今朝の登校中、近道をしようとブナがカラスノエンドウを駆け抜けていくと、ズボンが露でびしょ濡れになりました。思いっきり息を吸ったり、雨に濡れて遊んだりできなくなる恐怖を感じています。小学校の頃、校舎の上に黄色やオレンジ色の旗が揚がった日は、放課後の校庭で遊んでいるときに深呼吸をすると、キーンと胸の奥が痛みました。光化学スモッグやキャンディーズが全盛の時代でした。
前回の通信の2日後に震災が起こりました。まるでその日を境に世界が変わってしまったようです。原発事故はまだまだ終わりが見えません。どんどんと消費を拡大する抗いがたい流れの中で、僕自身も電気をたくさん使って生活しています。それでもこのままではいつかは立ちいかなくなると、多くの人が思っています。少し立ち止まって考えて、動き出したいと思っています。
さて、公演・ワークショップや冊子・映像のご案内です。
目次
・インドネシア音楽・舞踊の夕べ 5月2日 大阪 OCAT ポンテ広場
・「からだトーク/アース・ウィンド&ウォーター」 5月12日 大阪 大阪大学 21世紀懐徳堂
・身体と環境のワークショップ 7月22、23、24日 京都 上徳寺
・「言語から身振りへ」冊子の紹介
・I-Picnicの映像紹介
ーコンテンツー
1件目
イウィンさんが、Tari Merak(クジャクのダンス)を踊ります。また、彼女がレッスンしている大阪在住のインドネシア人の子どもたちがTari Ronggeng Betawi(ジャカルタのブタウィ民族のダンス)を踊ります。バリから来日するグループも出演するようです。
http://info.kobe-indonesia.lolipop.jp/?eid=34
日時:2011年5月2日 16:00~17:30
出演:佐久間ウィヤンタリ、クマラ・ウィディア・スアラ芸術団、他
会場:大阪難波 OCAT ポンテ広場
http://www.ocat.co.jp/
入場:無料
主催:在大阪インドネシア共和国総領事館
2件目
今回のテーマは「アース・ウィンド&ウォーター」。これまで「からだトーク」では、湯気、水、煙、風、影、花といった自然や環境とコミュケーションすることからダンスに接近してきました。今回は、これまでの映像を振り返りながら、ダンスの新しいかたちやからだのこと、このプロジェクトで目指すことなどをゆっくりとお話ししたいと思っています。会場は、いつもとは違って新しくできた大阪大学21世紀懐徳堂のスタジオです。坂の上にある阪大のさらに小高い丘の上に立つ古い校舎(イ号館)をリメークしたスペースです。この古くて新しい場所を巡りながら、少しからだも動かしたいと思っています。
オレンジカフェ「からだトーク/アース・ウィンド&ウォーター」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/
(すみません、まだ今回の情報がアップされていません。少々お待ちください。)
日時:2011年5月12日(木)18:30~21:30
場所:大阪大学 21世紀懐徳堂スタジオ
豊中キャンパス 大阪大学会館1階 (下記URLをご覧下さい)
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/access
ゲスト:佐久間新・玉地雅浩
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
※どなたでも参加できます。
3件目
フェルデンクライス・メソッドの小林三悠さんが企画するワークショップの講師をやります。小林さんはアメリカ留学中に、田中泯さんの提唱する身体気象とも出会い、現在は環境とからだをテーマに活動を行っています。京都五条にある上徳寺の本堂や境内で、ダンスの基礎トレーニング・ワークをしたり、本堂や野外で即興ダンスをしたいと思っています。僕は、22日と24日を担当しています。
身体と環境のワークショップ with 小林三悠・佐久間新
3day集中トレーニング
http://blog.goo.ne.jp/bwlkyoto
日時:A からだ基礎作り 小林三悠、佐久間新 : 7月22日(金)19:00~22:00
B からだ基礎作り 小林三悠 : 7月23日(土)10:00~13:00
C 野外実践ラボ 小林三悠 : 7月23日(土)15:00~18:00
D 野外からだ基礎作り 佐久間新 :7月24日(日)10:00~13:00
E 実践ラボ&振り返り 佐久間新、小林三悠:7月24日(日)15:00~18:00
場所:京都五条 上徳時
京阪清水五条駅より徒歩5分 市営地下鉄烏丸線五条駅より徒歩5分
参加費:9,000円 学生500円割引 1コマ2,500円 (5月1日までに申し込みの場合、500円の早期割あり)
定員:20名
お問い合わせ:身体と環境のワークショップ(担当:小林)
fax (0774)77-8487 e-mail felcafe@mail.goo.ne.jp
4件目
たんぽぽの家とともに、ケアの現場とダンスの出会いによる可能性を探っています。特別養護老人ホームへも出かけ、ダンスワークショップを行いました。老人との出会いから思わぬいいダンスが生まれています。このプログラムで作成した冊子が完成しました。僕は、対談と座談会に登場しています。また、滋賀県立大学のかえるさんこと細馬宏通さんが、僕とおばあさんのダンスについて書いています。ほんの数秒のやり取りを克明に分析しているんですが、ダンスしている僕自身の感覚を超えている部分もあります。細馬さんとは、いずれ公開対談&パフォーマンスをしたいと思っています。
