Gamelan Marga Sari -Blog-

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非筋肉系のダンス
昨日は、京都で教えているジャワ舞踊の教室へ行きました。たまたま、他の方々が休みだったので、Mさんひとりでした。Mさんは、ジャワ舞踊の講座に来られて、半年ぐらいになります。
いつもレッスンは、ストレッチから始め、
次に、足を合わせてまっすぐに立ち、ただガムランのリズムに合わせて、左右に揺れる、
「波 ombak banyu」
の動きをやります。
Mさんは苦戦していて、よくバランスを崩して、「おっとっと・・・」になっています。

昨日はひとりだったので、少しリラックスして、ゆっくりお話をしました。そうすると、
「わたしは筋肉が嫌いで、柔らかいのが好きなんですよ。だから、スゴイ努力して、筋肉がつかないように生きてきたんです。」
「エレベーターやエスカレータには絶対乗って、車で行けるところは絶対車で行く。荷物もなるべく持たない、どうしてもの時は、肩から提げるんです。」
半分冗談めかしてだけど、結構本当みたいです。
それで、彼女の動きを見ていると、なんだか、あることが見えてきました。
「おっとっと」になることは、重要なんだ、と言うことです。正しい姿勢になっていないと、「おっとっと」になるんですよね。しかし、筋肉があると、耐えちゃって、なかなか「おっとっと」にならないんです。Mさんの場合には、すぐに「おっとっと」になるので、よっぽどバランスの取れた場所に身体が来ていないといけない。身体を正しい位置に来ているのを感じるには、筋肉がない方が感じやすいかもしれません。
もちろん、ジャワ舞踊でも、筋肉は使います。特に男性舞踊では。でも、体の表面にある筋肉ではありません。踊っている時に、腕に筋肉の筋が浮いてはいけません。息を「スゥー」と吸いながら、身体を開いていくような感じで、筋肉を使います。ほとんどの動きは、筋肉やそれを繋ぐ筋が突っ張らないように動きます。

こういう感覚はなかなか分かりにくいのですが、Mさんは、
「分かります。わたし筋肉無いので、すごく分かります。」
と言ってくれた。ある意味、すごくラジカルな身体と言えるのかもしれません。

非筋肉系のダンスの誕生です。


ジャワ舞踊には、筋肉から解き放たれた「ゆるゆる」した部分と、身体の細部に至るまで気を張り巡らせた「ピリピリ」した部分とが同時に存在します。

筋肉や筋が突っ張らないようにして、骨が下から順番に並んでいるのを感じて立って、傾いた時にかかる重力を感じて、身体を内側の筋肉でやさしく支えながら、なめらかに動いていく。そんな感じで踊られれば最高!
(佐久間新)
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