7月22日
暑い時はシンプルだ。あれこれ考えないのがいい。
暑いからアイスをブナに買ってやる。
暑いからビールを飲む。
あれこれ考えない。
終日、標高600メートルの野外で作業。頭がゆだっている。
ブナを学童に迎えに行き,帰宅。標高450メートルの我が家もさすがに暑い。
水シャワーを浴びようとすると,小桜インコのパリノも暑そうだったので、一緒にシャワー。バシャバシャかかると気持ち良さそうにジッとしている。
こんなに暑い時も,ブナはひとり元気。
部屋でサッカーだ!!プロレスだ!!
暑い暑い。
家の前に引きずり出した。
2ヶ月ほど前から,理由は知らないんだけど,家のすぐ横の町の共同給水井戸が使われなくなった。電源は止まったんだけど,70メートルの井戸はコンコンと湧いていて、水がチロチロと我が家の前の溝を流れている。これが、冷たくてめちゃくちゃ気持ちいいのだ。



水遊びが段々エスカレート。
最後は水行に。
冷たい水を浴びた岩が温もって、岩の匂いを発している。


ブナが2階へシャワーしにいったので,あったかいコンクリートの坂に寝転んだ。藍色の暮れた空に青い雲が流れている。大家さんの裏庭の母屋の建て替えように植えているという檜の林からヒグラシの声が次から次へと音の波になって響く。阪急バスが終点の転回場でUターンをする。カラスが飛んでいき,フンをする。
おい、プロレスしようと、2階から声が聞こえてきた。
(写真は,大雨の後と、今日のもの)
暑い時はシンプルだ。あれこれ考えないのがいい。
暑いからアイスをブナに買ってやる。
暑いからビールを飲む。
あれこれ考えない。
終日、標高600メートルの野外で作業。頭がゆだっている。
ブナを学童に迎えに行き,帰宅。標高450メートルの我が家もさすがに暑い。
水シャワーを浴びようとすると,小桜インコのパリノも暑そうだったので、一緒にシャワー。バシャバシャかかると気持ち良さそうにジッとしている。
こんなに暑い時も,ブナはひとり元気。
部屋でサッカーだ!!プロレスだ!!
暑い暑い。
家の前に引きずり出した。
2ヶ月ほど前から,理由は知らないんだけど,家のすぐ横の町の共同給水井戸が使われなくなった。電源は止まったんだけど,70メートルの井戸はコンコンと湧いていて、水がチロチロと我が家の前の溝を流れている。これが、冷たくてめちゃくちゃ気持ちいいのだ。



水遊びが段々エスカレート。
最後は水行に。
冷たい水を浴びた岩が温もって、岩の匂いを発している。


ブナが2階へシャワーしにいったので,あったかいコンクリートの坂に寝転んだ。藍色の暮れた空に青い雲が流れている。大家さんの裏庭の母屋の建て替えように植えているという檜の林からヒグラシの声が次から次へと音の波になって響く。阪急バスが終点の転回場でUターンをする。カラスが飛んでいき,フンをする。
おい、プロレスしようと、2階から声が聞こえてきた。
(写真は,大雨の後と、今日のもの)
(佐久間新)
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7月11日
みんぱくでマルガサリのコンサート。ゲストはたんぽぽの家のメンバーとYangjahさん、特別出演にロフィットさん。
プログラム
・SANZUI 前編 (監修:佐久間新
・ドン・テ・シペシ (即興パフォーマンス)
休憩
・ロンドン・アリッ (ジャワ古典曲)
・For Gender (作曲:David Kotlowy)
・スカル・プディアストゥティ (ジャワ舞踊 佐久間ウィヤンタリ)
・SANZUI 後編 (監修:佐久間新)
