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Gamelan Marga Sari -Blog-

*ガムラン マルガサリ*のメンバーによるブログです.
おどりは 自分も 人をも 喜ばす
8月25日
18時にココルームへ、10月14日にある「こころのたねとして」の準備で。

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誰かの人生の話を聴きとり、
それをもとに詩をつくる、という手法です。

その中でぜひ佐久間さんに、
どなたか釜ヶ崎に生きる方の人生の聴き取りをしていただき、
詩を作っていただけないかというご相談です。

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ココルームの植田裕子さんからのメール。ということで、釜ヶ崎の岡山さんがパートナーになったので、お話をしに行ってきました。岡山さんは、6月5日やった釜カチャーシーにも参加してくれた人。

「釜カチャーシー」
http://youtu.be/rOXC5LWlzsw

ココルームの向いのカマメで、まずは10分間顔を見て、似顔絵を描くように詩を書く試みを、ちょうど「Go West」という授業で来ていた明治学院大学の大学生とともにやってみる。学生たちは、「TK 高橋くん」とか、「キタさんとブルーチーズ」だったかな?とか、なかなかいい詩を作っていた。岡山さんは絵が得意なので、僕の似顔絵を描いてくれた。僕もお返しに似顔絵を描いた。僕は絵はうまくないが、顔の特徴を感じるのはダンスの能力でもあるので、似顔絵がうまく書ける時もある。岡山さんの顔を見ながら、味わい深さを作っているものを探し出す。

小さな顔、へこんだ目の下、浮き出たエラ、硬く結んだ口は下へ伸びる線、右の眉は何かに抵抗するように右上に伸びている、静かな鼻、そして目は意外にもつぶらでまつげがかわいい、といった感じ。

次は、手と腕を楽にして、目で見たラインを、紙の上になぞって行く。目の上、ほほ、エラなどの立体感がとてもいいんだけど、これがイマイチうまく出せない。これが出せたら、画家になれそうだ・・・が、難しい。でも、まあまあいい感じで描けた。高校時代に、ラグビー部の変人シマダタロウくんを書いて、本人をうならせて以来の出来かな。

で、その後は、いろいろ話を聞いた。その後で、岡山さんにも僕をインタビューしてもらった。踊りで生活するなんて、大変だろうと、心配してくれた。相互インタビューを20時に中断して、ココルームでまかない晩ご飯。それからちょっとお話しして、その後で、岡山さんが毎晩手伝っているカラオケスナック正子へ。75歳のきれいなママさんの話を聞きながらウーロン茶と枝豆、500円なり。

3月に大阪市大で、6月には商店街で一緒に踊ったマエダさんが、お盆にココルームであったイベントで、うれしい言葉を習字で書いてくれている。

おどりは 自分も 人をも 喜ばす
http://www.kama-media.org/japanese/blog/2011/08/post-1257.html

23時すぎに西成を後にして、南堀江の升田さん宅へ。受験生のタカシくんも一緒におしゃべり。升田さんとはじめて会ったのは、僕が大学1年の頃だから、もう23年前、奈良の霊仙寺でやったダルマブダヤのコンサートの時。僕は、日本人現代音楽作曲家によるガムランの曲を弾いていた。バリのバトゥカル寺院の話、自転車でどこでも出かける話、お墓掃除が暑い話、2日で映画を12本見た話などを、最近飼いだしたという文鳥のPちゃんと腕でダンスしながら、2時すぎまで。

「こころのたねとして」に向けて、岡山さんとは何度か会うつもりです。
10月14日@飛田会館
http://www.kama-media.org/japanese/blog/2011/08/oca-npoin.html

(佐久間新)

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