今朝は、雨上がりの快晴。風にキンモクセイが練り込まれていました。ぶら下がった鎖のような稜線の向こうから日が射してきました。三角の木の輪郭にびっしりとついた雨粒が浮かび上がっています。やって来たのではない、そこから立ち上がった靄が流れて行きます。足下では、褪せはじめた彼岸花が紅白のストライプになっていました。
さて、公演・ワークショップのご案内です。
目次
・アジア・アフリカ・ラテンアメリカ文化フェスティバル 10月8日 大阪 阿倍野市民学習センター
・「からだトーク/ムーン・ウォーク」 10月13日 大阪 大阪大学 豊中キャンパス
・「こころのたねとして2011」 10月14日 大阪 飛田会館
・アートキャンプ in 東吉野村 10月15、16日 奈良 東吉野村ふるさと村
・「お茶の間ケアラーズ」 10月21日 インターネット放送局ケアラーズジャパン
・「境界のカラダ」 10月29、30日
・大阪ピクニック「その後の世界で」 11月4、5、11日 大阪 船場アートカフェ
ーコンテンツー
1件目
アジア・アフリカ・ラテンアメリカ文化フェスティバル
ジャワ古典舞踊を踊ります。ウイグル舞踊、アルパ演奏、ジャンベ演奏、東北民謡もあります。2年前に、インドネシアの元従軍慰安婦の方の通訳をしたのが縁です。その時のこともブログに書いています。
http://margasari01.blog63.fc2.com/blog-entry-336.html
日時:10月8日(土)13:30~16:30
会場:阿倍野市民学習センター講堂
参加費:1500円
主催:大阪府アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会
お問い合わせ:大阪府アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会 tel 06-6768-5360
2件目
「からだトーク/ムーン・ウォーク」
今回のテーマは、「ムーンウォーク」。なぜかというと、満月だから。
ダンスにとって、歩くのは重要なテーマです。
マイケル・ジャクソンの月面歩行は、どうしてこんなに人を引きつけるのか。
宝塚歌劇には、どうして大階段があるのか。
能役者は、どうしてすり足で歩くのか。
盆踊りやフォークダンスは、どうしてぐるぐる歩いて回り続けるのか。
ジャワ舞踊家は、どうしてあんなに大変な歩き方をするのか。
ダンサーは、どこへ向かっているんでしょうか。あるいは、立ち去っているのでしょうか。
みなさんと一緒に、月の下で歩いてみたいと思います。
満月に引き寄せられて、重力からすこし自由になれるかもしれません。
当日までに、すこしムーンウォークを練習しておいてくださいね。うううう、嘘です。
オレンジカフェ「からだトーク/ムーンウォーク」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/ver2/2011/000305.php
日時:2011年10月13日(木)18:30~21:30
場所:大阪大学 豊中キャンパス 大学教育実践センターカフェ周辺(ウェブ内の地図10番周辺)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka.html
ゲスト:佐久間新・玉地雅浩
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
※どなたでも参加できます。
3件目
「こころのたねとして2011」
釜ヶ崎、飛田、山王に暮らす人、足を運ぶひとたちの人生について聞き取りをして、詩を創作し、それを作者の声で朗読する会です。なんと、谷川俊太郎さんも創作し、朗読します。谷川さんは、3月に僕と一緒に大阪市大で踊ったマサオさんの聞き取りをし、すでに詩の創作をすませています、さすがプロ。僕はといえば、苦戦中でしたが、なんとか詩のしっぽが見えてきたところです。「OCA!シンポジウム&全国アートNPOフォーラム in 大阪」のプログラムの一環で行われます。
http://arts-npo.org/anf2011_osaka.html
OCA!シンポジウム
日時:10月14日(金)13:00~16:15
会場:飛田会館 大阪市西成区山王3-1-13 tel 080-2444-6322(当日)
参加費:1,000円(経済的にしんどい方は無料でけっこうです)要申し込み
詩の朗読:谷川俊太郎、SHINGO☆西成、佐久間新、岩淵拓郎、岩橋由莉、kit garchow、上田假奈代、植田裕子、岡本マサヒロ、地域の人々・こたねワークショップ参加者、ほか
シンポジウム:谷川俊太郎X平田オリザX栗原涁
4件目
アートキャンプ in 東吉野村
障がいある人とアーティストが、泊まりがけで自然の中でアートを楽しみます。申し込みは終了しています。
http://popo.or.jp/info/2011/09/post-58.html
日時:10月15、16日
場所:ふるさと村(奈良県東吉野村大字大豆生739)
