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キーワードは、「ngeng」
ガムランエイドプロジェクトのツアーでジャワへ行って来た。ジョグジャへ着いた翌日、朝から震災被害を受けた村を2カ所訪問し、ジャワ舞踊を踊ったり、即興舞踊をしたりした。夜は、バゴン・クスディアルジョ舞踊学校で行われている舞踊コンテストを見学し、その後で、現地のカウンターグループであるフォーラム7とミーティングを行った。音楽家のジャドゥッ・フェリアントさんから私たちの活動のキーワード案が出された。ジャワ語の「ngeng」という言葉である。鼻にかけて、「グン」という感じ。なかなか発音しにくく、直訳しにくい言葉であるが、ジャワの音楽家の間ではしばしば使われる用語とのことだった。僕にとっても聞き慣れない言葉だったので、何人かの人に「ngeng」ついて聞いてみた。

「ngeng」とは、空っぽであり、かつ、詰まっている状態。アイデアが無いようでもあり、かつ、満ちているようでもある状態。バリ人が言う、「taksu」と共通するという。「taksu」とは、意識と無意識、良い心と悪い心、合理性と直感、など明確に区別することができないものを含み込んだ創造する力のこと、あるいは、その領域にある純粋な創造性の周波数に、波長が合っている、ということであった。

 時刻は午前0時を大きくまわり、オフィスにいるメンバーの多数は疲労しきっていたが、僕の頭はますます覚醒していた。ジャワ舞踊を踊っている時、僕はラジオのような受信機になっている気がするのだ。自分から発するのではなく、ある波に同調して、それにからだを沿わせていく時もあるし、あるいは、その波が自分のからだを突き動かすこともある。そんなイメージを持っていたので、「ngeng」という言葉を聞いて、頭が興奮していたのだ。
(佐久間新)
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