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「ngeng」について再び
ng ではじまる単語がジャワ語にはあります。
喉の奥、のどちんこの辺りが狭まって、ネチャッとくっつく感じ。その形を作った後、母音の喉の形をして、ゆっくりと息を吐き出して発音する。上あごや頭蓋骨まで響くような感じです。

ng でおわる単語もたくさんあります。ガムランの楽器の名前の多くがそうです。
gong, bonang, kenong, kempyang, suling, gambang,

日本人が普通に、あんパン、おっさん、知らんかったん?とか言うと、
ampang, ossang, sirang kattang,

て聞こえます。イウィンさんはそうやって日本語を書き取っていました。香港は、ホンコンですが、Hong Kongと綴りますよね。普通に言えば、ng 終わりになるんですよね。これは、リラックスして、口を開いて、舌が宙ぶらりんの状態です。音が響いて残る感じ。音が響いて残るので、楽器の名前になっているんでしょうね。

同じ「ン」でも、
n でおわる単語の発音は違います。
makan(食べる), ikan(魚), durian(ドリアン), asin(塩辛い)
これは、日本語で普通に「パンダ」と言う時に、「ダ」の直前の口の形で止める感じです。感じとしては、「パンダ」と3回言って、3回目に「パンダ」というつもりで止める。「パンダ、パンダ、パン(ダ)」。舌が上前歯の手前の辺りに止まる。口腔が舌にふたされて、それで音が響かない。

なので、「ngeng」は、喉の奥から口腔全体、頭蓋骨まで響かせる音です。実際に、声を出し合って、みんなでチューニングを合わせたのかも知れません。「ngeng」の説明をする時に、何人かのジャワ人は、tuned in という言葉を使いました。そう考えると、声明やホーメイなんかとも共通点が出てきそうです。
(佐久間新)

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