5月29日
ブナを保育所へ送って、東京へ出発。13時前にお茶の水駅着。駅前のコインロッカーでゴソゴソやっていると、「あれっ、佐久間さん?」。うわっ、なんでこんなところで声をかけられるんだ。
ジャワ舞踊家の針生すぐりさんだった。近くにご主人の事務所があり、通りかかったそうだ。「明日イベントあるんですよね。チラシは見たんだけど、子供がいて・・・。」少し立ち話をした。赤いすてきな長靴を履いていた。そう、この日は雨だったのだ。
しばらくすると、手塚夏子さんと黄色いかっぱを着たキリン君がやってきた。少し遅れて、夫の大澤寅雄さんも登場。お父さんはトラ。近くの楽器屋でウクレレを物色していたとか。中村伸さんも現れた。あとひとり。オーストラリア人作曲家のコットロイさんがまだ来ない。
15分ほど遅れて到着。僕以外は初対面なので、自己紹介をすませて、さあ!東京ピクニックへ出発。今回は、中村伸さんが案内役。春までNHK出版につとめていて、NHK教育「知るを楽しむ」の番組作りもされていた。とても心強い。
千代田線に乗って根津駅へ向かった。まずはご飯ということで、ブラジル料理のランチがあるお店へ。しかし、残念ながらランチは終了。しかたなく、駅の方へ引き返し、定食屋さんへ。ベジタリアンのコットロイさんにも特別メニューを作ってくれるいいお店だった。僕は、ブリの焼き魚定食。
この日の夜にノビルさんから送られてきたメールによると、ピクニックのルートは以下の通り。
定食フレンディ(根津2‐18)
→玉林寺(谷中1‐4)
→妙行寺(谷中1‐7)
→自性院(谷中6‐2)
→台東初音幼稚園(谷中5‐2)
→安立寺(谷中5‐3)
→岡倉天心公園(谷中5‐7)
→アネックス勝太郎旅館(谷中3‐8)=よみせ通り
→やなか銀座商店街
→夕焼け段々
→日暮里駅
根津駅あるいは最初のレストランと、日暮里駅あるいは夕焼け段々は、決まっていたけど、後のルートはみんなで気ままに決めたルートだ。
コットロイさんの写真をいくつか





この金属製の段差に置くのん、なんて呼ぶんだろう。今回のヒット。これも坂。ミニチュアの坂、ヘビデューティな坂。よく見ると雨がたまっている。坂なのが分かる。今回、雨が降ったり止んだりだった。水があると見える風景がある。
最後のんには、文章が書かれている。読めますか?ポツリポツリとローマ字を追いながら、段々と聞き覚えのあるフレーズになっていく。そして、最後は・・・。
僕とノビルさんと寅雄さんが、横並びになって、読んでいる様子が、コットロイさんには、音楽に聞こえたそう。

これは、水に濡れたコンクリートのよう壁。なんだか模様になっている。歩きながら子供が手でこすったのか、なんなのか。繊細な絵画であり、楽譜でもある。

これは、地面に記された記号。ガスや水や電気やいろんなものが地中には流れている。それを、各専門の人が各自の色で記したもの。共同作品。インスタレーションであり、舞踊譜である。見えないものを感知しながら、思いを巡らせながら舞う。

