先日、ブナの運動会がありました。かけっこ、特にリレーが最高でした。子どもたちが渾身の力で駆けて行く姿。弾むような子、スタスタ行く子、小柄だけどからだを震わせて疾走する子、どの子もからだ全体が喜んでいました。思わず一緒に駆け出したくなりました。からだと運動場、こどもと友達と僕、おじいさんやおばあさんから孫まで、みんなが躍動でつながって行く感じがしました。
さて、公演や出版物のご案内です。
目次
・「石の花 vol.3」 10月2日 京都 法然院
・「ジョグジャカルタ王宮舞踊とガムラン公演」 10月10日 京都 立命館大学衣笠キャンパス
・「1000人で音楽をする日。」に向けての集まり 10月11日 大阪 千里万博記念公園
・「ENTRY PORT」 10月1日 大阪 南船場 CHIKA IKKAI
・「身体は見えるものである 理学療法からダンスへ」 ダンスに関する文章 @現代思想(2010年10月号)
ーコンテンツー
1件目
「石の花 vol.3」
http://ishinohana.net/
ずっといろいろ一緒にやってきたバリ舞踊の大西由希子さんの完全自主企画シリーズの第3弾。ソロでやる予定だったようなんですが、ゲストで一部に出演することになりました。ふたりの間に流れるものを感じてもらえるようなダンスをしたいと思っています。
日時:2010年10月2日(土)19:00
会場:法然院 http://www.honen-in.jp/INDEX.html
出演:ダンス:大西由希子 音楽:TAIKUH JIKANG(川村亘平、Go ARAI)
ゲストダンサー:佐久間新
料金:一般 前売2,500円 当日2,800円
学生 前売2,000円 当日2,300円
予約・問い合わせ/Mail:info@ishinohana.net Tel:090-5093-4640
2件目
「ジョグジャカルタ王宮舞踊とガムラン公演」
京都府とジョグジャカルタ州が友好提携協定を結んで今年で25周年。それを記念して、ジョグジャカルタから3人の王女を含む舞踊家11人、音楽家4名が来日。門外不出の神聖舞踊「ブドヨ・サン・アムルウォ・ブミ」が上演されます。僕とイウィンさんは,「スリカンディ・ビスモ」を踊ります。
日時:2010年10月10日(日)
開場13:30 開演14:00
※ 終了時刻は15:30の予定です。
会場:立命館大学衣笠キャンパス 以学館2号ホール
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html
出演:《舞踊》ジョグジャカルタ王宮舞踊団、佐久間新・ウィヤンタリ
《演奏》ジョグジャカルタ王宮音楽家、マルガサリ、HANA★JOSS、岩本象一、近藤久子
主催:京都府、財団法人京都府国際センター
共催:学校法人立命館、ジョグジャカルタ特別区、ジョグジャカルタ王室
後援:在大阪インドネシア共和国総領事館 ほか
協力:ロイヤルシルク財団
★事前の申し込み方法★
定員約400名。先着順。観覧御希望の方は、「往復はがき」かe-mailにて以下の内容を記載の上、お申込みください。(10月5日必着)
※はがき・e-mail各1通につき4名様まで申込みできます。
◆往復はがきでの申込みの場合
【記載事項】氏名(ふりがな)、郵便番号、代表者の住所、電話番号(日中の連絡先)
【送り先】〒602-8570 京都府国際課 ガムラン公演等係(郵便番号を記載すれば住所は不要です)
※複数名で申込みされた場合、代表者の方に返信はがきを発送します。
◆e-mailで申込みの場合
【タイトル】「ガムラン公演等観覧希望」
【記載事項】氏名(ふりがな)、郵便番号、代表者の住所、電話番号(日中の連絡先)
【送信先】kokusai@pref.kyoto.lg.jp
※受付次第、確認のメールを送信アドレスに返信します。
《お問い合わせ先》京都府国際課(ガムラン公演担当)TEL:075-414-4313
3件目
「1000人で音楽する日。」
http://www.1000ongaku.com/
10月23日に行う「1000人で音楽をする日。」大演奏会に向けて、最後の集まりになりました。本番と同様、太陽の塔下のお祭り広場でする予定です。みなさん、お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。ウドロウドロは、ひとつひとつのパートは簡単ですので,秋のコンサート当日だけにお越し下さっても、演奏に参加することは出来ます。しかし、練習に参加すれば、よりお楽しみいただけると思います。
まず、竹を使って簡単な楽器を作ります。そして、フィリピンの作曲家ホセ・マセダが作った数十人から1000人のための作品「UDLOT-UDLOT」を演奏します。さらに、小島剛さんや僕のアイデアを元に、みんなで音を楽しみたいと思います。どなたでも参加できます。音楽やダンス経験は不問です。
日時:2010年10月11日 14:00?16:00
場所:民族学博物館特別展示館地階ピロティ集合 (大阪 吹田 千里万博記念公園)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html
参加費は無料ですが、モノレールでお越しの方は,自然文化公園の入場券(250円)が必要です。
(このメールに返信いただければ,先着順で若干名様に自然文化公園入場券付のみんぱくの入場券をプレゼントします。)
主催:財団法人千里文化財団
企画・制作:「1000人で音楽をする日。」制作実行委員会
4件目
「ENTRY PORT」
http://entryport.sub.jp/
どうやら若いにぎやかなバンドが集合するイベントのようですが、ガムランの渋さを見せたいと思っています。僕は,即興パフォーマンスをする予定です。マルガサリは、少数精鋭チームで参加します。
日時:2010年10月11日 16:00?