参加アーティスト:佐久間新(ジャワ舞踊家)、やぶくみこ(打楽器奏者/作曲家)、川尾朋子(書家)、家成俊勝(建築家)
主催:奈良県
5件目
「境界のカラダ」
3月に続き、マルガサリが「ソーシャル・インクルージョン」をテーマに、大阪市大でイベントを行います。今回は、IKJ(Institut kesenian Jakarta ジャカルタ芸術大学)とコラボレーションします。
日時:10月29日、30日
会場:大阪市立大学 田中記念館ホール、杉本キャンパス中庭
http://p.tl/PDfG
出演:ジャカルタ芸術大学、マルガサリ、小島剛、DANNie De FAZIO、たんぽぽの家アートセンターHANA、ほか
芸術監督:中川真、Melina Surya Dewi
主催:大阪市立大学都市研究プラザ
共催:ジャカルタ芸術大学
後援:在大阪インドネシア共和国総領事館
助成:芸術文化振興基金
お問い合わせ:大阪市立大学都市研究プラザ tel 06-66052070 E-Mail office@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp
http://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/
ワークショップ
日時:10月29日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場:大阪市立大学 田中記念館ホール
講師:ジャカルタ芸術大学、マルガサリ
参加費:無料(事前申し込み不要)
パフォーマンス
日時:10月30日(日)15:00~17:00(開場14:30)
会場:大阪市立大学 田中記念館ホール、杉本キャンパス中庭
参加費:無料
6件目
大阪ピクニック「その後の世界で」
秋です、大阪ピクニックの季節です。今年も船場アートカフェの主催で開催いたします。第4回目のテーマは、「その後の世界で」。2011年3月11日を境に、私たちを取り巻く世界は変わってしまったように思います。このプロジェクトでは、耳を澄まし、鼻腔を開き、産毛を逆立てて、街を感じて、ダンスの種を探してきました。時には、坂を転がり、壁にしみ出す水に頬を寄せ、空き地の砂をなで回したりしてきました。阿倍野の墓地の裏で出会った空のように、都会の中に、不意にあらわれる自然にからだとこころを踊らせてきました。
しかし、目に見えない、放射能が飛び回っている「その後の世界」で、これからは、どうやって街とつきあって、ダンスをはじめたらいいのでしょうか。みなさん!一緒にはじめませんか、生き延びるためのダンスを。
放射能が飛び散っている中で、ピクニックはどうなっていくか?
その辺りが、今回のテーマになります。
・水たまりに入ったり
・マンホールに顔を寄せたり
・思いっきり深呼吸したり
・アスファルトに寝転がったり
といった、ピクニックの醍醐味であり、ダンスの原点が脅かされています。
生きること、表現すること、そのベースとなる環境が脅かされていることを、からだから迫りたいと思っています。
大阪ピクニック04「その後の世界で」ワークショップ
日時:第1日11月4日(金)午後6時30分~午後9時30分
第2日11月5日(土)午後1時~午後5時
第3日11月11日(金)午後6時30分~午後9時30分
場所:船場アートカフェ(注:移転しました。)
定員:各回10名(事前申込制・無料。3回とも参加出来る方優先)
ナビゲーター:佐久間新(舞踊家)
ゲスト:田中みょん(ダンサー)、ほんまなおき(船場カフェ・ディレクター/大阪大学CSCD)
大阪ピクニック:岡部太郎、御中虫、高岡伸一
主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
料金:参加無料(当日先着順受付)
主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
大阪ピクニック:岡部太郎、御中虫、高岡伸一
お問い合わせ:船場アートカフェ tel/fax 06-4308-4900
e-mail art-cafe@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp(船場アートカフェ事務局:高岡宛)
参加される方は、当日までに佐久間宛にメールをいただいても結構です。
<内容予定>
第1日 街を感じるためのからだワークショップ(場所:船場アートカフェ)
初日はからだの感度を上げるワークショップを行います。それから、「その後の世界」で、どうやって街を感じたり、街で遊んだりするのか、大阪ピクニック冊子を参考に、参加者全員でディスカッションします。ピクニックへ出かける場所も考えます。
第2日 街でのピクニック(場所:未定)
2日目は、実際に街へ出かけてみます。ダンサーは、何を感じて街を歩いているのでしょう。街とからだが交信するところに、ダンスの種がうまれるかもしれません。
第3日 感じるからうまれる新しいからだ、新しい街(場所:船場アートカフェ)