言語から身振りへ ーからだを読み解く
ケアする人のケアハンドブック
・ワークショップレポート:祥の郷/佐久間新 グレイスヴィルまいづる/砂連尾理
・対談:佐久間新×本間直樹
・座談会:荒井英夫×佐久間新×砂連尾理 聞き手:西川勝
・インタビュー:淡路由紀子/細川鉄平/五島智子
・Q&A ケアの現場でダンスワークショップをしたいと思ったら
・感じる身体、応える身体:細馬宏通
・コラム:竹下秀子/細溝良和/もりながまこと/岩橋由莉/塚原成幸
*ご覧になりたい方はメールに返信を下されば、数に限りはありますが郵送いたします。
5件目
野外で即興するI-PicnicのDVDがいろいろあります。撮影と編集は、野村幸弘さんが行っています。そのうちの1枚を紹介します。
STAMPOK PARK I-PICNIC IN BUDAPEST 2009 Filmed by Yukihiro Nomura
・STAMPOK PARK 6"47 Improvised by Makoto Nomura, Shin Sakuma, Kumiko Yabu, Bernath Atom Tamas
・BY THE DANUBE 5"25 Improvised by Makoto Nomura, Shin Sakuma, Kumiko Yabu
2009年に、I-Picnicはオーストリアのクレムスで行われているKONTRASTE 09に招待されました。その際に、ハンガリーの友人を訪ねて一緒に野外で即興パフォーマンを行いました。STAMPOK PARKは、野外で授業をしている小学生にアポ無しで即興を仕掛けたものです。徐々にこどもたちが音楽やダンスに参加していきます。ついには、先生もあきらめて踊っています。ちょっと出来過ぎなくらい見事な映像作品になっています。BY THE DANUBEは、ドナウ川の岸辺での即興。鍵盤ハーモニカを真ん中にして、動きと音で野村誠さんとコミュニケーションしました。ドナウの水の柔らかさをからだで味わいました。自分がダンスするだけではない、「まわりがダンスするダンス」が生まれた瞬間でした。どちらの作品もとても気に入っています。連絡をいただければ、振込方法をお知らせします。価格は1500円です。
以上、長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます。
新緑が目に鮮やかです。目でも踊れますよね。
前回の通信の2日後に震災が起こりました。まるでその日を境に世界が変わってしまったようです。原発事故はまだまだ終わりが見えません。どんどんと消費を拡大する抗いがたい流れの中で、僕自身も電気をたくさん使って生活しています。それでもこのままではいつかは立ちいかなくなると、多くの人が思っています。少し立ち止まって考えて、動き出したいと思っています。
さて、公演・ワークショップや冊子・映像のご案内です。
目次
・インドネシア音楽・舞踊の夕べ 5月2日 大阪 OCAT ポンテ広場
・「からだトーク/アース・ウィンド&ウォーター」 5月12日 大阪 大阪大学 21世紀懐徳堂
・身体と環境のワークショップ 7月22、23、24日 京都 上徳寺
・「言語から身振りへ」冊子の紹介
・I-Picnicの映像紹介
ーコンテンツー
1件目
イウィンさんが、Tari Merak(クジャクのダンス)を踊ります。また、彼女がレッスンしている大阪在住のインドネシア人の子どもたちがTari Ronggeng Betawi(ジャカルタのブタウィ民族のダンス)を踊ります。バリから来日するグループも出演するようです。
http://info.kobe-indonesia.lolipop.jp/?eid=34
日時:2011年5月2日 16:00~17:30
出演:佐久間ウィヤンタリ、クマラ・ウィディア・スアラ芸術団、他
会場:大阪難波 OCAT ポンテ広場
http://www.ocat.co.jp/
入場:無料
主催:在大阪インドネシア共和国総領事館
2件目
今回のテーマは「アース・ウィンド&ウォーター」。これまで「からだトーク」では、湯気、水、煙、風、影、花といった自然や環境とコミュケーションすることからダンスに接近してきました。今回は、これまでの映像を振り返りながら、ダンスの新しいかたちやからだのこと、このプロジェクトで目指すことなどをゆっくりとお話ししたいと思っています。会場は、いつもとは違って新しくできた大阪大学21世紀懐徳堂のスタジオです。坂の上にある阪大のさらに小高い丘の上に立つ古い校舎(イ号館)をリメークしたスペースです。この古くて新しい場所を巡りながら、少しからだも動かしたいと思っています。
オレンジカフェ「からだトーク/アース・ウィンド&ウォーター」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/
(すみません、まだ今回の情報がアップされていません。少々お待ちください。)
日時:2011年5月12日(木)18:30~21:30
場所:大阪大学 21世紀懐徳堂スタジオ
豊中キャンパス 大阪大学会館1階 (下記URLをご覧下さい)
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/access
ゲスト:佐久間新・玉地雅浩
