Gamelan Marga Sari -Blog-

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陽の当たる場所に
小学校の頃、少年野球でショートをやっていたオサムの家は団地の5階にあり、猫と僕らのたまり場だった。夏に遊びに行くと、和歌山出身で釣り好きのおっちゃんが、「お前ら、暑苦しい。」と言って、僕らを風呂場で強制的に水浴びさせた。オサムの姉さんのスミちゃんは、僕らより2,3歳年上の、ショートカットで勝ち気な美人だった。僕とはとても気が合い、少女漫画やキヨシローを教えてくれた。

中学へ行っても、高校へ行っても、カッコいい、僕が気になる女の子はみんなキヨシローが好きだった。僕ももちろんあこがれた。内ポケットにラジオはなかったけれど、僕は学校の屋上に上がるのが好きだった。高校の頃、美術の授業なんかはよくさぼって屋上へ上がった。秘密の階段のルートもあったが、雨樋を伝って上がるちょっと危険なルートもあった。今考えると危ないが、小学校の頃から、雨樋を伝って上がるのに慣れていた僕にはへっちゃらだった。そのおかげか、今でも雨樋掃除を頼まれる。

ロックっていうのは、生き方なんだって言うのを教えてくれた。

訃報のあった日、23年ぶりに高校3年の同窓会をしていた。卒業以来始めて見る顔もあった。みんな面影を残しつつ、それぞれの23年が降り積もっていた。担任の先生は80歳になり、僕らはやっと先生の半分の歳になっていた。
(佐久間新)

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