最終日は2日目の映像や写真を鑑賞しながら、そこにどんなからだの感覚や街がうまれているか?「その後の世界」と、これからどうやって関わっていくのか。生き延びていくためにどんなダンスを踊るかを、みんなでディスカッションしたいと思います。
またまた、長くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございます。
夏に登った八ヶ岳はとても気持ちがよかったです。山に登るとこどもは成長するようです。自分の安全を自分で守らないといけないからでしょうか。
さて、公演・ワークショップのご案内です。
目次
・アジア・アフリカ・ラテンアメリカ文化フェスティバル 10月8日 大阪 阿倍野市民学習センター
・「からだトーク/ムーン・ウォーク」 10月13日 大阪 大阪大学 豊中キャンパス
・「こころのたねとして2011」 10月14日 大阪 飛田会館
・アートキャンプ in 東吉野村 10月15、16日 奈良 東吉野村ふるさと村
・「お茶の間ケアラーズ」 10月21日 インターネット放送局ケアラーズジャパン
・「境界のカラダ」 10月29、30日
・大阪ピクニック「その後の世界で」 11月4、5、11日 大阪 船場アートカフェ
ーコンテンツー
1件目
アジア・アフリカ・ラテンアメリカ文化フェスティバル
ジャワ古典舞踊を踊ります。ウイグル舞踊、アルパ演奏、ジャンベ演奏、東北民謡もあります。2年前に、インドネシアの元従軍慰安婦の方の通訳をしたのが縁です。その時のこともブログに書いています。
http://margasari01.blog63.fc2.com/blog-entry-336.html
日時:10月8日(土)13:30~16:30
会場:阿倍野市民学習センター講堂
参加費:1500円
主催:大阪府アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会
お問い合わせ:大阪府アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会 tel 06-6768-5360
2件目
「からだトーク/ムーン・ウォーク」
今回のテーマは、「ムーンウォーク」。なぜかというと、満月だから。
ダンスにとって、歩くのは重要なテーマです。
マイケル・ジャクソンの月面歩行は、どうしてこんなに人を引きつけるのか。
宝塚歌劇には、どうして大階段があるのか。
能役者は、どうしてすり足で歩くのか。
盆踊りやフォークダンスは、どうしてぐるぐる歩いて回り続けるのか。
ジャワ舞踊家は、どうしてあんなに大変な歩き方をするのか。
ダンサーは、どこへ向かっているんでしょうか。あるいは、立ち去っているのでしょうか。
みなさんと一緒に、月の下で歩いてみたいと思います。
満月に引き寄せられて、重力からすこし自由になれるかもしれません。
当日までに、すこしムーンウォークを練習しておいてくださいね。うううう、嘘です。
オレンジカフェ「からだトーク/ムーンウォーク」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/ver2/2011/000305.php
日時:2011年10月13日(木)18:30~21:30
場所:大阪大学 豊中キャンパス 大学教育実践センターカフェ周辺(ウェブ内の地図10番周辺)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka.html
ゲスト:佐久間新・玉地雅浩
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
※どなたでも参加できます。
3件目
「こころのたねとして2011」
釜ヶ崎、飛田、山王に暮らす人、足を運ぶひとたちの人生について聞き取りをして、詩を創作し、それを作者の声で朗読する会です。なんと、谷川俊太郎さんも創作し、朗読します。谷川さんは、3月に僕と一緒に大阪市大で踊ったマサオさんの聞き取りをし、すでに詩の創作をすませています、さすがプロ。僕はといえば、苦戦中でしたが、なんとか詩のしっぽが見えてきたところです。「OCA!シンポジウム&全国アートNPOフォーラム in 大阪」のプログラムの一環で行われます。
http://arts-npo.org/anf2011_osaka.html
OCA!シンポジウム
日時:10月14日(金)13:00~16:15
会場:飛田会館 大阪市西成区山王3-1-13 tel 080-2444-6322(当日)
参加費:1,000円(経済的にしんどい方は無料でけっこうです)要申し込み
詩の朗読:谷川俊太郎、SHINGO☆西成、佐久間新、岩淵拓郎、岩橋由莉、kit garchow、上田假奈代、植田裕子、岡本マサヒロ、地域の人々・こたねワークショップ参加者、ほか
シンポジウム:谷川俊太郎X平田オリザX栗原涁
4件目
アートキャンプ in 東吉野村