そして最後は、夕焼けだんだん。
坂を味わってゆっくり上ったり、転がったり。寅雄さんのブログには奇行する佐久間さん、と書かれたが・・・。
この日のピクニックの終点。
夕焼けだんだんから日暮里駅へ向かう。途中で、空気の壁があった。ここから先は、ゲンダイのトウキョウですよ、と線が引いてあった。
夢のようなピクニック。
こんな本もある。
「谷中 花と墓地」エドワード・G・サイデンステッカー著みすず書房
http://www.msz.co.jp/book/detail/07391.html
アートマネージメントの大澤寅雄さんのブログにも、ピクニックについての記事がある。ちょっと下の方へ下がって!
http://http://toraodoc.blogspot.com
<告知>
6月21日(日)に、大阪本町の船場アートカフェで、19時30分から21時まで、「大阪
ピクニック」作戦会議をします。興味ある方は、ご一報ください。無料です。
ブナを保育所へ送って、東京へ出発。13時前にお茶の水駅着。駅前のコインロッカーでゴソゴソやっていると、「あれっ、佐久間さん?」。うわっ、なんでこんなところで声をかけられるんだ。
ジャワ舞踊家の針生すぐりさんだった。近くにご主人の事務所があり、通りかかったそうだ。「明日イベントあるんですよね。チラシは見たんだけど、子供がいて・・・。」少し立ち話をした。赤いすてきな長靴を履いていた。そう、この日は雨だったのだ。
しばらくすると、手塚夏子さんと黄色いかっぱを着たキリン君がやってきた。少し遅れて、夫の大澤寅雄さんも登場。お父さんはトラ。近くの楽器屋でウクレレを物色していたとか。中村伸さんも現れた。あとひとり。オーストラリア人作曲家のコットロイさんがまだ来ない。
15分ほど遅れて到着。僕以外は初対面なので、自己紹介をすませて、さあ!東京ピクニックへ出発。今回は、中村伸さんが案内役。春までNHK出版につとめていて、NHK教育「知るを楽しむ」の番組作りもされていた。とても心強い。
千代田線に乗って根津駅へ向かった。まずはご飯ということで、ブラジル料理のランチがあるお店へ。しかし、残念ながらランチは終了。しかたなく、駅の方へ引き返し、定食屋さんへ。ベジタリアンのコットロイさんにも特別メニューを作ってくれるいいお店だった。僕は、ブリの焼き魚定食。
この日の夜にノビルさんから送られてきたメールによると、ピクニックのルートは以下の通り。
定食フレンディ(根津2‐18)
→玉林寺(谷中1‐4)
→妙行寺(谷中1‐7)
→自性院(谷中6‐2)
→台東初音幼稚園(谷中5‐2)
→安立寺(谷中5‐3)
→岡倉天心公園(谷中5‐7)
→アネックス勝太郎旅館(谷中3‐8)=よみせ通り
→やなか銀座商店街
→夕焼け段々
→日暮里駅
根津駅あるいは最初のレストランと、日暮里駅あるいは夕焼け段々は、決まっていたけど、後のルートはみんなで気ままに決めたルートだ。
コットロイさんの写真をいくつか





この金属製の段差に置くのん、なんて呼ぶんだろう。今回のヒット。これも坂。ミニチュアの坂、ヘビデューティな坂。よく見ると雨がたまっている。坂なのが分かる。今回、雨が降ったり止んだりだった。水があると見える風景がある。
最後のんには、文章が書かれている。読めますか?ポツリポツリとローマ字を追いながら、段々と聞き覚えのあるフレーズになっていく。そして、最後は・・・。
僕とノビルさんと寅雄さんが、横並びになって、読んでいる様子が、コットロイさんには、音楽に聞こえたそう。

これは、水に濡れたコンクリートのよう壁。なんだか模様になっている。歩きながら子供が手でこすったのか、なんなのか。繊細な絵画であり、楽譜でもある。

これは、地面に記された記号。ガスや水や電気やいろんなものが地中には流れている。それを、各専門の人が各自の色で記したもの。共同作品。インスタレーションであり、舞踊譜である。見えないものを感知しながら、思いを巡らせながら舞う。

そして最後は、夕焼けだんだん。
坂を味わってゆっくり上ったり、転がったり。寅雄さんのブログには奇行する佐久間さん、と書かれたが・・・。
この日のピクニックの終点。
夕焼けだんだんから日暮里駅へ向かう。途中で、空気の壁があった。ここから先は、ゲンダイのトウキョウですよ、と線が引いてあった。
夢のようなピクニック。
こんな本もある。
「谷中 花と墓地」エドワード・G・サイデンステッカー著みすず書房
http://www.msz.co.jp/book/detail/07391.html
アートマネージメントの大澤寅雄さんのブログにも、ピクニックについての記事がある。ちょっと下の方へ下がって!
http://http://toraodoc.blogspot.com
<告知>
6月21日(日)に、大阪本町の船場アートカフェで、19時30分から21時まで、「大阪
ピクニック」作戦会議をします。興味ある方は、ご一報ください。無料です。
(佐久間新)
スポンサーサイト
| HOME |