Gamelan Marga Sari -Blog-

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湯気ダンス,影ダンス
1月21日
10時,近鉄喜志駅。ISIのヘルサパンディさんたちと待ち合わせ。だが、来ない。電車を乗り過ごしたそう。リハがあるので,先に大阪芸大へ。ピアノの加納さん、ガムランの長田さん,バレエの松島さんと最終リハ。段々いい感じになってきた。ヘルサパンディさんたちもなんとか自力で到着。

13時20分、3号ホールでコンサート開始。出番は,14時30分。ピアノとボナンがテーマの旋律で呼び掛け合う部分から始まる。ピアノがひとりで走り始めると、バレエダンサーが登場。さらにピアノが挑発的に鳴り響くと,僕が扮する鬼がゆっくりゆっくりはらりはらりとあらわれる。ビシビシと雷鳴,太鼓とピアノが勢いよく走り始め、追いかけ合う。バレエダンサーと鬼も走り回り、追いかけ合う。しずかなゆっくりとした時間が流れる始まると、ピアノもガムランも,バレエも鬼も,すべてが混じり合いそうになる。と、鐘が打ち鳴らされる,混じり合いは巻き戻され,それぞれの方向へ伸び始める。音になって,気持ちよく,踊れた。ISIの先生たちも楽しんでくれたようだ。七ツ矢先生、退官おめでとうございます。すぐに着替えて,アートセントーへ。

16時,天神橋筋7丁目近くの元銭湯のアートセントーを発見。みたところ銭湯そのもの。一緒にパフォーマンスをする小島剛さんがすでにラップトップとスピーカーをセッティングしている。軽く打ち合わせ。僕は,銭湯のあちこちを探検。あこがれの番台にも座ってみる。古い木製で、馬蹄形の手すりの内側には引き出しがあって,いろいろ入っている。そろばんとか,押しピンとか、もちろんシャンプーや石けんも。番台前の男湯と女湯の境界は、なんだか見えないバリアがあるようだ。近づいていくと,からだにビリビリと電波が走る。銭湯の磁場。もちろん、今は女湯も入りたい放題。入ってしまえば,おんなじ構造なので,ドキドキ感は無い。小さなタイル,転がる洗面器,脱衣場の床の竹製ござ、天井のファン,映画館の張り紙、非常ベル、遊べるものがたくさん。

17時すぎ、パフォーマンス開始、観客は30名ほど。観客というか,立会人というか、参加者。みんなで銭湯を探索するゆるい場面から始める。途中で,参加者の集中が途切れ,バラバラな感じになってきたので,ちょっとがんばってみんなを引きつける。参加者にも絡んでいくと,思いのほか,ノリノリである。服を脱ぎだす人や,僕とくんずほぐれつで脱衣場でダンスする人があらわれる。ツツミさんといったか、この方はすごかった。終了後,僕の中には踊りたい衝動が隠れているのかもしれないと告白してくれた。即興パフォーマンスは45分くらい続いた。その後,フォーラム。18時30分に抜け出す。この日は、もう一本、奈良でワークショップ。

19時30分、たんぽぽの家到着。月2回の定期ワークショップ。まずは,台湾のウーロン茶とおいしいラスクでなごみながらおしゃべり。影と水を使って,からだのワークショップ。影と影とが近くづくと,影どうしが引っ付くのと,水面に指を近づけていくと最後に水が吸い付いてくるのを,楽しみながらからだを動かしてみる。後半は,本間直樹さんのガムランワークショップ。僕は,床暖房の上でうつらうつら。22時30分終了。またまた、DVD入りのかばんの忘れ物をしたので,アートセントーへ寄って,中川真さんに会って,阪急淡路駅まで送ってから帰宅。ふ?、長い一日。

1月22日
17時30分、阪大のオレンジショップに到着。西村ユミさんが掃除機をかけてくれている。DVDのセッティング,ご飯のセッティングなどなど。18時過ぎから、I-Picnicの映像「Bukit Pnjong(ポンジョンの丘)」を流す。参加者が集まってくる。18時30分,ワークショップ開始、タイトルは「湯気ダンス」。まずは、自己紹介。阪大の工学部の学生がふたり,脳神経の専門家,理学療法士,ダンス大好きの大学職員,人類学者,看護学の専門家、臨床哲学者、看護学と現象学の専門家などなど。ジャワ舞踊の話から始める。ジャワ舞踊のコンセプトは、Banyu Mili(水が流れる)。僕のワークショップは、進行も即興。まずはごろんと寝転がって、水のようにリラックスしてみる。理学療法士の玉地さんがいたので,寝転がっている人を指1本で、寝返りするように1回転させるの見せてもらう。僕も、自分のワークショップでもやることがあるが、うまくリラックスした人だと,人差し指やかかとやこめかみなどをつんつんとつついていくと,からだ全体が動き始め,1回転するのだ。

そうこうしていると、炊飯器から湯気が出始めた。湯気を愛でる。今日の主役は湯気なのだ。湯気と煙の違い,僕がなぜ湯気に引かれるか、などを話していると,ご飯が炊けた。ふたを開ける儀式,ほあ?と湯気が立ち上る。そして、混ぜる、ますます湯気が出る。しばし、湯気を触ったり,湯気と踊ったり。お皿にとって,動いたり,ご飯を指につけてみたり。勝手に動くんじゃなくて,湯気に踊ってもらうのがみそ。みんな一心不乱に湯気と遊んでいる。西村さんが持ってきてくれたお惣菜や海苔でご飯を食べる。うまい!湯気を見るために,照明をあてていたんだけど,きれいな影が出来ていたので,そこから影遊びに。みんな完全に踊るモードに入っている。湯気ダンス、そして影ダンス。語って、踊って,食べて、を3回戦まで行った。

最後に,I-PicnicのDVDを見た。「STAMPOK PARK」、「BY THE DANUBE」、「Impro-Garden」。そこにいる人,もの,環境,時間を感じての即興。上映後も,参加してくれたメンバーの話はなかなか尽きなかった。4時間近いワークショップになった。
(佐久間新)

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