場所:地下一階[chika-ikkai] 大阪市中央区南船場1丁目1-12 企業交流プラザビルB1F
http://www.perversion-web.com/chika-ikkai/1010.html
出演:音楽 aM™[aem]、ギターヒーロー観光協会's with 高木太郎 (ex.SOUL FLOWER UNION)、マルガサリ、GTSVL、PARADISKa、soco soco
DJ ADaltz, corhee (HOUSE OF LUV), BIOMAN (from neco眠る)
VJ kezzardrix, SAi
ART 2zme, joko
FOOD ウェルカム食堂
チケット:前売り1800円+1ドリンク 当日 2300円+1ドリンク
5件目
「身体は見えるものである 理学療法からダンスへ」
本間直樹さん玉地雅浩さんが書いた、たんぽぽの家の奥谷晴美さんと僕とのダンスに関する文章「身体は見えるものである 理学療法からダンスへ」が、「現代思想」(青土社)の2010年10月号臨床哲学特集に掲載されています。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%CE%D7%BE%B2%B8%BD%BE%DD%B3%D8
これに際して,本間さんからインタビューを受けた。7月に、みんぱくで「侵蝕するガムラン」というコンサートをした。その中で,「ドン・テ・シペシ」というタイトルで、マルガサリ+Yangjah+たんぽぽの家メンバーで、即興パフォーマンスをした。それに向けて、たんぽぽの家で何度か練習を行った様子を撮影した映像を見ながらのインタビュー。
たんぽぽに家きっての存在感あるダンスをする晴美さんと、ひさびさにダンスをした。向かい合ってしばらくやり取りがあって,ダンスがはじまる感じだ。どうして、ダンスがはじまるのか。その時の様子を、からだでじっくりと反芻しながら映像を見て,言葉にしてみた。
本間直樹さんが、うまく文章にして書いている。
以下引用
・・・ ・・・
この記録を観ながら、Bは筆者に対して次のように語る。「僕とAさんとは、これまでも何度か一緒に舞台に立ったこともあり、二人のあいだに、表現することに向かうための基本的な信頼関係が成立している。(映像を観て思い出しながら)このとき、僕はAさんの振舞いを真似て発展させている。しかし、完全な真似ではなく、わざとちょっと変えてやる。ほんの数回やるとAさんが喜ぶ。自分の動きに近いことがパフォーマンスになっている、自分の動きが僕によって採用されている、ダンスにされているのをどうも喜んでいるようだ。その、ダンスが成立した感じになると、今度は大胆に動き出す。それだってダンスになるよ、と僕も動く。こういうのは普段の捌け口を求めるような、感情の吐き出しとは違う。遊びになり、ダンス化している。」
事前にパフォーマンスに参加することに同意がなされていることからも明らかであるが、AもBの両者とも、自分の身体が他者によって見られることを承認している。ここで見られるような身体の表現は、根源的に対他的な営みであり、動く自分の身体が、他者からの承認(あるいは否認)をともなう〈見えるもの〉であることを追求している。しかも両者は、互いに見ることと見られることを交換しつつ、模倣による閉じた循環に陥ることなく、開かれた〈対〉を形成している。この開かれた〈対〉によって、どちらもが最初は予測していなかったような大きな振りやポーズが生成されているのである。そのことが両者によって喜びとして感じられていることは、このような生成の場に立ち会った者にとっても直接に感じとられる。その意味でも、二人だけの世界ではなく、開かれた〈対〉が演じられているのである。
・・・ ・・・
映像
http://il.youtube.com/watch?v=_9lxGJvnZA0&feature=related
晴美さん、目力あるね、最後の立ち上がってのダンスもすごいねえ。まねできないねえ。
ふ?、イベント盛りだくさんですね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
さて、公演や出版物のご案内です。
目次
・「石の花 vol.3」 10月2日 京都 法然院
・「ジョグジャカルタ王宮舞踊とガムラン公演」 10月10日 京都 立命館大学衣笠キャンパス
・「1000人で音楽をする日。」に向けての集まり 10月11日 大阪 千里万博記念公園
・「ENTRY PORT」 10月1日 大阪 南船場 CHIKA IKKAI
・「身体は見えるものである 理学療法からダンスへ」 ダンスに関する文章 @現代思想(2010年10月号)
ーコンテンツー
1件目
「石の花 vol.3」
http://ishinohana.net/
ずっといろいろ一緒にやってきたバリ舞踊の大西由希子さんの完全自主企画シリーズの第3弾。ソロでやる予定だったようなんですが、ゲストで一部に出演することになりました。ふたりの間に流れるものを感じてもらえるようなダンスをしたいと思っています。
日時:2010年10月2日(土)19:00
会場:法然院 http://www.honen-in.jp/INDEX.html
出演:ダンス:大西由希子 音楽:TAIKUH JIKANG(川村亘平、Go ARAI)
ゲストダンサー:佐久間新
料金:一般 前売2,500円 当日2,800円
学生 前売2,000円 当日2,300円
予約・問い合わせ/Mail:info@ishinohana.net Tel:090-5093-4640
2件目
「ジョグジャカルタ王宮舞踊とガムラン公演」
京都府とジョグジャカルタ州が友好提携協定を結んで今年で25周年。それを記念して、ジョグジャカルタから3人の王女を含む舞踊家11人、音楽家4名が来日。門外不出の神聖舞踊「ブドヨ・サン・アムルウォ・ブミ」が上演されます。僕とイウィンさんは,「スリカンディ・ビスモ」を踊ります。
日時:2010年10月10日(日)
開場13:30 開演14:00
※ 終了時刻は15:30の予定です。
