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Gamelan Marga Sari -Blog-

*ガムラン マルガサリ*のメンバーによるブログです.
おすすめピクニック
9月11日
10年目と半年の記念日。すこし息をひそめて東京へ向かう。思いっきり深呼吸する気になれない。東京駅から早稲田に向かう。お昼時だったので、ワヤンののびるさんに電話しておすすめのお店を聞いてみた。目の前の交差点に、日本で初めてカツ丼を出したという三朝庵があったのでそこへ。そのことはすでにつぶやいた。

・・・ ・・・

先週、のびるさんのススメで日本で始めてカツ丼をメニューにしたという早稲田の三朝庵へ。ひとりで食券売り場のそばの席に座ると、おかみさんがすぐ横に腰をかけた。大正7年にカツ丼を初めて出した、嫁いできてもう50年以上ここにいる、息子が50歳を越えてから転職して跡を継いでくれた、(続く)

まともなものを出していたら、お客さんは来てくれる、ダシから作るそば屋は減った、職人さんも減った、うちでは欠けたお椀だけは絶対出さないの、今日は前に神輿が出るよ、お金の神様だから、お兄さん、拝んでいったらいいよ、とおかみさん。もう80歳を少し越えている。(続く)

・・・ ・・・

で、食べていると交差点の向こうから御神輿がやってきた。

・・・ ・・・

交差点で一緒になったカズコさんと境内へ上がると、おじさんたちのふんどしのお尻がいっぱいだった。何台も、何台も、神輿が上がってきた。お賽銭箱の前は、お尻でいっぱいだったので、遠くから念を送っておいたけど、これではご利益はうすいだろうなあ。

・・・ ・・・
 
今回は、7月にジョグジャで一緒だった横田和子さんが呼んでくれたのだ。とある学会で彼女が演奏する馬頭琴に合わせて踊ることに、即興で。最後は参加者も一緒に波なって、モンゴルの子守唄でいい気持ちになった。

早稲田から新宿へ出て、京王線でのびるさんの家へ。遅くまでおしゃべり、その後は、ミキさんも一緒に川の字に。翌朝、ミキさんが仕事へ出かけた後、ふたりで自転車ピクニック、40代男ふたりがママチャリで。ショッピングモールの自転車置き場で空気を入れて、野川の桜並木をどんどんと上がって行った。

ガラス工場、車いすのおばあさんと家族、鴨、古い団地、新しいマンション、おそろしく安いラーメン屋とうどん屋、新日鉄プロレスの練習場、やがて、小高い丘にたどり着いた。泉が湧いているという。関東平野のオアシス。丘を回り込むと風景が一変した。新しい広い道、街路樹、マンション、あたらしいけど懐かしい北大阪のニュータウンの近郊のような景色。

丘を6時の方向から回り込んで12時の方向から針の真ん中へ戻ってくると、小川があらわれて、また景色が一変する。緑の濃い深大寺へと続く道。そば屋がたくさん並んでいる。お参りをしてから、赤い毛氈の上でもりそばを食べた。窓の向こうには、刀のようないろんなサイズと色の棒が壁にかかっていて、おじさんがそばをうっていた。鳴らない風鈴を聞きながら、とことんゆっくりとくつろぐ。で、自転車に乗って再び野川に添って、たまにペダルこぎながらのんびりとのんびりと下った。

友達を訪ねて、お気に入りの散歩コースを一緒に散歩する。これってとても楽しい。次は、誰を訪ねようか。
(佐久間新)
 
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おすすめピクニック
9月11日
10年目と半年の記念日。すこし息をひそめて東京へ向かう。思いっきり深呼吸する気になれない。東京駅から早稲田に向かう。お昼時だったので、ワヤンののびるさんに電話しておすすめのお店を聞いてみた。目の前の交差点に、日本で初めてカツ丼を出したという三朝庵があったのでそこへ。そのことはすでにつぶやいた。

