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面がまっぷたつ!
桃太郎公演初日を終えて豊能へ帰宅した。
子供を2階へ運び、車へ戻ったが、あまりに疲れていたので、ドアの前の机(コンパネ製)に寝ころんだ。
虫の音が・・・近くで
蛙の音が・・・遠くで聞こえる。
稲の香りをふくんだ涼しい風が田んぼから吹いてくる。

まどろみながら、今日の桃太郎を反芻する。
戦いの場面。混沌に満ちていた。
とにかく太郎を挑発した。こちらの世界へ来なさいと・・・

挑発が効き過ぎたのか、太郎にきつい一発を食らった。
一瞬くらっと来たが、身体は大丈夫だ。
しかし、グシャッと音がして、面の上部が砕けた。額にめり込んでいる。口元もダメージがあるようだ。
しかし、なんとか顔にひっついている。

結局、5場の最後まで顔に張り付いていた。
袖に入り、面を取り、楽器の上に置くと、まっぷたつに離れた。顔にめり込んでいて、ひっついていたのか?


桃太郎は毎年1場ずつ作っていった。その間、鬼の衣装も少しずつ今のような形になった。3年前、はじめて戦いのシーンを作った時に、ほぼ今のような姿になったのだ。割れたお面もこの時から使うようになった。

それまで、しっくり来なかった鬼の衣装が、この時から自分の身体にフィットしてきた感じがした。この面は、ジャワのものでもバリのものでもない。亡くなった母方の祖父の遺品である。変わり者だった祖父は、面を集めるのも趣味だったようで、この怖い顔の面や、カラス天狗のお面などがあった。

たまたま見つけたお面だったが、不思議と衣装にマッチした。
この衣装になって2年目に、桃太郎の最終場である5場を制作した。制作時に、面の下半分が割れた。面と自分の顔が合わさり不思議な感覚だった。それ以降、面をかぶるのがうまくいくようになった。


そんなこれまでのいろんなことをコンパネ製の台の上で考えた。

まっぷたつになった面で、明日どんな本番を迎えることになるのか・・・
(佐久間新)


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