最初のSANZUIでは、階段落ちをやった。からだが水のようになり、階段を滑り落ちていく。完全に水にはなりきれなかったので,すねに少し血がにじんだ。舞台の平面まで落ちていって,生き返って,ドン・テ・シペシへつなげた。即興パフォーマンスだけど、ここだけは決めていた。たんぽぽのナリミさんがいい感じで客席から登場した。その後,たんぽぽの晴美さんが車いすで出て来て、存在感を示した。と、すぐに虫さんが晴美さんのぬいぐるみを取り上げた。ここのところ、こころに悩みを抱えて苦しんでいる虫さんのパフォーマンスは混乱をもたらした。虫さんはほとんど練習に参加していなかったこともあり,やや想定外な展開に、舞台がねじれていく。しかし、即興は即興、なにもかも受け入れなければならない。しかし、虫さんがあくまでもマルガサリのメンバーとして登場したので,観客にはその混乱が分かりにくかったかもしれない。
中村のびるさんの公開日記のコピーです。
・・・ ・・・
7月11日、大阪・千里の国立民族学博物館(通称みんぱく)で、「侵蝕するガムラン」という企画イベントがあった。ジャワ島中部のガムランを「メディア」として活動を展開するグループ・マルガサリが、ジャワの伝統曲、現代作品などを演奏。さらに、障がいを個性としてとらえてアートの分野で活動している奈良の「たんぽぽの家・アートセンターHANA」とのコラボレーションによるパフォーマンスを紹介する――とチラシに書かれている。
会場に着くと、大人から子どもまで、ざっと300人くらいの観客が詰めかけている。たぶんこれまでにも何度か書いていると思うけれど、ぼくはマルガサリというグループがやってきたことに注目していて、ずいぶん刺激も受けてきた。それが、ほとんど何も生かされていないのが情けないくらいの気持ちでいる。でも、世の中そんな人ばかりじゃないし、特にこの日は観覧無料で、外も雨だし、みんぱくや万国公園に遊びにきたついでに、珍しい民族音楽でも聴いて、ちよっと癒されたりしてみるかというお客さんも、ずいぶん混じっているような気がした。
ジャワの特徴的なゆっくりしたテンポの古典曲で始めるのが常道だと思っていたら、最初の出し物は演奏者たちが頭の上に水の入ったボトルを載せて、2階からゆっくり降りてきて、楽器に触れる「SANZUI」というパフォーマンスだった。身体の芯を意識しながら歩き、水の波動のように身体を揺らし、その力だけで楽器を鳴らして音を出す。頭の上にボトルがあるから行動が制約されている。そう受け取れば、このひどく現代的なパフォーマンスも特異なものには見えてこない。正直に言えば、いわゆる民族音楽を期待してきた少なからぬお客さんが途中でいなくなるかと思っていたのだが、そうでもなかったのは頭上のボトルの効果なのかもしれない。小さな楽器の音に、みな聞き入っているようにも見える。
ところが、マルガサリの過激さはこれだけでは終わらなかった。続いて登場したのが、障がいのあるパフォーマー。ジャワで舞踊の修業をしてきた佐久間新さんは、そのナリミさんの巧まざる動きを引き出しながら、踊りとも遊びともいえない独特な表現を見せる。次に車椅子に乗ったパフォーマーが舞台に上がる。晴美さんにはマイクがつけられ、思いついた言葉を舞台で自由に喋る役が与えられている。その言葉に合わせて楽器の音を鳴らしたり、演奏者が自分の声で言葉を増幅させたりする。そこに、御中虫さん、Yangjahさんという舞踏家がからんでくるのだが、悪女のように振舞う虫さんは、晴美さんが大事にしている人形をむしり取り、さらに晴美さんを車椅子から引きずりおろして、それまで持ち去ってしまう。「痛いよ」と叫ぶ晴美さんの足を全員でマッサージすると、本人の機嫌が直ったので、見ているほうがちょっと安心する。その後、ひたすら楽器を叩いて音を出し続ける人が出てきて、どんどん音や動きの幅が膨らんでいって、ある瞬間にシュッとパフォーマンスが終わる。40分くらいあったかもしれない。
マルガサリは、障がい者の巧まざる動きや演奏から、奏者として身体表現者として学ぶものがあるはずだという考えで、5?6年前からたんぽぽの家に通い、「さあ、トーマス!」という即興的で魅力的な作品を作り出し、大阪や東京で公演している。今回のパフォーマンスもそのときと同じで、始めから終わりまで段取りらしい段取りも決めずにやった即興的なもの。ここで15分の休憩。