会場:立命館大学衣笠キャンパス 以学館2号ホール
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html
出演:《舞踊》ジョグジャカルタ王宮舞踊団、佐久間新・ウィヤンタリ
《演奏》ジョグジャカルタ王宮音楽家、マルガサリ、HANA★JOSS、岩本象一、近藤久子
主催:京都府、財団法人京都府国際センター
共催:学校法人立命館、ジョグジャカルタ特別区、ジョグジャカルタ王室
後援:在大阪インドネシア共和国総領事館 ほか
協力:ロイヤルシルク財団
★事前の申し込み方法★
定員約400名。先着順。観覧御希望の方は、「往復はがき」かe-mailにて以下の内容を記載の上、お申込みください。(10月5日必着)
※はがき・e-mail各1通につき4名様まで申込みできます。
◆往復はがきでの申込みの場合
【記載事項】氏名(ふりがな)、郵便番号、代表者の住所、電話番号(日中の連絡先)
【送り先】〒602-8570 京都府国際課 ガムラン公演等係(郵便番号を記載すれば住所は不要です)
※複数名で申込みされた場合、代表者の方に返信はがきを発送します。
◆e-mailで申込みの場合
【タイトル】「ガムラン公演等観覧希望」
【記載事項】氏名(ふりがな)、郵便番号、代表者の住所、電話番号(日中の連絡先)
【送信先】kokusai@pref.kyoto.lg.jp
※受付次第、確認のメールを送信アドレスに返信します。
《お問い合わせ先》京都府国際課(ガムラン公演担当)TEL:075-414-4313
3件目
「1000人で音楽する日。」
http://www.1000ongaku.com/
10月23日に行う「1000人で音楽をする日。」大演奏会に向けて、最後の集まりになりました。本番と同様、太陽の塔下のお祭り広場でする予定です。みなさん、お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。ウドロウドロは、ひとつひとつのパートは簡単ですので,秋のコンサート当日だけにお越し下さっても、演奏に参加することは出来ます。しかし、練習に参加すれば、よりお楽しみいただけると思います。
まず、竹を使って簡単な楽器を作ります。そして、フィリピンの作曲家ホセ・マセダが作った数十人から1000人のための作品「UDLOT-UDLOT」を演奏します。さらに、小島剛さんや僕のアイデアを元に、みんなで音を楽しみたいと思います。どなたでも参加できます。音楽やダンス経験は不問です。
日時:2010年10月11日 14:00?16:00
場所:民族学博物館特別展示館地階ピロティ集合 (大阪 吹田 千里万博記念公園)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html
参加費は無料ですが、モノレールでお越しの方は,自然文化公園の入場券(250円)が必要です。
(このメールに返信いただければ,先着順で若干名様に自然文化公園入場券付のみんぱくの入場券をプレゼントします。)
主催:財団法人千里文化財団
企画・制作:「1000人で音楽をする日。」制作実行委員会
4件目
「ENTRY PORT」
http://entryport.sub.jp/
どうやら若いにぎやかなバンドが集合するイベントのようですが、ガムランの渋さを見せたいと思っています。僕は,即興パフォーマンスをする予定です。マルガサリは、少数精鋭チームで参加します。
日時:2010年10月11日 16:00?
場所:地下一階[chika-ikkai] 大阪市中央区南船場1丁目1-12 企業交流プラザビルB1F
http://www.perversion-web.com/chika-ikkai/1010.html
出演:音楽 aM™[aem]、ギターヒーロー観光協会's with 高木太郎 (ex.SOUL FLOWER UNION)、マルガサリ、GTSVL、PARADISKa、soco soco
DJ ADaltz, corhee (HOUSE OF LUV), BIOMAN (from neco眠る)
VJ kezzardrix, SAi
ART 2zme, joko
FOOD ウェルカム食堂
チケット:前売り1800円+1ドリンク 当日 2300円+1ドリンク
5件目
「身体は見えるものである 理学療法からダンスへ」
本間直樹さん玉地雅浩さんが書いた、たんぽぽの家の奥谷晴美さんと僕とのダンスに関する文章「身体は見えるものである 理学療法からダンスへ」が、「現代思想」(青土社)の2010年10月号臨床哲学特集に掲載されています。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%CE%D7%BE%B2%B8%BD%BE%DD%B3%D8
これに際して,本間さんからインタビューを受けた。7月に、みんぱくで「侵蝕するガムラン」というコンサートをした。その中で,「ドン・テ・シペシ」というタイトルで、マルガサリ+Yangjah+たんぽぽの家メンバーで、即興パフォーマンスをした。それに向けて、たんぽぽの家で何度か練習を行った様子を撮影した映像を見ながらのインタビュー。
たんぽぽに家きっての存在感あるダンスをする晴美さんと、ひさびさにダンスをした。向かい合ってしばらくやり取りがあって,ダンスがはじまる感じだ。どうして、ダンスがはじまるのか。その時の様子を、からだでじっくりと反芻しながら映像を見て,言葉にしてみた。
本間直樹さんが、うまく文章にして書いている。
以下引用
・・・ ・・・
この記録を観ながら、Bは筆者に対して次のように語る。「僕とAさんとは、これまでも何度か一緒に舞台に立ったこともあり、二人のあいだに、表現することに向かうための基本的な信頼関係が成立している。(映像を観て思い出しながら)このとき、僕はAさんの振舞いを真似て発展させている。しかし、完全な真似ではなく、わざとちょっと変えてやる。ほんの数回やるとAさんが喜ぶ。自分の動きに近いことがパフォーマンスになっている、自分の動きが僕によって採用されている、ダンスにされているのをどうも喜んでいるようだ。その、ダンスが成立した感じになると、今度は大胆に動き出す。それだってダンスになるよ、と僕も動く。こういうのは普段の捌け口を求めるような、感情の吐き出しとは違う。遊びになり、ダンス化している。」