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
※どなたでも参加できます。
3件目
フェルデンクライス・メソッドの小林三悠さんが企画するワークショップの講師をやります。小林さんはアメリカ留学中に、田中泯さんの提唱する身体気象とも出会い、現在は環境とからだをテーマに活動を行っています。京都五条にある上徳寺の本堂や境内で、ダンスの基礎トレーニング・ワークをしたり、本堂や野外で即興ダンスをしたいと思っています。僕は、22日と24日を担当しています。
身体と環境のワークショップ with 小林三悠・佐久間新
3day集中トレーニング
http://blog.goo.ne.jp/bwlkyoto
日時:A からだ基礎作り 小林三悠、佐久間新 : 7月22日(金)19:00~22:00
B からだ基礎作り 小林三悠 : 7月23日(土)10:00~13:00
C 野外実践ラボ 小林三悠 : 7月23日(土)15:00~18:00
D 野外からだ基礎作り 佐久間新 :7月24日(日)10:00~13:00
E 実践ラボ&振り返り 佐久間新、小林三悠:7月24日(日)15:00~18:00
場所:京都五条 上徳時
京阪清水五条駅より徒歩5分 市営地下鉄烏丸線五条駅より徒歩5分
参加費:9,000円 学生500円割引 1コマ2,500円 (5月1日までに申し込みの場合、500円の早期割あり)
定員:20名
お問い合わせ:身体と環境のワークショップ(担当:小林)
fax (0774)77-8487 e-mail felcafe@mail.goo.ne.jp
4件目
たんぽぽの家とともに、ケアの現場とダンスの出会いによる可能性を探っています。特別養護老人ホームへも出かけ、ダンスワークショップを行いました。老人との出会いから思わぬいいダンスが生まれています。このプログラムで作成した冊子が完成しました。僕は、対談と座談会に登場しています。また、滋賀県立大学のかえるさんこと細馬宏通さんが、僕とおばあさんのダンスについて書いています。ほんの数秒のやり取りを克明に分析しているんですが、ダンスしている僕自身の感覚を超えている部分もあります。細馬さんとは、いずれ公開対談&パフォーマンスをしたいと思っています。
言語から身振りへ ーからだを読み解く
ケアする人のケアハンドブック
・ワークショップレポート:祥の郷/佐久間新 グレイスヴィルまいづる/砂連尾理
・対談:佐久間新×本間直樹
・座談会:荒井英夫×佐久間新×砂連尾理 聞き手:西川勝
・インタビュー:淡路由紀子/細川鉄平/五島智子
・Q&A ケアの現場でダンスワークショップをしたいと思ったら
・感じる身体、応える身体:細馬宏通
・コラム:竹下秀子/細溝良和/もりながまこと/岩橋由莉/塚原成幸
*ご覧になりたい方はメールに返信を下されば、数に限りはありますが郵送いたします。
5件目
野外で即興するI-PicnicのDVDがいろいろあります。撮影と編集は、野村幸弘さんが行っています。そのうちの1枚を紹介します。
STAMPOK PARK I-PICNIC IN BUDAPEST 2009 Filmed by Yukihiro Nomura
・STAMPOK PARK 6"47 Improvised by Makoto Nomura, Shin Sakuma, Kumiko Yabu, Bernath Atom Tamas
・BY THE DANUBE 5"25 Improvised by Makoto Nomura, Shin Sakuma, Kumiko Yabu
2009年に、I-Picnicはオーストリアのクレムスで行われているKONTRASTE 09に招待されました。その際に、ハンガリーの友人を訪ねて一緒に野外で即興パフォーマンを行いました。STAMPOK PARKは、野外で授業をしている小学生にアポ無しで即興を仕掛けたものです。徐々にこどもたちが音楽やダンスに参加していきます。ついには、先生もあきらめて踊っています。ちょっと出来過ぎなくらい見事な映像作品になっています。BY THE DANUBEは、ドナウ川の岸辺での即興。鍵盤ハーモニカを真ん中にして、動きと音で野村誠さんとコミュニケーションしました。ドナウの水の柔らかさをからだで味わいました。自分がダンスするだけではない、「まわりがダンスするダンス」が生まれた瞬間でした。どちらの作品もとても気に入っています。連絡をいただければ、振込方法をお知らせします。価格は1500円です。
以上、長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます。
新緑が目に鮮やかです。目でも踊れますよね。
スポンサーサイト
今朝の登校中、近道をしようとブナがカラスノエンドウを駆け抜けていくと、ズボンが露でびしょ濡れになりました。思いっきり息を吸ったり、雨に濡れて遊んだりできなくなる恐怖を感じています。小学校の頃、校舎の上に黄色やオレンジ色の旗が揚がった日は、放課後の校庭で遊んでいるときに深呼吸をすると、キーンと胸の奥が痛みました。光化学スモッグやキャンディーズが全盛の時代でした。
前回の通信の2日後に震災が起こりました。まるでその日を境に世界が変わってしまったようです。原発事故はまだまだ終わりが見えません。どんどんと消費を拡大する抗いがたい流れの中で、僕自身も電気をたくさん使って生活しています。それでもこのままではいつかは立ちいかなくなると、多く人が思っています。少し立ち止まって考えて、動き出したいと思っています。