さて後半、どれだけの人が残るのかと思っていたら、減ったのは2?3割。そのまま残った人のほうが、はるかに多い。マルガサリ代表の中川真さんと、たんぽぽの家の岡部太郎さんによるコラボレーションについてのトークに続いて、ようやく伝統的な曲、伝統的な舞踊を見せる。最後はまた「SANZUI」の続き。無料コンサートとは思えない、約3時間半の濃いプログラムを見て、もう少しお客さんを信じてみようかなと、素直に思った。わかりやすかったり見栄えがよければ、それでいいというものではない。
一方で、この日の観客が何を感じ取ったのか、ぼくもちょっと話を聞いてみたいと思った。ヘビーな無料コンサートを企画したみんぱくも、面白い施設だ。イベントを企画したみんぱくの福岡正太さんも、スンダ地方(西部ジャワ)のガムランの研究者で、一見大人しそうに見えるけれど、実はそうでもなさそうだ。
この晩、大阪と京都との県境にある山奥の谷に住む佐久間さんの家に泊めてもらって、特にたんぽぽの家の人たちとのコラボレーションについて、さらにいろいろと話を聞いた。奥さんのウィヤンタリさん(やはりジャワ舞踊の踊り手として、この日も出演)は、朝方、南アフリカでの決勝を見るのだと、早々に寝てしまった。決勝ゴールの興奮は、翌朝のウィヤンタリさんの言葉で十分すぎるほどに伝わってきた。
・・・ ・・・
そういえば、つかこうへいさんが亡くなった。直接影響を受けたりはしてないけど、相当パワフルな人で,現場主義だったということを聞くと親近感がわく。役者のからだをもってすれば,階段くらい転げ落ちられるだろう。ダンサーのからだをもってしても,階段くらいは転げ落ちられる。落ち方はちょっと違うかもしれないが。
さてさて、なんとかかんとか前半終了。それにしても大変なプログラムである。ここまでで1時間近く。300人くらいの観客の多くが席を立つかもしれないな,と心配したが,ほとんどの人が残った。そして、後半へと続く。最後の最後にいいシーンが生まれた。SANZUIの終わり近くで、指に載せた菜箸で茶碗をちーんと鳴らすくらいの小さな音があらわれる。これだけの空間で、聴き取れるだろうかと心配したが,会場にいた全員が耳をすまし、この小さな小さな音を味わった。
野村誠さんのブログにも書かれている。
http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20100711#p2
音の力,そして、聴衆の力を再確認。見に来てくださったみなさま,ありがとうございました。
みんぱくでマルガサリのコンサート。ゲストはたんぽぽの家のメンバーとYangjahさん、特別出演にロフィットさん。
プログラム
・SANZUI 前編 (監修:佐久間新
・ドン・テ・シペシ (即興パフォーマンス)
休憩
・ロンドン・アリッ (ジャワ古典曲)
・For Gender (作曲:David Kotlowy)
・スカル・プディアストゥティ (ジャワ舞踊 佐久間ウィヤンタリ)
・SANZUI 後編 (監修:佐久間新)
最初のSANZUIでは、階段落ちをやった。からだが水のようになり、階段を滑り落ちていく。完全に水にはなりきれなかったので,すねに少し血がにじんだ。舞台の平面まで落ちていって,生き返って,ドン・テ・シペシへつなげた。即興パフォーマンスだけど、ここだけは決めていた。たんぽぽのナリミさんがいい感じで客席から登場した。その後,たんぽぽの晴美さんが車いすで出て来て、存在感を示した。と、すぐに虫さんが晴美さんのぬいぐるみを取り上げた。ここのところ、こころに悩みを抱えて苦しんでいる虫さんのパフォーマンスは混乱をもたらした。虫さんはほとんど練習に参加していなかったこともあり,やや想定外な展開に、舞台がねじれていく。しかし、即興は即興、なにもかも受け入れなければならない。しかし、虫さんがあくまでもマルガサリのメンバーとして登場したので,観客にはその混乱が分かりにくかったかもしれない。
中村のびるさんの公開日記のコピーです。
・・・ ・・・