事前にパフォーマンスに参加することに同意がなされていることからも明らかであるが、AもBの両者とも、自分の身体が他者によって見られることを承認している。ここで見られるような身体の表現は、根源的に対他的な営みであり、動く自分の身体が、他者からの承認(あるいは否認)をともなう〈見えるもの〉であることを追求している。しかも両者は、互いに見ることと見られることを交換しつつ、模倣による閉じた循環に陥ることなく、開かれた〈対〉を形成している。この開かれた〈対〉によって、どちらもが最初は予測していなかったような大きな振りやポーズが生成されているのである。そのことが両者によって喜びとして感じられていることは、このような生成の場に立ち会った者にとっても直接に感じとられる。その意味でも、二人だけの世界ではなく、開かれた〈対〉が演じられているのである。
・・・ ・・・
映像
http://il.youtube.com/watch?v=_9lxGJvnZA0&feature=related
晴美さん、目力あるね、最後の立ち上がってのダンスもすごいねえ。まねできないねえ。
ふ?、イベント盛りだくさんですね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(佐久間新)
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「現代思想」青土社10月号が発行されたよう。臨床哲学が特集されています。本間直樹さんと玉地雅浩さんが、「身体は見えるものである 理学療法からダンスへ」という文章を共同執筆している。これに際して,本間さんからインタビューを受けた。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%CE%D7%BE%B2%B8%BD%BE%DD%B3%D8
7月に、みんぱくで「侵蝕するガムラン」というコンサートをした。その中で,「ドン・テ・シペシ」というタイトルで、マルガサリ+Yangjah+たんぽぽの家メンバーで、即興パフォーマンスをした。それに向けて、たんぽぽの家で何度か練習を行った様子を撮影した映像を見ながらのインタビュー。
たんぽぽに家きっての存在感あるダンスをする晴美さんと、ひさびさにダンスをした。向かい合ってしばらくやり取りがあって,ダンスがはじまる感じだ。どうして、ダンスがはじまるのか。その時の様子を、からだでじっくりと反芻しながら映像を見て,言葉にしてみた。
本間直樹さんが、うまく文章にして書いている。
以下引用
・・・ ・・・
この記録を観ながら、Bは筆者に対して次のように語る。「僕とBさんとは、これまでも何度か一緒に舞台に立ったこともあり、二人のあいだに、表現することに向かうための基本的な信頼関係が成立している。(映像を観て思い出しながら)このとき、僕はAの振舞いを真似て発展させている。しかし、完全な真似ではなく、わざとちょっと変えてやる。ほんの数回やるとAさんが喜ぶ。自分の動きに近いことがパフォーマンスになっている、自分の動きが僕によって採用されている、ダンスにされているのをどうも喜んでいるようだ。その、ダンスが成立した感じになると、今度は大胆に動き出す。それだってダンスになるよ、と僕も動く。こういうのは普段の捌け口を求めるような、感情の吐き出しとは違う。遊びになり、ダンス化している。」
事前にパフォーマンスに参加することに同意がなされていることからも明らかであるが、AもBの両者とも、自分の身体が他者によって見られることを承認している。ここで見られるような身体の表現は、根源的に対他的な営みであり、動く自分の身体が、他者からの承認(あるいは否認)をともなう〈見えるもの〉であることを追求している。しかも両者は、互いに見ることと見られること交換しつつ、模倣による閉じた循環に陥ることなく、開かれた〈対〉を形成している。この開かれた〈対〉によって、どちらもが最初は予測していなかったような大きな振りやポーズが生成されているのである。そのことが両者によって喜びとして感じられていることは、このような生成の場に立ち会った者にとっても直接に感じとられる。その意味でも、二人だけの世界ではなく、開かれた〈対〉が演じられているのである。
・・・ ・・・
晴美さん、目力あるね、最後の立ち上がってのダンスもすごいねえ。まねできないねえ。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?%CE%D7%BE%B2%B8%BD%BE%DD%B3%D8
7月に、みんぱくで「侵蝕するガムラン」というコンサートをした。その中で,「ドン・テ・シペシ」というタイトルで、マルガサリ+Yangjah+たんぽぽの家メンバーで、即興パフォーマンスをした。それに向けて、たんぽぽの家で何度か練習を行った様子を撮影した映像を見ながらのインタビュー。
たんぽぽに家きっての存在感あるダンスをする晴美さんと、ひさびさにダンスをした。向かい合ってしばらくやり取りがあって,ダンスがはじまる感じだ。どうして、ダンスがはじまるのか。その時の様子を、からだでじっくりと反芻しながら映像を見て,言葉にしてみた。
本間直樹さんが、うまく文章にして書いている。
以下引用
・・・ ・・・
この記録を観ながら、Bは筆者に対して次のように語る。「僕とBさんとは、これまでも何度か一緒に舞台に立ったこともあり、二人のあいだに、表現することに向かうための基本的な信頼関係が成立している。(映像を観て思い出しながら)このとき、僕はAの振舞いを真似て発展させている。しかし、完全な真似ではなく、わざとちょっと変えてやる。ほんの数回やるとAさんが喜ぶ。自分の動きに近いことがパフォーマンスになっている、自分の動きが僕によって採用されている、ダンスにされているのをどうも喜んでいるようだ。その、ダンスが成立した感じになると、今度は大胆に動き出す。それだってダンスになるよ、と僕も動く。こういうのは普段の捌け口を求めるような、感情の吐き出しとは違う。遊びになり、ダンス化している。」