さて、公演・ワークショップや冊子・映像のご案内です。
目次
・インドネシア音楽・舞踊の夕べ 5月2日 大阪 OCAT ポンテ広場
・「からだトーク/アース・ウィンド&ウォーター」 5月12日 大阪 大阪大学 21世紀懐徳堂
・身体と環境のワークショップ 7月22、23、24日 京都 上徳寺
・「言語から身振りへ」冊子の紹介
・I-Picnicの映像紹介
ーコンテンツー
1件目
イウィンさんが、Tari Merak(クジャクのダンス)を踊ります。また、彼女がレッスンしている大阪在住のインドネシア人の子どもたちがTari Ronggeng Betawi(ジャカルタのブタウィ民族のダンス)を踊ります。バリから来日するグループも出演するようです。
http://info.kobe-indonesia.lolipop.jp/?eid=34
日時:2011年5月2日 16:00~17:30
出演:佐久間ウィヤンタリ、クマラ・ウィディア・スアラ芸術団、他
会場:大阪難波 OCAT ポンテ広場
http://www.ocat.co.jp/
入場:無料
主催:在大阪インドネシア共和国総領事館
2件目
今回のテーマは「アース・ウィンド&ウォーター」。これまで「からだトーク」では、湯気、水、煙、風、影、花といった自然や環境とコミュケーションすることからダンスに接近してきました。今回は、これまでの映像を振り返りながら、ダンスの新しいかたちやからだのこと、このプロジェクトで目指すことなどをゆっくりとお話ししたいと思っています。会場は、いつもとは違って新しくできた大阪大学21世紀懐徳堂のスタジオです。坂の上にある阪大のさらに小高い丘の上に立つ古い校舎(イ号館)をリメークしたスペースです。この古くて新しい場所を巡りながら、少しからだも動かしたいと思っています。
オレンジカフェ「からだトーク/アース・ウィンド&ウォーター」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/
(すみません、まだ今回の情報がアップされていません。少々お待ちください。)
日時:2011年5月12日(木)18:30~21:30
場所:大阪大学 21世紀懐徳堂スタジオ
豊中キャンパス 大阪大学会館1階 (下記URLをご覧下さい)
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/access
ゲスト:佐久間新・玉地雅浩
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
※どなたでも参加できます。
3件目
フェルデンクライス・メソッドの小林三悠さんが企画するワークショップの講師をやります。小林さんはアメリカ留学中に、田中泯さんの提唱する身体気象とも出会い、現在は環境とからだをテーマに活動を行っています。京都五条にある上徳寺の本堂や境内で、ダンスの基礎トレーニング・ワークをしたり、本堂や野外で即興ダンスをしたいと思っています。僕は、22日と24日を担当しています。
身体と環境のワークショップ with 小林三悠・佐久間新
3day集中トレーニング
http://blog.goo.ne.jp/bwlkyoto
日時:A からだ基礎作り 小林三悠、佐久間新 : 7月22日(金)19:00~22:00
B からだ基礎作り 小林三悠 : 7月23日(土)10:00~13:00
C 野外実践ラボ 小林三悠 : 7月23日(土)15:00~18:00
D 野外からだ基礎作り 佐久間新 :7月24日(日)10:00~13:00
E 実践ラボ&振り返り 佐久間新、小林三悠:7月24日(日)15:00~18:00
場所:京都五条 上徳時
京阪清水五条駅より徒歩5分 市営地下鉄烏丸線五条駅より徒歩5分
参加費:9,000円 学生500円割引 1コマ2,500円 (5月1日までに申し込みの場合、500円の早期割あり)
定員:20名
お問い合わせ:身体と環境のワークショップ(担当:小林)
fax (0774)77-8487 e-mail felcafe@mail.goo.ne.jp
4件目
たんぽぽの家とともに、ケアの現場とダンスの出会いによる可能性を探っています。特別養護老人ホームへも出かけ、ダンスワークショップを行いました。老人との出会いから思わぬいいダンスが生まれています。このプログラムで作成した冊子が完成しました。僕は、対談と座談会に登場しています。また、滋賀県立大学のかえるさんこと細馬宏通さんが、僕とおばあさんのダンスについて書いています。ほんの数秒のやり取りを克明に分析しているんですが、ダンスしている僕自身の感覚を超えている部分もあります。細馬さんとは、いずれ公開対談&パフォーマンスをしたいと思っています。
言語から身振りへ ーからだを読み解く
ケアする人のケアハンドブック
・ワークショップレポート:祥の郷/佐久間新 グレイスヴィルまいづる/砂連尾理
・対談:佐久間新×本間直樹
・座談会:荒井英夫×佐久間新×砂連尾理 聞き手:西川勝
・インタビュー:淡路由紀子/細川鉄平/五島智子
・Q&A ケアの現場でダンスワークショップをしたいと思ったら
・感じる身体、応える身体:細馬宏通
・コラム:竹下秀子/細溝良和/もりながまこと/岩橋由莉/塚原成幸
