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ケアは即興ダンス
11月30日
本間直樹さんと滋賀県立大学へ。名神を彦根で下りて、琵琶湖のほとりへ。大学のバスロータリーで、ダンスの志賀玲子さん、演劇の岩橋由莉さん、たんぽぽの家の森下静香さんと井尻貴子さんが待っていた。井尻さんの呼びかけでやっている「言語から身振りへ」プロジェクトの集まりで、細馬宏通さんの研究室にやって来たのだ。このプロジェクトは半年ほど前にはじまったんだけど、どんな目的で何を目指すについて、メンバーで意見を戦わせている最中である。僕は、ケアの現場に行ってみたかったので、とりあえず老人ホームへ出かけてダンスワークショップをしたいと手を挙げた。高齢者や障がい者のケアの現場が、もしかしたら即興ダンスと似ているんじゃないか、ケアの人がダンスワークショップを受けたら、なにかいい変化が起きるんじゃないか、というのが今のところ僕が理解しているこのプログラムの意味や価値である。直感だけど。

この日は、僕がしたワークショップの映像をあらかじめ細馬さんが分析をして、それをみんなで見ることになっていた。細馬さんは、元々京大で動物や昆虫の生態観察をしていたんだけど、最近は人間も観察しているそう。10数人の車座になったおばあさんに僕がひとりずつダンスで絡んでいくシーンから、2、3分の2ヶ所のシーンが選ばれていた。どちらのシーンもよく覚えている。ひとつ目は、ややもの静かで控えめなおばあさんとのダンス。ふたつ目は、ものすごく表情豊かで積極的なおばあさんとのダンス。ふたつのシーンに関して、細馬さんから解説があった。スローで再生したり、とても細かな観察である。僕自身が気づかなかったこともあるし、逆に映像には映りにくいこともある。呼吸やほんのわずかな目の表情など。それでも、なにが起こるか分からない、ときに微細であり、またときにダイナミックな即興のダンスや表現を、こうやって映像で何度も見て振り返るのは、とてもおもしろくて、たくさんの発見がある。

細馬さんは、授業では、「きらきらアフロ」という笑福亭鶴瓶と松島尚美の即興トークも分析しているとのことで、その一部も見せてもらった。そういえば、「さあトーマス」という障がいある人との舞台作品をしていた頃、僕は鶴瓶さんをゲストに呼びたいとしきりに言っていたのだ。このプロジェクトは、現在進行中であり、次回の集まりは12月21日である。

12月1日
早朝から肉体系バイトがあり、夕方その足で本間直樹さんと西村ユミさんを阪大でひろって、堺にある老人ケア施設「祥の郷」へ。これは、大阪大学コミュニケーションデザインセンターの西川勝さんのプロジェクト。こっちは、もう少しおおらかで、しばらくは佐久間さんの好きにやっといてくださいって感じ。一緒に行っているのは、他に理学療法の玉地雅浩さん、そして西川勝さんご本人、それから井尻貴子さんも見学にやって来た。

玉地さんが「身体をねじる、ひねってみる」というテーマでワークショップを始めた。ペアになって、お互いの足の裏や指をほぐす。ほぐしてもらった足で歩いてみると、歩き心地が全然違う。足の接地面積がとても広くなるのだ。そこから思いついて、すこしダンスへと誘ってみた。気づいたらダンスになっている、というのが面白い。

本間直樹さんが、例のごとく無編集のまま10分間を切り取ってyou tubeにアップしてくれている。

Clap Your Feet !


DANCE FLOOR


祥の郷のスタッフはみんなとてもおもしろい。なかでも兄貴分の細川鉄平さんはユニークで、西川さんと本を出したり、映画にも出ているらしい。ブログに、この時のダンスワークショップの様子や本と映画についても書かれているので、ぜひご覧下さい。
http://ameblo.jp/syounosato/
(佐久間新)
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