事前にパフォーマンスに参加することに同意がなされていることからも明らかであるが、AもBの両者とも、自分の身体が他者によって見られることを承認している。ここで見られるような身体の表現は、根源的に対他的な営みであり、動く自分の身体が、他者からの承認(あるいは否認)をともなう〈見えるもの〉であることを追求している。しかも両者は、互いに見ることと見られること交換しつつ、模倣による閉じた循環に陥ることなく、開かれた〈対〉を形成している。この開かれた〈対〉によって、どちらもが最初は予測していなかったような大きな振りやポーズが生成されているのである。そのことが両者によって喜びとして感じられていることは、このような生成の場に立ち会った者にとっても直接に感じとられる。その意味でも、二人だけの世界ではなく、開かれた〈対〉が演じられているのである。
・・・ ・・・
晴美さん、目力あるね、最後の立ち上がってのダンスもすごいねえ。まねできないねえ。
(佐久間新)
ピクニック・プロジェクトに参加されたみなさまへ
打ち上げ花火のように伸びた茎の先で、曼珠沙華の閃光が瞬いています。
出歩くにはほんとに気持ちのいい空気が流れてきました。船場アートカフェ主催の「大阪ピクニック03」の開催が迫ってきました。今回は,「地下から空へ」と題して,大阪・梅田界隈をピクニックしようと思っています。今回はゲストに垣尾優さんを迎えます。殴り合うことからダンスにアプローチするコンタクトゴンゾの設立メンバーで、最近は抱き合って土手を転げたり,木から落ちて来る葉っぱとダンスするワークショップを行っているそうです。ゴンゾを離れた垣尾さんを、梅田の町へ誘い出したいと思います。僕自身は、山里に住むようになって10年が過ぎ,梅田へたまに出ると、からだの感覚がとてもザワザワと騒ぎます。そんなザワザワ感も楽しんでみたいと思っています。3日目の映像鑑賞には,垣尾さんを紹介してくれた砂連尾理さんも特別ゲストで参加してくれる予定です。
1日だけの参加でも結構ですので、お気楽にご参加ください。
SENBA ART CAFE
大阪ピクニック03「地下から空へ」ワークショップ
日時:第1日10月15日(金)午後6時30分?午後9時30分
からだのワークショップ、作戦会議など
第2日10月17日(日)午後1時?午後5時
大阪・梅田界隈をピクニック
第3日10月29日(金)午後6時30分?午後9時30分
映像を見たり、街や表現についてディスカッションしたり
定員:各回10名(事前申込制・無料。3回とも参加出来る方優先)
ナビゲーター:佐久間新(カミス)
ゲスト:垣尾優、ほんまなおき(船場カフェ・ディレクター/大阪大学CSCD)
大阪ピクニック:岡部太郎、御中虫、高岡伸一
主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
申込み方法:E-mail若しくはFAXにてお申し込みください。追って詳しいご案内をお知らせします。お申し込みは先着順受付。定員になり次第締め切りとさせていただきます。
FAX:06-4306-4900 E-mail: art-cafe@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp(船場アートカフェ事務局:高岡宛)
参加される方は、当日までに佐久間宛にメールをいただいても結構です。
ほんまなおきさんが撮影したこれまでのピクニックの映像がYou Tubeで見られます。
大阪ピクニック02 2009年10月@天王寺から帝塚山
http://www.youtube.com/watch?v=Wt6nbxRXuqY
大阪ナイトピクニック 2010年2月@御堂筋本町
http://www.youtube.com/watch?v=zlM2qiTX5DA&feature=related
また、ひとりでピクニックしてきたよ、という方がいれば、ご報告をお持ちしています。写真、映像、文字なんでもOKです。
大阪ピクニック
佐久間新
打ち上げ花火のように伸びた茎の先で、曼珠沙華の閃光が瞬いています。
出歩くにはほんとに気持ちのいい空気が流れてきました。船場アートカフェ主催の「大阪ピクニック03」の開催が迫ってきました。今回は,「地下から空へ」と題して,大阪・梅田界隈をピクニックしようと思っています。今回はゲストに垣尾優さんを迎えます。殴り合うことからダンスにアプローチするコンタクトゴンゾの設立メンバーで、最近は抱き合って土手を転げたり,木から落ちて来る葉っぱとダンスするワークショップを行っているそうです。ゴンゾを離れた垣尾さんを、梅田の町へ誘い出したいと思います。僕自身は、山里に住むようになって10年が過ぎ,梅田へたまに出ると、からだの感覚がとてもザワザワと騒ぎます。そんなザワザワ感も楽しんでみたいと思っています。3日目の映像鑑賞には,垣尾さんを紹介してくれた砂連尾理さんも特別ゲストで参加してくれる予定です。
1日だけの参加でも結構ですので、お気楽にご参加ください。
SENBA ART CAFE
大阪ピクニック03「地下から空へ」ワークショップ
日時:第1日10月15日(金)午後6時30分?午後9時30分
からだのワークショップ、作戦会議など
第2日10月17日(日)午後1時?午後5時
大阪・梅田界隈をピクニック
第3日10月29日(金)午後6時30分?午後9時30分
映像を見たり、街や表現についてディスカッションしたり
定員:各回10名(事前申込制・無料。3回とも参加出来る方優先)
ナビゲーター:佐久間新(カミス)
ゲスト:垣尾優、ほんまなおき(船場カフェ・ディレクター/大阪大学CSCD)
大阪ピクニック:岡部太郎、御中虫、高岡伸一
主催:船場アートカフェ(大阪市立大学都市研究プラザ)