*ご覧になりたい方はメールに返信を下されば、数に限りはありますが郵送いたします。
5件目
野外で即興するI-PicnicのDVDがいろいろあります。撮影と編集は、野村幸弘さんが行っています。そのうちの1枚を紹介します。
STAMPOK PARK I-PICNIC IN BUDAPEST 2009 Filmed by Yukihiro Nomura
・STAMPOK PARK 6"47 Improvised by Makoto Nomura, Shin Sakuma, Kumiko Yabu, Bernath Atom Tamas
・BY THE DANUBE 5"25 Improvised by Makoto Nomura, Shin Sakuma, Kumiko Yabu
2009年に、I-Picnicはオーストリアのクレムスで行われているKONTRASTE 09に招待されました。その際に、ハンガリーの友人を訪ねて一緒に野外で即興パフォーマンを行いました。STAMPOK PARKは、野外で授業をしている小学生にアポ無しで即興を仕掛けたものです。徐々にこどもたちが音楽やダンスに参加していきます。ついには、先生もあきらめて踊っています。ちょっと出来過ぎなくらい見事な映像作品になっています。BY THE DANUBEは、ドナウ川の岸辺での即興。鍵盤ハーモニカを真ん中にして、動きと音で野村誠さんとコミュニケーションしました。ドナウの水の柔らかさをからだで味わいました。自分がダンスするだけではない、「まわりがダンスするダンス」が生まれた瞬間でした。どちらの作品もとても気に入っています。連絡をいただければ、振込方法をお知らせします。価格は1500円です。
以上、長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます。
新緑が目に鮮やかです。目でも踊れますよね。
前回の通信の2日後に震災が起こりました。まるでその日を境に世界が変わってしまったようです。原発事故はまだまだ終わりが見えません。どんどんと消費を拡大する抗いがたい流れの中で、僕自身も電気をたくさん使って生活しています。それでもこのままではいつかは立ちいかなくなると、多く人が思っています。少し立ち止まって考えて、動き出したいと思っています。
さて、公演・ワークショップや冊子・映像のご案内です。
目次
・インドネシア音楽・舞踊の夕べ 5月2日 大阪 OCAT ポンテ広場
・「からだトーク/アース・ウィンド&ウォーター」 5月12日 大阪 大阪大学 21世紀懐徳堂
・身体と環境のワークショップ 7月22、23、24日 京都 上徳寺
・「言語から身振りへ」冊子の紹介
・I-Picnicの映像紹介
ーコンテンツー
1件目
イウィンさんが、Tari Merak(クジャクのダンス)を踊ります。また、彼女がレッスンしている大阪在住のインドネシア人の子どもたちがTari Ronggeng Betawi(ジャカルタのブタウィ民族のダンス)を踊ります。バリから来日するグループも出演するようです。
http://info.kobe-indonesia.lolipop.jp/?eid=34
日時:2011年5月2日 16:00~17:30
出演:佐久間ウィヤンタリ、クマラ・ウィディア・スアラ芸術団、他
会場:大阪難波 OCAT ポンテ広場
http://www.ocat.co.jp/
入場:無料
主催:在大阪インドネシア共和国総領事館
2件目
今回のテーマは「アース・ウィンド&ウォーター」。これまで「からだトーク」では、湯気、水、煙、風、影、花といった自然や環境とコミュケーションすることからダンスに接近してきました。今回は、これまでの映像を振り返りながら、ダンスの新しいかたちやからだのこと、このプロジェクトで目指すことなどをゆっくりとお話ししたいと思っています。会場は、いつもとは違って新しくできた大阪大学21世紀懐徳堂のスタジオです。坂の上にある阪大のさらに小高い丘の上に立つ古い校舎(イ号館)をリメークしたスペースです。この古くて新しい場所を巡りながら、少しからだも動かしたいと思っています。
オレンジカフェ「からだトーク/アース・ウィンド&ウォーター」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/
(すみません、まだ今回の情報がアップされていません。少々お待ちください。)
日時:2011年5月12日(木)18:30~21:30
場所:大阪大学 21世紀懐徳堂スタジオ
豊中キャンパス 大阪大学会館1階 (下記URLをご覧下さい)
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/access
ゲスト:佐久間新・玉地雅浩
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
※どなたでも参加できます。
3件目
フェルデンクライス・メソッドの小林三悠さんが企画するワークショップの講師をやります。小林さんはアメリカ留学中に、田中泯さんの提唱する身体気象とも出会い、現在は環境とからだをテーマに活動を行っています。京都五条にある上徳寺の本堂や境内で、ダンスの基礎トレーニング・ワークをしたり、本堂や野外で即興ダンスをしたいと思っています。僕は、22日と24日を担当しています。
身体と環境のワークショップ with 小林三悠・佐久間新