・・・ ・・・

先週、のびるさんのススメで日本で始めてカツ丼をメニューにしたという早稲田の三朝庵へ。ひとりで食券売り場のそばの席に座ると、おかみさんがすぐ横に腰をかけた。大正7年にカツ丼を初めて出した、嫁いできてもう50年以上ここにいる、息子が50歳を越えてから転職して跡を継いでくれた、(続く)

まともなものを出していたら、お客さんは来てくれる、ダシから作るそば屋は減った、職人さんも減った、うちでは欠けたお椀だけは絶対出さないの、今日は前に神輿が出るよ、お金の神様だから、お兄さん、拝んでいったらいいよ、とおかみさん。もう80歳を少し越えている。(続く)

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で、食べていると交差点の向こうから御神輿がやってきた。

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交差点で一緒になったカズコさんと境内へ上がると、おじさんたちのふんどしのお尻がいっぱいだった。何台も、何台も、神輿が上がってきた。お賽銭箱の前は、お尻でいっぱいだったので、遠くから念を送っておいたけど、これではご利益はうすいだろうなあ。

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今回は、7月にジョグジャで一緒だった横田和子さんが呼んでくれたのだ。とある学会で彼女が演奏する馬頭琴に合わせて踊ることに、即興で。最後は参加者も一緒に波なって、モンゴルの子守唄でいい気持ちになった。

早稲田から新宿へ出て、京王線でのびるさんの家へ。遅くまでおしゃべり、その後は、ミキさんも一緒に川の字に。翌朝、ミキさんが仕事へ出かけた後、ふたりで自転車ピクニック、40代男ふたりがママチャリで。ショッピングモールの自転車置き場で空気を入れて、野川の桜並木をどんどんと上がって行った。

ガラス工場、車いすのおばあさんと家族、鴨、古い団地、新しいマンション、おそろしく安いラーメン屋とうどん屋、新日鉄プロレスの練習場、やがて、小高い丘にたどり着いた。泉が湧いているという。関東平野のオアシス。丘を回り込むと風景が一変した。新しい広い道、街路樹、マンション、あたらしいけど懐かしい北大阪のニュータウンの近郊のような景色。

丘を6時の方向から回り込んで12時の方向から針の真ん中へ戻ってくると、小川があらわれて、また景色が一変する。緑の濃い深大寺へと続く道。そば屋がたくさん並んでいる。お参りをしてから、赤い毛氈の上でもりそばを食べた。窓の向こうには、刀のようないろんなサイズと色の棒が壁にかかっていて、おじさんがそばをうっていた。鳴らない風鈴を聞きながら、とことんゆっくりとくつろぐ。で、自転車に乗って再び野川に添って、たまにペダルこぎながらのんびりとのんびりと下った。

友達を訪ねて、お気に入りの散歩コースを一緒に散歩する。これってとても楽しい。次は、誰を訪ねようか。
(佐久間新)
 
みんなで踊る
前からそうなんだけど、ここのところ特にいろんな人と踊るのが楽しい。
7月以降だと、

「ジョグジャカルタこども創造音楽祭」(ジョグジャカルタ芸術大学+大阪市立大学)
「からだトーク/鏡の中の人」(大阪大学コミュニケーションデザインセンター)
「身体と環境のワークショップ」(フェルデンクライスメソッドの小林みゆうさんと@上徳寺)
「定期ガムランワークショップ」(たんぽぽの家)
「うまれる」(奥谷晴美+ジェリー・ゴードン@芦屋美術博物館)
「表現教育特講1」(北海道教育大岩見沢校)
「まずは からだから vol.2」(教文コミュニティダンス部@札幌教育文化会館)

と、いろいろやった。

「ジョグジャカルタこども創造音楽祭」

日記にすでに書きました。その時の映像があるけど、これもとても面白い。来年も継続、発展してやる予定。

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「からだトーク/鏡の中の人」

身の回りにある、しかしダンスや表現の根源にあるものを題材にして踊ったり、しゃべったりするシリーズ。これまでに、湯気、影、水、煙、風、花などをやった。前回は鏡がテーマ。このシリーズでは、テーマにちなんだポップな曲をタイトルにしている。風立ちぬ今は秋、風にそっと舞うよ、アース・ウィンド・アンド・ウォーター、そして今回のマイケル・ジャクソン。鏡とダンスについてしゃべりたいこともあったんだけど、マイケルの曲がかかると、みんなノリノリで踊りはじめる。この日は、特に踊りたい人がたくさん来ていたのか、延々とダンスが続いた。からだトークの様子は、ほんまなおきさんが撮影して映像作品にしてyou tubeにアップしている。いずれ、この時の模様もアップされるでしょう。今までの映像で、特にきれいだったものが、