申込み方法:E-mail若しくはFAXにてお申し込みください。追って詳しいご案内をお知らせします。お申し込みは先着順受付。定員になり次第締め切りとさせていただきます。
FAX:06-4306-4900 E-mail: art-cafe@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp(船場アートカフェ事務局:高岡宛)
参加される方は、当日までに佐久間宛にメールをいただいても結構です。
ほんまなおきさんが撮影したこれまでのピクニックの映像がYou Tubeで見られます。
大阪ピクニック02 2009年10月@天王寺から帝塚山
http://www.youtube.com/watch?v=Wt6nbxRXuqY
大阪ナイトピクニック 2010年2月@御堂筋本町
http://www.youtube.com/watch?v=zlM2qiTX5DA&feature=related
また、ひとりでピクニックしてきたよ、という方がいれば、ご報告をお持ちしています。写真、映像、文字なんでもOKです。
大阪ピクニック
佐久間新
サルスベリ以降、赤やピンクの花が増えてきました。朝,ブナがめんどくさそうに手を合わせるお地蔵さんの花瓶には、コスモスの花が。曼珠沙華やワレモコウはまだのようですが、一緒に小学校へ通うみゆきちゃんとちあきちゃんのおじいさんの田んぼの赤米は色づきはじめました。普通の稲と違って,稲穂が一番上に出ているので、赤紫のヒゲと稲穂がなびいています。そこだけ一面光沢のある織物のようです。
さて、公演の感想やイベントのご案内です。ああ、気づけば,この通信も101号,200号目指してがんばります。
目次
・「インドネシア芸術大学+マルガサリ ガムランコンサート」 2010年9月18日 河内長野ラブリーホール
・「銭湯即興」 2010年9月19日 大阪 天神橋筋7丁目 @アートセントー
・「観月の夕べ」2010年9月23日 岸和田 岸城神社
・ 屋上即興のパフォーマンスの写真と映像紹介
ーコンテンツー
1件目
「インドネシア芸術大学+マルガサリ ガムランコンサート」
かわちながの世界民族音楽祭2010 プレコンサート
前回もお伝えした公演です。今日,ジャワから22名が到着しました。週末のコンサートへ向けて,最後の準備が始まります。イウィンさんは,ブドヨを踊ります。また、ガムラン,ダンス,演劇のコラボ新作「アンデ・アンデ・ルムッ」では、イウィンさんとふたりでペアのダンスを踊ります。
日時:2010年9月18日(土) 開演14:00(開場13:30)
場所:ラブリーホール (大阪 河内長野市)
http://www.lovelyhall.com
出演:インドネシア芸術大学、マルガサリ
チケット:大人 2,000円 学生 1,000円(全席自由席)
(但し,このメールに返信していただければ、大人料金が1割引になります。)
主催:マルガサリ、河内長野市ラブリーホール
お問い合わせ:ラブリーホール tel 0721-56-6100
2件目
「銭湯即興」Sento Improvisations
http://emptybody.exblog.jp/14984136/

Jerry Gordon と Yangjahによる共同企画イベント
8月の「屋上即興」に続くシリーズ。屋上では,とてもスリリングなダンスが出来ました。その模様は、本間直樹さんが映像で撮っていますので,こちらもまた紹介したいと思います。
天神橋筋にある元の銭湯のアートセントー。ミュージシャン、ダンサーが女湯で、即興パフォーマンスを繰り広げます。
日時:2010/09/19 日
open 2pm start 3pm
チケット:\1000
出演:音 Charles Eric Billard 、Good Luck Boys 、Jerry Gordon 、はらふじ菜美、西田有里
ダンス Mitsu Salmon 、Yangjah、佐久間新
フード:はらはち食堂
場所:アートセントー・天神橋温泉
大阪市北区天神橋7-13-14
3件目
「観月の夕べ」
ジャワ舞踊家の冨岡三智さんが企画するシリーズ。満月の下で,影芝居と舞踊の奉納公演。
僕とイウィンさんはスリカンディ・ビスモを踊ります。舞踊教室の生徒も踊ります。教室は満10周年を迎えています。
日時:2010年9月23日(祝・木) 18:00開演
出演:冨岡三智、HANA★JOSS+西田有里 、西岡美緒、河島加奈子、坂口裕美子、佐久間ウィヤンタリ,佐久間新
チケット:入場無料(カンパ制)
場所:岸和田市 岸城(きしき)神社 (雨天時は社殿)
岸和田市岸城町11?30(岸和田城前)
南海本線岸和田駅より徒歩10分、蛸地蔵駅より5分
お問合せ:ジャワ舞踊の会 080-5714-4939 michitomioka@gmail.com
http://javanesedance.blog69.fc2.com/
岸城神社 072-422-0686 kishiki@infoseek.jp
http://kishiki.web.infoseek.co.jp/
主催:岸城神社、ジャワ舞踊の会
共催:特定非営利活動法人 ラヂオきしわだ
後援:在大阪インドネシア共和国総領事館、岸和田市教育委員会、岸和田文化事業協会
4件目
2010年8月21日、前回お知らせした「屋上即興 Rooftop Improvisation」に参加。アメリカ村のど真ん中のビルの屋上からは,ムアッとする空気の向こうに月が見えていました。本間直樹さんが映像を、写真家のJean-Yves Terreaultさんが写真をアップしてくれています。
写真家のJean-Yves Terreaultさんの写真
1枚目の写真を見ると,ゆったり踊っているように見えるんだけど,映像で見るとほんの一瞬です。写真家の視点,写真のおもしろさ。
http://www.terophoto.com/Recent-Projects/Rooftop-Improvisations-10-08/13471619_rWPfQ#980978508_t4SAV