障がいある人とアーティストが、泊まりがけで自然の中でアートを楽しみます。申し込みは終了しています。
http://popo.or.jp/info/2011/09/post-58.html
日時:10月15、16日
場所:ふるさと村(奈良県東吉野村大字大豆生739)
参加アーティスト:佐久間新(ジャワ舞踊家)、やぶくみこ(打楽器奏者/作曲家)、川尾朋子(書家)、家成俊勝(建築家)
主催:奈良県
5件目
「境界のカラダ」
3月に続き、マルガサリが「ソーシャル・インクルージョン」をテーマに、大阪市大でイベントを行います。今回は、IKJ(Institut kesenian Jakarta ジャカルタ芸術大学)とコラボレーションします。
日時:10月29日、30日
会場:大阪市立大学 田中記念館ホール、杉本キャンパス中庭
http://p.tl/PDfG
出演:ジャカルタ芸術大学、マルガサリ、小島剛、DANNie De FAZIO、たんぽぽの家アートセンターHANA、ほか
芸術監督:中川真、Melina Surya Dewi
主催:大阪市立大学都市研究プラザ
共催:ジャカルタ芸術大学
後援:在大阪インドネシア共和国総領事館
助成:芸術文化振興基金
お問い合わせ:大阪市立大学都市研究プラザ tel 06-66052070 E-Mail office@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp
http://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/
ワークショップ
日時:10月29日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場:大阪市立大学 田中記念館ホール
講師:ジャカルタ芸術大学、マルガサリ
参加費:無料(事前申し込み不要)
パフォーマンス
日時:10月30日(日)15:00~17:00(開場14:30)
会場:大阪市立大学 田中記念館ホール、杉本キャンパス中庭
参加費:無料
6件目
大阪ピクニック「その後の世界で」
秋です、大阪ピクニックの季節です。今年も船場アートカフェの主催で開催いたします。第4回目のテーマは、「その後の世界で」。2011年3月11日を境に、私たちを取り巻く世界は変わってしまったように思います。このプロジェクトでは、耳を澄まし、鼻腔を開き、産毛を逆立てて、街を感じて、ダンスの種を探してきました。時には、坂を転がり、壁にしみ出す水に頬を寄せ、空き地の砂をなで回したりしてきました。阿倍野の墓地の裏で出会った空のように、都会の中に、不意にあらわれる自然にからだとこころを踊らせてきました。
しかし、目に見えない、放射能が飛び回っている「その後の世界」で、これからは、どうやって街とつきあって、ダンスをはじめたらいいのでしょうか。みなさん!一緒にはじめませんか、生き延びるためのダンスを。
放射能が飛び散っている中で、ピクニックはどうなっていくか?
その辺りが、今回のテーマになります。
・水たまりに入ったり
・マンホールに顔を寄せたり
・思いっきり深呼吸したり
・アスファルトに寝転がったり
といった、ピクニックの醍醐味であり、ダンスの原点が脅かされています。
生きること、表現すること、そのベースとなる環境が脅かされていることを、からだから迫りたいと思っています。
大阪ピクニック04「その後の世界で」ワークショップ
日時:第1日11月4日(金)午後6時30分~午後9時30分
第2日11月5日(土)午後1時~午後5時
第3日11月11日(金)午後6時30分~午後9時30分
場所:船場アートカフェ(注:移転しました。)
定員:各回10名(事前申込制・無料。3回とも参加出来る方優先)
ナビゲーター:佐久間新(舞踊家)
ゲスト:田中みょん(ダンサー)、ほんまなおき(船場カフェ・ディレクター/大阪大学CSCD)
大阪ピクニック:岡部太郎、御中虫、高岡伸一
主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
料金:参加無料(当日先着順受付)
主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
大阪ピクニック:岡部太郎、御中虫、高岡伸一
お問い合わせ:船場アートカフェ tel/fax 06-4308-4900
e-mail art-cafe@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp(船場アートカフェ事務局:高岡宛)
参加される方は、当日までに佐久間宛にメールをいただいても結構です。
<内容予定>
第1日 街を感じるためのからだワークショップ(場所:船場アートカフェ)
初日はからだの感度を上げるワークショップを行います。それから、「その後の世界」で、どうやって街を感じたり、街で遊んだりするのか、大阪ピクニック冊子を参考に、参加者全員でディスカッションします。ピクニックへ出かける場所も考えます。
第2日 街でのピクニック(場所:未定)