3day集中トレーニング
http://blog.goo.ne.jp/bwlkyoto
日時:A からだ基礎作り 小林三悠、佐久間新 : 7月22日(金)19:00~22:00
B からだ基礎作り 小林三悠 : 7月23日(土)10:00~13:00
C 野外実践ラボ 小林三悠 : 7月23日(土)15:00~18:00
D 野外からだ基礎作り 佐久間新 :7月24日(日)10:00~13:00
E 実践ラボ&振り返り 佐久間新、小林三悠:7月24日(日)15:00~18:00
場所:京都五条 上徳時
京阪清水五条駅より徒歩5分 市営地下鉄烏丸線五条駅より徒歩5分
参加費:9,000円 学生500円割引 1コマ2,500円 (5月1日までに申し込みの場合、500円の早期割あり)
定員:20名
お問い合わせ:身体と環境のワークショップ(担当:小林)
fax (0774)77-8487 e-mail felcafe@mail.goo.ne.jp
4件目
たんぽぽの家とともに、ケアの現場とダンスの出会いによる可能性を探っています。特別養護老人ホームへも出かけ、ダンスワークショップを行いました。老人との出会いから思わぬいいダンスが生まれています。このプログラムで作成した冊子が完成しました。僕は、対談と座談会に登場しています。また、滋賀県立大学のかえるさんこと細馬宏通さんが、僕とおばあさんのダンスについて書いています。ほんの数秒のやり取りを克明に分析しているんですが、ダンスしている僕自身の感覚を超えている部分もあります。細馬さんとは、いずれ公開対談&パフォーマンスをしたいと思っています。
言語から身振りへ ーからだを読み解く
ケアする人のケアハンドブック
・ワークショップレポート:祥の郷/佐久間新 グレイスヴィルまいづる/砂連尾理
・対談:佐久間新×本間直樹
・座談会:荒井英夫×佐久間新×砂連尾理 聞き手:西川勝
・インタビュー:淡路由紀子/細川鉄平/五島智子
・Q&A ケアの現場でダンスワークショップをしたいと思ったら
・感じる身体、応える身体:細馬宏通
・コラム:竹下秀子/細溝良和/もりながまこと/岩橋由莉/塚原成幸
*ご覧になりたい方はメールに返信を下されば、数に限りはありますが郵送いたします。
5件目
野外で即興するI-PicnicのDVDがいろいろあります。撮影と編集は、野村幸弘さんが行っています。そのうちの1枚を紹介します。
STAMPOK PARK I-PICNIC IN BUDAPEST 2009 Filmed by Yukihiro Nomura
・STAMPOK PARK 6"47 Improvised by Makoto Nomura, Shin Sakuma, Kumiko Yabu, Bernath Atom Tamas
・BY THE DANUBE 5"25 Improvised by Makoto Nomura, Shin Sakuma, Kumiko Yabu
2009年に、I-Picnicはオーストリアのクレムスで行われているKONTRASTE 09に招待されました。その際に、ハンガリーの友人を訪ねて一緒に野外で即興パフォーマンを行いました。STAMPOK PARKは、野外で授業をしている小学生にアポ無しで即興を仕掛けたものです。徐々にこどもたちが音楽やダンスに参加していきます。ついには、先生もあきらめて踊っています。ちょっと出来過ぎなくらい見事な映像作品になっています。BY THE DANUBEは、ドナウ川の岸辺での即興。鍵盤ハーモニカを真ん中にして、動きと音で野村誠さんとコミュニケーションしました。ドナウの水の柔らかさをからだで味わいました。自分がダンスするだけではない、「まわりがダンスするダンス」が生まれた瞬間でした。どちらの作品もとても気に入っています。連絡をいただければ、振込方法をお知らせします。価格は1500円です。
以上、長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます。
新緑が目に鮮やかです。目でも踊れますよね。
2011年1月から3月までの季節のつぶやきです。つぶやきをはじめて季節がぐるりと1回転したからか、季節以外のつぶやきも増えています。これもまたダンスなり。3月11日を境に、世界はそれ以前、それ以後、になった感があります。それでも、いまのところ地球は回ってくれています。
つぶやき中の方はこちらでも。
http://twitter.com/#!/kasakuman
そうそう、この前の記事にコメントをいただいたんですが、消えてしまっています。ついでに拍手も。原発や日雇い労働者のことだったので、工作員や諜報員の仕業!かと心配しましたが、サーバーのミスのようです。コメントと拍手をしてくださった方々、すみませんでした。
1月1日
ブナとカルタ。恐竜カルタ、国旗カルタ。残り少なくなってくると、身体が前のめりになって、相手をじゃましながら目で、気配で、探す探す。見つからないと、顔面からつっこんで、すんでの所で身体をひねって肩から着地。負けると悔しくてたまらない、イウィンさんも本気モード。全身でカルタダンス。
1月6日
20年以上前に、トマトでも買うように真っ赤なシビックを買ったのは水谷由美子さんだったけど、今日、イチゴでも買うように真っ赤なカローラを即決で買ってしまった。貧乏なのに。もちろん中古だけど。パーキンソン病にかかったまっちゃんのおじさんからもらったビスタのエンジンが重傷なのです。