JerryさんとアコーディオンのRyotaroさんとの即興。ふたりとは初対面でした。 この日は,出演メンバーをグループに分けて,何通りかやりました。このセッションだけでも20分以上ありましたが,例のごとく本間さんが、ここぞという10分を切り取ってくれました。編集はしていないのです。
http://www.youtube.com/watch?v=vdrlqI49OVk
こちらは、最後のセッション。創作楽器のCharles-Eric Billardさんとお琴の今西玲子 さんと。最後の方で,JerryさんとYangjahさんも加わってきます。この日は,Won Jiksuさんも来ていました。彼とは,以前に京都文化博物館で伊藤愛子さんと3人でパフォーマンスをしたことがあります。この日のウォンさんの即興も最高でした。それと、映像にはないんですが,お客さんも即興で参加してくれました。後で聞くとくらげさんというダンサーで,クラゲダンスをふたりで熱演しました。
http://www.youtube.com/watch?v=B8NdPz6cljs&feature=related
この映像のノーカットバージョンもとても面白いので,いずれご紹介したいと思います。
やっと秋です。シャツとからだの間を風が通り抜けて行きます。
さて、公演の感想やイベントのご案内です。ああ、気づけば,この通信も101号,200号目指してがんばります。
目次
・「インドネシア芸術大学+マルガサリ ガムランコンサート」 2010年9月18日 河内長野ラブリーホール
・「銭湯即興」 2010年9月19日 大阪 天神橋筋7丁目 @アートセントー
・「観月の夕べ」2010年9月23日 岸和田 岸城神社
・ 屋上即興のパフォーマンスの写真と映像紹介
ーコンテンツー
1件目
「インドネシア芸術大学+マルガサリ ガムランコンサート」
かわちながの世界民族音楽祭2010 プレコンサート
前回もお伝えした公演です。今日,ジャワから22名が到着しました。週末のコンサートへ向けて,最後の準備が始まります。イウィンさんは,ブドヨを踊ります。また、ガムラン,ダンス,演劇のコラボ新作「アンデ・アンデ・ルムッ」では、イウィンさんとふたりでペアのダンスを踊ります。
日時:2010年9月18日(土) 開演14:00(開場13:30)
場所:ラブリーホール (大阪 河内長野市)
http://www.lovelyhall.com
出演:インドネシア芸術大学、マルガサリ
チケット:大人 2,000円 学生 1,000円(全席自由席)
(但し,このメールに返信していただければ、大人料金が1割引になります。)
主催:マルガサリ、河内長野市ラブリーホール
お問い合わせ:ラブリーホール tel 0721-56-6100
2件目
「銭湯即興」Sento Improvisations
http://emptybody.exblog.jp/14984136/

Jerry Gordon と Yangjahによる共同企画イベント
8月の「屋上即興」に続くシリーズ。屋上では,とてもスリリングなダンスが出来ました。その模様は、本間直樹さんが映像で撮っていますので,こちらもまた紹介したいと思います。
天神橋筋にある元の銭湯のアートセントー。ミュージシャン、ダンサーが女湯で、即興パフォーマンスを繰り広げます。
日時:2010/09/19 日
open 2pm start 3pm
チケット:\1000
出演:音 Charles Eric Billard 、Good Luck Boys 、Jerry Gordon 、はらふじ菜美、西田有里
ダンス Mitsu Salmon 、Yangjah、佐久間新
フード:はらはち食堂
場所:アートセントー・天神橋温泉
大阪市北区天神橋7-13-14
3件目
「観月の夕べ」
ジャワ舞踊家の冨岡三智さんが企画するシリーズ。満月の下で,影芝居と舞踊の奉納公演。
僕とイウィンさんはスリカンディ・ビスモを踊ります。舞踊教室の生徒も踊ります。教室は満10周年を迎えています。
日時:2010年9月23日(祝・木) 18:00開演
出演:冨岡三智、HANA★JOSS+西田有里 、西岡美緒、河島加奈子、坂口裕美子、佐久間ウィヤンタリ,佐久間新
チケット:入場無料(カンパ制)
場所:岸和田市 岸城(きしき)神社 (雨天時は社殿)
岸和田市岸城町11?30(岸和田城前)
南海本線岸和田駅より徒歩10分、蛸地蔵駅より5分
お問合せ:ジャワ舞踊の会 080-5714-4939 michitomioka@gmail.com
http://javanesedance.blog69.fc2.com/
岸城神社 072-422-0686 kishiki@infoseek.jp
http://kishiki.web.infoseek.co.jp/
主催:岸城神社、ジャワ舞踊の会
共催:特定非営利活動法人 ラヂオきしわだ
後援:在大阪インドネシア共和国総領事館、岸和田市教育委員会、岸和田文化事業協会
4件目
2010年8月21日、前回お知らせした「屋上即興 Rooftop Improvisation」に参加。アメリカ村のど真ん中のビルの屋上からは,ムアッとする空気の向こうに月が見えていました。本間直樹さんが映像を、写真家のJean-Yves Terreaultさんが写真をアップしてくれています。
写真家のJean-Yves Terreaultさんの写真
1枚目の写真を見ると,ゆったり踊っているように見えるんだけど,映像で見るとほんの一瞬です。写真家の視点,写真のおもしろさ。
http://www.terophoto.com/Recent-Projects/Rooftop-Improvisations-10-08/13471619_rWPfQ#980978508_t4SAV
JerryさんとアコーディオンのRyotaroさんとの即興。ふたりとは初対面でした。 この日は,出演メンバーをグループに分けて,何通りかやりました。このセッションだけでも20分以上ありましたが,例のごとく本間さんが、ここぞという10分を切り取ってくれました。編集はしていないのです。
