜松音楽工房ホール
・カマココまつりの映像紹介
ーコンテンツー
1件目
昨年に続いて、インドネシアのジョグジャカルタで行われている「こどもの創造音楽祭」に出演します。作曲家の野村誠さんと公美子さん夫妻、中川真さん、インドネシア芸術大学のGigihさん、Wellyさんと、ジョグジャの小学校でワークショップを通じた作品制作を行い、フェスティバルで公演をします。また、公演はしませんが、ジョグジャの特別支援学校でもワークショップを行います。
日時:2011年7月10日 9:00~12:00(予定)
会場:インドネシア芸術大学ジョグジャカルタ校大学院ホール Jl. Suryodiningratan
入場:無料
主催:Panitia Festival Musik Kreatif Anak-anak
共催:大阪市立大学
2件目
今回のテーマは「鏡の中の人」。水銀灯が光る夜の大学のキャンパスには、ガラスに映る姿を見ながらひたすらに踊る人たちがいます。鏡には、何が映っているのでしょうか。
ガラスのこちらの人?あるいはあちらの人?自分?あるいは自分を見る自分?
能役者は、仮面をつける前に、鏡の間で仮面と向き合ってから舞台に上がるんだとか。
ジャワ舞踊の名手だったベン・スハルトさんは、白熱灯に照らされる自分の影を見て、稽古をしたんだとか。
鏡と影とは、すこし違うのでしょうか。
鏡で、横顔を見たいと、横目で見ても、横顔は見られない。
影は、自分にへばりついていて、振り切って逃げ切れそうな気がするけど、逃げ切れない。
もどかしいまやかしのすがた。
奈良の春日大社にある鏡は、日本を揺るがすような出来事が起こるときには、何かを映し出すんだとか。
さてさて、
鏡よ、鏡よ、鏡さん。テクマクマヤコン、テクマクマヤコン。
みなさん!魔法の力を使って、夜のキャンパスで踊りませんか?
オレンジカフェ「からだトーク/鏡の中の人」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/
(すみません、まだ今回の情報がアップされていません。7月5日にアップ予定。)
日時:2011年7月14日(木)18:30~21:30
場所:大阪大学 豊中キャンパス 大学教育実践センターカフェ周辺(ウェブ内の地図10番周辺)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka.html
ゲスト:佐久間新・玉地雅浩
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
※どなたでも参加できます。
3件目
フェルデンクライス・メソッドの小林三悠さんが企画するワークショップの講師をやります。小林さんはアメリカ留学中に、田中泯さんの提唱する身体気象とも出会い、現在は環境とからだをテーマに活動を行っています。京都五条にある上徳寺の本堂や境内で、ダンスの基礎トレーニング・ワークをしたり、本堂や野外で即興ダンスをしたいと思っています。僕は、22日と24日を担当しています。
身体と環境のワークショップ with 小林三悠・佐久間新
3day集中トレーニング
http://blog.goo.ne.jp/bwlkyoto
日時:A からだ基礎作り 小林三悠、佐久間新 : 7月22日(金)19:00~22:00
B からだ基礎作り 小林三悠 : 7月23日(土)10:00~13:00
C 野外実践ラボ 小林三悠 : 7月23日(土)15:00~18:00
D 野外からだ基礎作り 佐久間新 :7月24日(日)10:00~13:00
E 実践ラボ&振り返り 佐久間新、小林三悠:7月24日(日)15:00~18:00
場所:京都五条 上徳時
京阪清水五条駅より徒歩5分 市営地下鉄烏丸線五条駅より徒歩5分
参加費:9,000円 学生500円割引 1コマ2,500円 (5月1日までに申し込みの場合、500円の早期割あり)
定員:20名
お問い合わせ:身体と環境のワークショップ(担当:小林)
fax (0774)77-8487 e-mail felcafe@mail.goo.ne.jp
4件目
ジャワのガムランセットを持つ浜松楽器博物館が主催する公演です。ガムラン、舞踊、ワヤン(影絵芝居)を2日間に渡って上演します。僕とイウィンさんは、1日目に登場します。演目は、ジョグジャの宮廷舞踊「スリカンディvsビスモ」です。演奏は、西日本のガムラングループの混成チームとジャワの演奏家です。2日目には、ワヤンが上演されます。
ジャワ・ガムランの世界
http://www.gakkihaku.jp/lecture/115-116java-gamelan.html
演奏:ガムランネット・ジャパンウエスト、スマルヨノ、アナント・ウィチャクソノ、ワヒュー・クシスナワティ
舞踊:佐久間ウィヤンタリ、佐久間新
日時:2011年7月23日 14:00~
入場料:おとな2000円 学生1000円(二日通し券は、おとな3000円)
会場:アクトシティ浜松音楽工房ホール
チケット取り扱い:浜松楽器博物館、アクトシティチケットセンター
問い合わせ・チケット予約:浜松楽器博物館(053-451-1128)
主催:浜松楽器博物館
5件目
大阪のディープタウン西成にあるココルームとカマン!メディアセンターが、「カマココまつり」というイベント行いました。3月に大阪市大で共演した釜ヶ崎のおっちゃんのマエダさんとマツイさんに再会できました。この日は、その場で会った人たちをダンスに巻き込んでいきました。商店街を挟むココルームとカマメの前には、通行人の邪魔にならないようにと、パフォーミングを示す養生テープが貼られていました。線の内側と外側で、ダンスのこちらとあちら、わたしとあなたのこちらとあちら、からだとまわりのこちらとあちら、といった境界があやふやになっていく時間でした。
http://www.kama-media.org/japanese/blog/2011/06/post-1167.html
当日は、ほんまなおきさんや映画監督の山崎都世子さんが撮影していましたが、釜ヶ崎でいろいろ映像を撮っている大河原万唆博さんがいち早くyou tubeにアップしてくれたので、どうぞご覧下さい。なぜか、軽快な音楽がかぶせられてポップな雰囲気になっています。
釜カチャーシー
http://youtu.be/rOXC5LWlzsw
またまた、長くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございます。
明日からジャワへ行ってきますが、日本より涼しいんだろうなあ。みなさんもお元気で!
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