1月7日
粉雪舞う中、最後まで走ってくれるのを願って洗車。完全にかじかんだけど、雑巾がけって気持ちいい。もらったビスタくん、よく働いてくれました。15万キロ。でも、まっちゃんなんか、23万キロのテリオスを修理中だし、ジャワのS先生はボディを載せ変えてもう何十万キロも乗っている。すごいなあ。
1月9日
この時間はー4度だけど、昼は暖かかった。ブナと前の空き地でサッカー。土がフワフワしている。泥で汚れた足を日陰に残った雪で洗うブナ。寒そうな枝には、鑞の膜が張ったような黄色いロウバイが咲き始めている。サクラやウメの蕾もかすかに色づきはじめて、山が緩んでる。冬至前とは何かが変わった。
1月9日
いい夢見た、とブナ。30階のマンションに引っ越してん。すごく広くて、番号押して入るねん。ふーん、そんなとこに住みたいんや?想像力が夢になったんちゃう、と僕。えー、夢ってそうなんや・・・。夢って、なんで見るんでしょう。とりあえず3キロの登校で凝っているブナの肩をもんでおきました。
1月11日
カーブミラーの曲面には、雪印が横に直線に並んでいる。防火水槽の水面には、直線が走って交わって三角形を作っている。上靴とざぶとんと道具箱の入った重いリュックを背負って、ゴルリゴルリと草を踏みしめ初登校するブナを見送る。
昨夜、ドンドンドンと緊張した面持ちで扉を叩いていたおばあさんと一緒に、今朝、調子の悪いおじいさんを医者に連れて行った。肺炎かな?入院はいやだと帰ってきた90歳のおじいさんは、まあ元気そう。築100年以上の大きな家は寒いからねえ。今度は、金曜日にもう一度行きます。
1月12日
テレビが映らないと、ブナが携帯に。黒のリモコンの右上の「入る力」を押してビデオ1にして。うん。白のリモコンのBSの横のを押して、チャンネル1。何も映らない~。STBになっている?うん。テレビの左の機械は・・・。左ってどっち?お箸じゃない方・・・。結局点きました。遠隔操作完了。
今朝は、イウィンさんとブナを尾行しながら散歩。山の上の方から日が差し始め、ぼわっとピンクになりはじめた木々が浮かび上がる。ちょっと大回りしながらコンビニまで5000歩。コーヒーブレーク。丘の上の校庭からこどもたちの声が聞こえてくる。イウィンさんは町営バス、僕はジョギングの帰り道。
ずっと前にジャワ舞踊を習ってたかぼちゃんこと、まりちゃんからメールが。Je vous presente mes mailleurs voeux pour l'annee 2011... 日本画を勉強しにフランスへ行ったんだけど、もう何年になるかな?パリでもかぼちゃ食べてるのかな。
1月13日
箕面の麓で行き止まりの信号で停まると、アーケードからピピピピッと雀が舞い降りた。歩道の植え込みで一斉に首を上下させてエサの殻を舞い上げている。と、群れになって、少し移動したりまた戻ったり。群れでひとつの生き物みたい。ドジョウの寝床のようなペットショップの奥で、店主はストーブの前。
1月14日
エサを買いにいくと、いつも頭の上に小鳥をたくさんのせてるおじいさん。サンタが連れてきたパリノは、ここで生まれました。店の前の植え込みにも撒いてるんでしょうね。小さな雀たちがたわむれています。別の店舗が入るらしく3月に閉店します。コザクラとカナリアが少し残っているだけです。
1月16日
真っ赤なカロちゃんを昨日取ってきました。9年落ちでも、僕にとっては新車も同然、ちょっと気恥ずかしいくらいピカピカ。なのに、朝から雪化粧、チェーン撒いて出かけよう。家の中もしんしんと冷えています。ストーブの上の大鍋で昆布だしを取っています。おでんにしよう。甘酒なう。う~ほんまに寒い。
しんしんと。ブナも実家だし。近所のタマゴ屋さんで買った初玉と若鶏がはじめて生んだ小さめのタマゴと松茸のような皮をした里芋もおでんに投入。包丁を裏返し、砥石にあてる。刃がピタッとくっつくようにキープしながら、耳をすます。確かにいい音っていうのがある。粉雪はカーブを描き、ダンスする。
若鶏が生みはじめたタマゴが初玉です。さっきちょこっと書き間違えました。まだあんまり炊けていないおでんを、昼ご飯につまみ食いしましたが、タマゴの味が凝縮してました。ふつうのよりちょっと安いんですよ。小さいからだろうけど・・・。
ヘッドライトの中で、前から横から下から雪が吹き乱れるのを楽しみながら山道を上がってきましたが、家まで後3キロの消防署前で、道がゲレンデに。駐車場でチェーンをまこうとすると、端っこをつなぐ金具が無くなっていました。凍える中、とっさに機転を利かして装着し、なんとか家に到着しました。
1月17日
しもた!水道が凍ってしもた。出してたんだけど、水が細すぎた。風呂の水で洗顔歯みがき、やかんの水でコーヒー。チェーンは巻いたままなので、いつもよりのんびり遅い時間にブナを送る。さて昼ご飯は?ストーブの上にはおでんがあるので、近くの泉に米を研ぎに行こう。16年前の日を思い出しながら。
つぶやき中の方はこちらでも。
http://twitter.com/#!/kasakuman
そうそう、この前の記事にコメントをいただいたんですが、消えてしまっています。ついでに拍手も。原発や日雇い労働者のことだったので、工作員や諜報員の仕業!かと心配しましたが、サーバーのミスのようです。コメントと拍手をしてくださった方々、すみませんでした。
1月1日
