Gamelan Marga Sari -Blog-

*ガムラン マルガサリ*のメンバーによるブログです.
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ラジオ電波と海岸線
11月の公演情報です。

ひとつめ
野村クンとは、碧水ホールで9月に即興パフォーマンスをし、イギリスとオーストリアで一緒に過ごし、京都へ戻ってきて、再び一緒にできる機会になります。

あいのてさんライブ ゲスト出演
?Iピクニックの野村誠さんが監修した音楽教育番組「あいのて」の出演者と共演します?
http://ainotesan.kenkenpa.net/ai-note/schedule.html

11月14日(水) 19時オープン 20時スタート
チケット:前売り 2000円(ドリンク付き)
場所:etw 京都川端丸太町下ル(京阪丸太町駅すぐ)
http://www.etw.jp/


ふたつめ
僕の舞踊教室でジャワ舞踊を始め、ジャワへ2年間留学して帰ってきた川原和世さんがホストになって、ゲストとして迎えてくれます。古典舞踊を踊ります。ジャワ舞踊家同士のディープな対談もお楽しみに!神戸のアート・スペースCAP HOUSEのイベントです。もうすぐ大改装が迫っており、今の形でのイベントは残りわずかです。

CAPARTY Vol.28 welcome to CAP HOUSE
「リビングルーム」 ● 2007年10月12日(金)?11月18日(日) 毎週末の金土日開催の最終日です。 

ジャワ舞踊、はてはてふむぅ?・・・舞踊鑑賞・解説・ワークショップ

?ジャワ舞踊家の川原和世さんがホストとして迎えてくれます。ジャワ古典舞踊を踊ります?

11月18日(日) 14:00?16:00
チケット:前売り900円 当日1,000円 (ジャワティとお菓子付き)
場所:CAP HOUSE (神戸三宮及び元町から徒歩でも行けます。北野異人館近くです。)
http://cap-kobe.com/house/info/livingroom/index.htm

京都も神戸も散策するにはいい時期です。是非お越し下さい。


さて、旅日記の続きを書こう。
IMG_0645.jpg

10月3日水曜日
7時30分、ホテルの朝食。前にも書いたが充実の朝食である。白いシャツに黒いパンツをはいた女性がきびきびと給仕をしてくれる。他のテーブルは全員白人だ。大きな植物図鑑を広げる女性グループがいたり、サイクリングウェアに身を包んだ熟年カップルもいる。しばらくすると、スボウォさんがやってきた。彼もハムなんかいっぱい取って、食べている。朝食後、部屋に戻って洗濯、ストレッチ。9時15分に、ASO養護学校へ出発。近いのだが、スタッフのシュテファンがルノーの大きなバンで迎えに来てくれる。

9時30分からワークショップ開始。Iピクニックメンバーはそれぞれ相手が定まってきた。僕は、昨日遊んだP君、T君、F君の3人を相手にすることになった。3人組は僕がプレイルームに入ると、待っていましたとばかりに近寄ってきた。今日はなるべくガムランで遊ぼうと、あの手この手で誘いかけた。少し興味はあるようだが、長くは続かない。すると次第に倉庫から遊具を出し始めた。特に活発なのはT君だ。P君はT君に追随し、F君はもう少しフリーに動いた。T君は機嫌良く遊んでいるかと思えば、急に怒り出したり、顔にビンタしてきたりした。何か僕を試そうとしているのだろうか。耳をつねったり、唾を吐きかけてきたり・・・、かと思うと急にキスをしてきたり。こちらから暴力はダメだと注意もしたが、できる限り彼の好きなようにさせてみた。耳は腫れて血が滲み、頬は熱くほてった。なんだか彼の表情を見ていると切ない感じがした。愛されたいと思っているのだろうか。まだよく分からない。聞けば、家庭環境にもいろいろと問題があるとのことだ。それでも時間の最後の方で、少しコミュニケーションが取れるようになってきた感じもした。

11時、BORG高校へ移動する。こちらは順調に進んでいる。僕が踊りながら指揮をする場面も出来はじめた。段々と高校生達の個性が見え始めた。ドラムを担当するF君はブロンドの男前で、リーダーシップを発揮した。ベースの男の子は茶髪のウェーブのロン毛で、いかにもベーシストって風情でクールにやや斜に構えた感じ、アコギの女の子と仲睦まじくしている。トランペットの男の子は黒髪に黒目がちで気が弱そうだが、音はいい音を出している。トロンボーンの女の子は良く気が付き、僕らのわかりにくい提案をクラスのみんなに翻訳してくれた。講堂の客席では、赤毛のパーマ頭に四角い眼鏡をした音楽の女性教師がにこやかにその様子を見ている。

12時30分、高校の学食で昼食。牛肉の入ったハヤシライス、アップルパイのホットカスタードクリームがけ。食後は、職員室へ行ってコーヒー。音楽の先生はジャズボーカルをやっていることが分かった。どうりでさばけた感じがするわけだ。13時30分から15時まで、ワークショップを続けた。

インターネットをしに事務局へ出かけ、17時15分、スタジオFunk und Kusteへ向かった。ラジオ電波と海岸線という意味のこのスタジオは石畳の道に面している。車1台通れる幅の両側には古い家並みが続いていた。玄関前に佇んでいると、遠くからコッ、ツク、コッ、ツク、コッ、ツクツク、と音が聞こえてきた。人形のようにかわいい20代の二人の女の子が石を鳴らし、歌いながらやって来たのだ。メンバーが集まると、みんなでIピクニックのDVDを見た。みんな興味深げにズーラシアの音楽などを見て、感想を言いあった。その後、スボウォさんの口ガムランを復習した。口ガムランは、バリ島のケチャッが有名だが、ジャワ島にもジュンブルンと呼ばれるものがある。しかし、スボウォさんのはちょっと変わっている。

ポン、ポッ、ポッ、ポッ、ポン!
ポン、ポッ、ポッ、ポッ、ポン!
ポン、ポッ、ポッ、ポッ、ポン!

と大合唱するのだ。とてもガムランには聞こえない。しかし、彼は大まじめに大迫力で、みんなを引っ張っていく。大爆笑である。とにかく、これをきっかけに即興を始めると、1時間以上止まらなくなってしまった。音楽あり、ダンスあり、芝居あり、美術あり、大盛り上がりである。なんだか変わった人たちが良くこんなに集まったものだ、あるいはオーストリアには変わった人が多いのかもしれないと、Iピクニックメンバーで言い合った。

19時30分、ワークショップ終了。スタジオ「ラジオ電波と海岸線」の前の石畳を西へ数十メートル行くと、Klosterstuberlというレストランがあり、そこで夕食を食べることにした。日本へ行ったことがあるという隣席のお客さんが英語でメニューを説明してくれた。鮭のホイル包み焼き、ポテト、生野菜サラダ、白ワインを注文した。Frisch Fische(新鮮な魚 綴りは違うかも?)という看板に偽り無く、鮭がとてもおいしかった。もちろんワインも。

22時、ホテルへ戻る。Iピクニックの日本人メンバーで、今後のことなどを午前2時頃まで話し合った。
(佐久間新)

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