2日目は、実際に街へ出かけてみます。ダンサーは、何を感じて街を歩いているのでしょう。街とからだが交信するところに、ダンスの種がうまれるかもしれません。
第3日 感じるからうまれる新しいからだ、新しい街(場所:船場アートカフェ)
最終日は2日目の映像や写真を鑑賞しながら、そこにどんなからだの感覚や街がうまれているか?「その後の世界」と、これからどうやって関わっていくのか。生き延びていくためにどんなダンスを踊るかを、みんなでディスカッションしたいと思います。
またまた、長くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございます。
夏に登った八ヶ岳はとても気持ちがよかったです。山に登るとこどもは成長するようです。自分の安全を自分で守らないといけないからでしょうか。
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秋です、大阪ピクニックの季節です。今年も船場アートカフェの主催で開催いたします。第4回目のテーマは、「その後の世界で」。2011年3月11日を境に、私たちを取り巻く世界は変わってしまったように思います。このプロジェクトでは、耳を澄まし、鼻腔を開き、産毛を逆立てて、街を感じて、ダンスの種を探してきました。時には、坂を転がり、壁にしみ出す水に頬を寄せ、空き地の砂をなで回したりしてきました。阿倍野の墓地の裏で出会った空のように、都会の中に、不意にあらわれる自然にからだとこころを踊らせてきました。
しかし、目に見えない、放射能が飛び回っている「その後の世界」で、これからは、どうやって街とつきあって、ダンスをはじめたらいいのでしょうか。みなさん!一緒にはじめませんか、生き延びるためのダンスを。
放射能が飛び散っている中で、ピクニックはどうなっていくか?
その辺りが、今回のテーマになります。
・水たまりに入ったり
・マンホールに顔を寄せたり
・思いっきり深呼吸したり
・アスファルトに寝転がったり
といった、ピクニックの醍醐味であり、ダンスの原点が脅かされています。
生きること、表現すること、そのベースとなる環境が脅かされていることを、からだから迫りたいと思っています。
大阪ピクニック04「その後の世界で」ワークショップ
日時:第1日11月4日(金)午後6時30分~午後9時30分
第2日11月5日(土)午後1時~午後5時
第3日11月11日(金)午後6時30分~午後9時30分
場所:船場アートカフェ(注:移転しました。)
定員:各回10名(事前申込制・無料。3回とも参加出来る方優先)
ナビゲーター:佐久間新(舞踊家)
ゲスト:田中みょん(ダンサー)、ほんまなおき(船場カフェ・ディレクター/大阪大学CSCD)
大阪ピクニック:岡部太郎、御中虫、高岡伸一
主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
料金:参加無料(当日先着順受付)
主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
大阪ピクニック:岡部太郎、御中虫、高岡伸一
お問い合わせ:船場アートカフェ tel/fax 06-4308-4900
e-mail art-cafe@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp(船場アートカフェ事務局:高岡宛)
参加される方は、当日までに佐久間宛にメールをいただいても結構です。
<内容予定>
第1日 街を感じるためのからだワークショップ(場所:船場アートカフェ)
初日はからだの感度を上げるワークショップを行います。それから、「その後の世界」で、どうやって街を感じたり、街で遊んだりするのか、大阪ピクニック冊子を参考に、参加者全員でディスカッションします。ピクニックへ出かける場所も考えます。
第2日 街でのピクニック(場所:未定)
2日目は、実際に街へ出かけてみます。ダンサーは、何を感じて街を歩いているのでしょう。街とからだが交信するところに、ダンスの種がうまれるかもしれません。
第3日 感じるからうまれる新しいからだ、新しい街(場所:船場アートカフェ)
最終日は2日目の映像や写真を鑑賞しながら、そこにどんなからだの感覚や街がうまれているか?「その後の世界」と、これからどうやって関わっていくのか。生き延びていくためにどんなダンスを踊るかを、みんなでディスカッションしたいと思います。
<これまでの大阪ピクニックより>
2011年2月20日 大阪ナイトピクニック (撮影:岡部太郎)動作の都合上スモールサイズでご覧下さい。
http://gallery.me.com/urourota/100034
また、ひとりでピクニックしてきたよ、という方がいれば、ご報告をお持ちしています。写真、映像、文字なんでもOKです。
大阪ピクニック
佐久間新
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