ブナとカルタ。恐竜カルタ、国旗カルタ。残り少なくなってくると、身体が前のめりになって、相手をじゃましながら目で、気配で、探す探す。見つからないと、顔面からつっこんで、すんでの所で身体をひねって肩から着地。負けると悔しくてたまらない、イウィンさんも本気モード。全身でカルタダンス。
1月6日
20年以上前に、トマトでも買うように真っ赤なシビックを買ったのは水谷由美子さんだったけど、今日、イチゴでも買うように真っ赤なカローラを即決で買ってしまった。貧乏なのに。もちろん中古だけど。パーキンソン病にかかったまっちゃんのおじさんからもらったビスタのエンジンが重傷なのです。
1月7日
粉雪舞う中、最後まで走ってくれるのを願って洗車。完全にかじかんだけど、雑巾がけって気持ちいい。もらったビスタくん、よく働いてくれました。15万キロ。でも、まっちゃんなんか、23万キロのテリオスを修理中だし、ジャワのS先生はボディを載せ変えてもう何十万キロも乗っている。すごいなあ。
1月9日
この時間はー4度だけど、昼は暖かかった。ブナと前の空き地でサッカー。土がフワフワしている。泥で汚れた足を日陰に残った雪で洗うブナ。寒そうな枝には、鑞の膜が張ったような黄色いロウバイが咲き始めている。サクラやウメの蕾もかすかに色づきはじめて、山が緩んでる。冬至前とは何かが変わった。
1月9日
いい夢見た、とブナ。30階のマンションに引っ越してん。すごく広くて、番号押して入るねん。ふーん、そんなとこに住みたいんや?想像力が夢になったんちゃう、と僕。えー、夢ってそうなんや・・・。夢って、なんで見るんでしょう。とりあえず3キロの登校で凝っているブナの肩をもんでおきました。
1月11日
カーブミラーの曲面には、雪印が横に直線に並んでいる。防火水槽の水面には、直線が走って交わって三角形を作っている。上靴とざぶとんと道具箱の入った重いリュックを背負って、ゴルリゴルリと草を踏みしめ初登校するブナを見送る。
昨夜、ドンドンドンと緊張した面持ちで扉を叩いていたおばあさんと一緒に、今朝、調子の悪いおじいさんを医者に連れて行った。肺炎かな?入院はいやだと帰ってきた90歳のおじいさんは、まあ元気そう。築100年以上の大きな家は寒いからねえ。今度は、金曜日にもう一度行きます。
1月12日
テレビが映らないと、ブナが携帯に。黒のリモコンの右上の「入る力」を押してビデオ1にして。うん。白のリモコンのBSの横のを押して、チャンネル1。何も映らない~。STBになっている?うん。テレビの左の機械は・・・。左ってどっち?お箸じゃない方・・・。結局点きました。遠隔操作完了。
今朝は、イウィンさんとブナを尾行しながら散歩。山の上の方から日が差し始め、ぼわっとピンクになりはじめた木々が浮かび上がる。ちょっと大回りしながらコンビニまで5000歩。コーヒーブレーク。丘の上の校庭からこどもたちの声が聞こえてくる。イウィンさんは町営バス、僕はジョギングの帰り道。
ずっと前にジャワ舞踊を習ってたかぼちゃんこと、まりちゃんからメールが。Je vous presente mes mailleurs voeux pour l'annee 2011... 日本画を勉強しにフランスへ行ったんだけど、もう何年になるかな?パリでもかぼちゃ食べてるのかな。
1月13日
箕面の麓で行き止まりの信号で停まると、アーケードからピピピピッと雀が舞い降りた。歩道の植え込みで一斉に首を上下させてエサの殻を舞い上げている。と、群れになって、少し移動したりまた戻ったり。群れでひとつの生き物みたい。ドジョウの寝床のようなペットショップの奥で、店主はストーブの前。
1月14日
エサを買いにいくと、いつも頭の上に小鳥をたくさんのせてるおじいさん。サンタが連れてきたパリノは、ここで生まれました。店の前の植え込みにも撒いてるんでしょうね。小さな雀たちがたわむれています。別の店舗が入るらしく3月に閉店します。コザクラとカナリアが少し残っているだけです。
1月16日
真っ赤なカロちゃんを昨日取ってきました。9年落ちでも、僕にとっては新車も同然、ちょっと気恥ずかしいくらいピカピカ。なのに、朝から雪化粧、チェーン撒いて出かけよう。家の中もしんしんと冷えています。ストーブの上の大鍋で昆布だしを取っています。おでんにしよう。甘酒なう。う~ほんまに寒い。
しんしんと。ブナも実家だし。近所のタマゴ屋さんで買った初玉と若鶏がはじめて生んだ小さめのタマゴと松茸のような皮をした里芋もおでんに投入。包丁を裏返し、砥石にあてる。刃がピタッとくっつくようにキープしながら、耳をすます。確かにいい音っていうのがある。粉雪はカーブを描き、ダンスする。
若鶏が生みはじめたタマゴが初玉です。さっきちょこっと書き間違えました。まだあんまり炊けていないおでんを、昼ご飯につまみ食いしましたが、タマゴの味が凝縮してました。ふつうのよりちょっと安いんですよ。小さいからだろうけど・・・。
ヘッドライトの中で、前から横から下から雪が吹き乱れるのを楽しみながら山道を上がってきましたが、家まで後3キロの消防署前で、道がゲレンデに。駐車場でチェーンをまこうとすると、端っこをつなぐ金具が無くなっていました。凍える中、とっさに機転を利かして装着し、なんとか家に到着しました。
1月17日
しもた!水道が凍ってしもた。出してたんだけど、水が細すぎた。風呂の水で洗顔歯みがき、やかんの水でコーヒー。チェーンは巻いたままなので、いつもよりのんびり遅い時間にブナを送る。さて昼ご飯は?ストーブの上にはおでんがあるので、近くの泉に米を研ぎに行こう。16年前の日を思い出しながら。
| HOME |