http://www.youtube.com/watch?v=vdrlqI49OVk
こちらは、最後のセッション。創作楽器のCharles-Eric Billardさんとお琴の今西玲子 さんと。最後の方で,JerryさんとYangjahさんも加わってきます。この日は,Won Jiksuさんも来ていました。彼とは,以前に京都文化博物館で伊藤愛子さんと3人でパフォーマンスをしたことがあります。この日のウォンさんの即興も最高でした。それと、映像にはないんですが,お客さんも即興で参加してくれました。後で聞くとくらげさんというダンサーで,クラゲダンスをふたりで熱演しました。
http://www.youtube.com/watch?v=B8NdPz6cljs&feature=related
この映像のノーカットバージョンもとても面白いので,いずれご紹介したいと思います。
やっと秋です。シャツとからだの間を風が通り抜けて行きます。
明日,奈良と堺の高齢者の施設に行って,ワークショップをします。はしごです。午後は奈良,そして夜は堺。老人の方々とも一緒にダンスをしたいのですが,まずはケアをしているスタッフの方と仲良くなりたいと思っています。奈良へは前回下見へ行ったので、明日が第1回目。堺は,前回から始まったので,明日が第2回目です。堺の第1回目の様子を、少し書いてみます。
8月20日
大阪大学コミュニケーションデザインセンターの本間直樹さんと堺の高齢者施設へ。住宅街にある元別荘の1軒家なので、少し迷った。玉地雅浩さんと西村ユミさんも遅れてやってきた。スタッフの方4人にインタビューするところから始めた。リーダーの細川さんは独特のキャラクターで、本音トークの人だった。老人がみんなそろって体操したり,折り紙したりするのはおかしいやんってことで、この施設にはリクレーションが無いということだった。常駐スタッフは6人で,みんな若くてとても元気がよかった。僕は,ワークショップ用にペットボトルも持ってきていたけど,なんだか別のことがしたくなったので,部屋でぐるぐる回っていた扇風機で遊ぶことにした。
細川さんによると、普段もリクレーションは無いが,突然社交ダンスを踊りはじめるおばあさんとダンス大会になったり,つねってくるおじいさんの攻撃を防御するところからダンスが始まったりすることがあるとのことだった。扇風機で遊ぶのは、馬鹿げているのかもしれないが,スタッフのみんなは大まじめに遊んでくれた。細川さんが羽根を壊して,ようやく終了になった。壊して終わるなんて,小学生みたいだなあ。
8月24日
ここのところちょこちょこ会っているコンテンポラリーダンスの砂連尾理さんに頼まれて神戸女学院大学へワークショップに出かけた。砂連尾さんは、伊丹のアイホールのプロジェクトで、市民や大学生とダンス作品を作っているのだ。
http://saalekashi.exblog.jp/
10時50分に阪急門戸厄神駅に待ち合わせ。舞踊専攻があるなんて知らなかった。立派なスタジオもある。11時から16時までワークショップを行った。スタジオの裏からは,甲山と六甲山が見えた。声を向いの谷に放り投げてみた。それから空気を、甲山まで投げてみた。そして指と腕で六甲山をなぞってみたり,雲をなぞってみたり。スタジオへ戻ってからは,ペットボトルのワークもやってみた。普段バレエやコンテンポラリーダンスのレッスンをしている彼女たちにとっては、相当変わったワークだっただろうなあ。それでも興味津々でやってくれた。みんなありがとう。公演の成功を祈っています。
ペットボトルをからだに載せるワークの写真です。


新記録の写真,募集中です。
8月20日
大阪大学コミュニケーションデザインセンターの本間直樹さんと堺の高齢者施設へ。住宅街にある元別荘の1軒家なので、少し迷った。玉地雅浩さんと西村ユミさんも遅れてやってきた。スタッフの方4人にインタビューするところから始めた。リーダーの細川さんは独特のキャラクターで、本音トークの人だった。老人がみんなそろって体操したり,折り紙したりするのはおかしいやんってことで、この施設にはリクレーションが無いということだった。常駐スタッフは6人で,みんな若くてとても元気がよかった。僕は,ワークショップ用にペットボトルも持ってきていたけど,なんだか別のことがしたくなったので,部屋でぐるぐる回っていた扇風機で遊ぶことにした。
細川さんによると、普段もリクレーションは無いが,突然社交ダンスを踊りはじめるおばあさんとダンス大会になったり,つねってくるおじいさんの攻撃を防御するところからダンスが始まったりすることがあるとのことだった。扇風機で遊ぶのは、馬鹿げているのかもしれないが,スタッフのみんなは大まじめに遊んでくれた。細川さんが羽根を壊して,ようやく終了になった。壊して終わるなんて,小学生みたいだなあ。
8月24日
ここのところちょこちょこ会っているコンテンポラリーダンスの砂連尾理さんに頼まれて神戸女学院大学へワークショップに出かけた。砂連尾さんは、伊丹のアイホールのプロジェクトで、市民や大学生とダンス作品を作っているのだ。
http://saalekashi.exblog.jp/
10時50分に阪急門戸厄神駅に待ち合わせ。舞踊専攻があるなんて知らなかった。立派なスタジオもある。11時から16時までワークショップを行った。スタジオの裏からは,甲山と六甲山が見えた。声を向いの谷に放り投げてみた。それから空気を、甲山まで投げてみた。そして指と腕で六甲山をなぞってみたり,雲をなぞってみたり。スタジオへ戻ってからは,ペットボトルのワークもやってみた。普段バレエやコンテンポラリーダンスのレッスンをしている彼女たちにとっては、相当変わったワークだっただろうなあ。それでも興味津々でやってくれた。みんなありがとう。公演の成功を祈っています。
ペットボトルをからだに載せるワークの写真です。


新記録の写真,募集中です。
(佐久間新)
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