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Gamelan Marga Sari -Blog-

*ガムラン マルガサリ*のメンバーによるブログです.
ウロコ通信 95 書きました
窓から見える梅の木を見に行くと,濃いピンクのインクを滲ませたような蕾がびっしりとついています。ほころんだ花の真ん中には白いおしべがたくさん。今年はもう咲かないのかな、と思っていた苔をびっしり生やした老木の方にも白い小さな蕾がつきはじめています。春ですが,今日はちょっと冷えますね。まだもうしばらく灯油ストーブが欠かせません。

さて、公演情報と今回は出版物の情報です。

1件目。
来年度,神戸にあるC.A.Pで、船場アートカフェでやっている「ピクニック・プロジェクト」、たんぽぽの家の伊藤愛子さんや岡部太郎さんと展開中の「あたらしいダンス」、マルガサリでやっている音楽とダンスの一体化作品「SANZUI」、I-Picnicのフォーラムと上映会なんかが出来ないかと考えています。それに向けての作戦会議とI-Picnic作品のミニ上映会を行います。

evening art party
「もっともっともっとダンスを!」
いつでも、どこでも、だれとでも踊るジャワ舞踊家の佐久間新が、C.A.Pで何かを始めたいそうだ。
今回は、野外で即興するアジアのユニット「I-Picnic」の映像を見た後、即興・野外・音とからだをテーマにみんなで作戦会議します。
もっと、みんなで踊ろう!

2010年3月20日(土)18:00?21:00
話者:佐久間新(ジャワ舞踊家)/高岡伸一(船場アートカフェ)/岡部太郎(たんぽぽの家)
参加費¥1,000(1ドリンク付)
場所:神戸のC.A.P Studio Y-3
http://www.cap-kobe.com/studio_y3/2010/03/02124629.html

2件目。
2004年に、マルガサリとたんぽぽの家が恊働して、「さあトーマス」という作品を制作しました。大阪,東京など各地で公演を行いました。障がいある人たちとの出会いによって,僕のダンスは大きな力を得ました。この制作は,明治安田生命がしているエイブルアート・オンステージという助成事業の一環で行われました,僕たちは,その第1期だったのですが、その後、第5期まで続けられ,全国各地のアート関係のグループが,障がいある人の持つアートの力と共同作業を行いました。その過程で、どのグループも大いなる困難と刺激にぶちあたったようです。この本は、その軌跡/奇跡の結晶です。マルガサリからは、中川真さんと本間直樹さんが寄稿しています。僕も,コメントを少し書いていますし、なかなかいい写真も掲載されています。ぜひ、お手に取ってください。

「生きるための試行 エイブル・アートの実験」
 B5判変型/160頁/1,800円+税
「エイブルアート・オンステージ」を再検証し、境界のないインクルーシブ(多様性を包摂する)な未来世界を描く。
フィルムアート社
執筆者:
平田オリザ(演出家)、大友良英(ミュージシャン)、 雨宮 処凛(エッセイスト)、 近藤良平(ダンサー)、 岩下徹(舞踏家)、 野村誠(音楽家)、 宮沢章夫(演出家、文筆家)ほか

アマゾンでも買えます!
http://www.amazon.co.jp/生きるための試行-エイブル・アートの実験-エイブル・アート・ジャパン/dp/4845910446/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1267838082&sr=8-1

花もからだもほころぶ季節,ぜひ一緒にからだを動かしましょう。
(佐久間新)
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