Dance with Water on Concrete


「身体と環境のワークショップ」

2泊3日の連続ワークショップ。参加者がだんだんと仲良くなって、お寺のともからだが馴染んでくるのが分かった。本堂の大きなりんに合わせて、波になってからだを動かしたのがとてもよかった。音とうごきについて、たくさん考えた。

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たんぽぽの家での「定期ガムランワークショップ」

6年目に入っている。僕にとっては、ダンスワークショップをアイデアの源泉。ペットボトルのワークもここで生み出された。春頃から、あえて!いろんな音楽を聞いて、踊るというベタなことにチャレンジしている。ただし、ほんとに踊りたくなるかどうか、じっくりと待ってみる。踊りの神様がやって来なければ踊らない、というワークショップ。パフューム、歌謡曲、ジャズ、いわゆる現代音楽、マイケル・ジャクソン、などを試した。7月は邦楽。なかなか神様がやって来ないところを楽しんだ。途中で、障がいを持ったパワフルな山野将司くんが参加して、突破口を開いてくれた。彼は、ワークショップのレギュラーメンバーである。

「うまれる」

日記に書いたけど、ドキドキハラハラの本番だった。今更ながら、はるみさんの今を感じるダンスに、刺激を受けた。リハーサルの模様もいずれ上映したいなあ。

「表現教育特講1」

2月に続いて2度目。今回は、即興がテーマ。授業では外に出たり、ゴロゴロしながらビデオを見たり、おもいっきりからだを動かしたり。最後は、長い即興を、みんなでやった。授業は、10時40分から18時まで。毎回、最後はまったりといい感じになり、ホールから去りがたくなる空気がうまれた。

教育大学2年から4年生の学生たちの感想
・ リラックスできて、動きに対する恐怖?がだんだんなくなっていき、即興を楽しむことができた。
・ 自分たちで体を動かしている時も楽しかったし、他の人がつくり出した流れに乗っかって行くのが面白かった。
・ 自由であることの楽しさ、体を解放することの楽しさ
・ 「即興で何かをする」ということはこれから何回も出てくると思います。
・ 「これで単位がもらえるの!?」と軽くウハウハでした。
・ 地球と一体になるような不思議な感覚でした。
・ カロリーの消費量は多分もの凄かったと思います。
・ 普段外にいてもじっくり景色を眺めることは少なく、このとき見た空、木、影、光など自分の視界がすごくきれいだった。
・ スローな動きに集中力がもたず苦労しました。
・ 新しい出会いがあったとき、人とコミュニケーションをとりたいとい、言葉が通じない場所であっても、即興でおどったりできれば、コミュニケーションがとれると思いました。
・ 先生の動きをただひたすら真似しているだけだったのが、途中から学生の動き(何気ない動きでも先生が真似をすることによって)に変わっていく様子が印象に残った。

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「まずは からだから vol.2」

これも2月に続いて2度目。前回来てくれた人も何人か。今回は、ジャワ舞踊がテーマだったけれど、そこからはみ出たり、戻ったり、またはみ出たり。はみ出た部分も、ジャワ舞踊だと思うんですよ。ワークショップの進行も即興が大切。
帰りの飛行機でとったメモによると
座る 祈り 宇宙遊泳 空中浮揚 立つ 足 首 頭にくっつく→牛/鬼 緊張と弛緩 手首ブラブラ→全身 骨音楽 はらい 指ニョロ 歩き 即興ダンス

これからも、いつでも、どこでも、誰とでも、何とでも、踊り続けたいなあ。
(佐久間新)

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