7月11日、大阪・千里の国立民族学博物館(通称みんぱく)で、「侵蝕するガムラン」という企画イベントがあった。ジャワ島中部のガムランを「メディア」として活動を展開するグループ・マルガサリが、ジャワの伝統曲、現代作品などを演奏。さらに、障がいを個性としてとらえてアートの分野で活動している奈良の「たんぽぽの家・アートセンターHANA」とのコラボレーションによるパフォーマンスを紹介する――とチラシに書かれている。
会場に着くと、大人から子どもまで、ざっと300人くらいの観客が詰めかけている。たぶんこれまでにも何度か書いていると思うけれど、ぼくはマルガサリというグループがやってきたことに注目していて、ずいぶん刺激も受けてきた。それが、ほとんど何も生かされていないのが情けないくらいの気持ちでいる。でも、世の中そんな人ばかりじゃないし、特にこの日は観覧無料で、外も雨だし、みんぱくや万国公園に遊びにきたついでに、珍しい民族音楽でも聴いて、ちよっと癒されたりしてみるかというお客さんも、ずいぶん混じっているような気がした。
ジャワの特徴的なゆっくりしたテンポの古典曲で始めるのが常道だと思っていたら、最初の出し物は演奏者たちが頭の上に水の入ったボトルを載せて、2階からゆっくり降りてきて、楽器に触れる「SANZUI」というパフォーマンスだった。身体の芯を意識しながら歩き、水の波動のように身体を揺らし、その力だけで楽器を鳴らして音を出す。頭の上にボトルがあるから行動が制約されている。そう受け取れば、このひどく現代的なパフォーマンスも特異なものには見えてこない。正直に言えば、いわゆる民族音楽を期待してきた少なからぬお客さんが途中でいなくなるかと思っていたのだが、そうでもなかったのは頭上のボトルの効果なのかもしれない。小さな楽器の音に、みな聞き入っているようにも見える。
ところが、マルガサリの過激さはこれだけでは終わらなかった。続いて登場したのが、障がいのあるパフォーマー。ジャワで舞踊の修業をしてきた佐久間新さんは、そのナリミさんの巧まざる動きを引き出しながら、踊りとも遊びともいえない独特な表現を見せる。次に車椅子に乗ったパフォーマーが舞台に上がる。晴美さんにはマイクがつけられ、思いついた言葉を舞台で自由に喋る役が与えられている。その言葉に合わせて楽器の音を鳴らしたり、演奏者が自分の声で言葉を増幅させたりする。そこに、御中虫さん、Yangjahさんという舞踏家がからんでくるのだが、悪女のように振舞う虫さんは、晴美さんが大事にしている人形をむしり取り、さらに晴美さんを車椅子から引きずりおろして、それまで持ち去ってしまう。「痛いよ」と叫ぶ晴美さんの足を全員でマッサージすると、本人の機嫌が直ったので、見ているほうがちょっと安心する。その後、ひたすら楽器を叩いて音を出し続ける人が出てきて、どんどん音や動きの幅が膨らんでいって、ある瞬間にシュッとパフォーマンスが終わる。40分くらいあったかもしれない。
マルガサリは、障がい者の巧まざる動きや演奏から、奏者として身体表現者として学ぶものがあるはずだという考えで、5?6年前からたんぽぽの家に通い、「さあ、トーマス!」という即興的で魅力的な作品を作り出し、大阪や東京で公演している。今回のパフォーマンスもそのときと同じで、始めから終わりまで段取りらしい段取りも決めずにやった即興的なもの。ここで15分の休憩。
さて後半、どれだけの人が残るのかと思っていたら、減ったのは2?3割。そのまま残った人のほうが、はるかに多い。マルガサリ代表の中川真さんと、たんぽぽの家の岡部太郎さんによるコラボレーションについてのトークに続いて、ようやく伝統的な曲、伝統的な舞踊を見せる。最後はまた「SANZUI」の続き。無料コンサートとは思えない、約3時間半の濃いプログラムを見て、もう少しお客さんを信じてみようかなと、素直に思った。わかりやすかったり見栄えがよければ、それでいいというものではない。
一方で、この日の観客が何を感じ取ったのか、ぼくもちょっと話を聞いてみたいと思った。ヘビーな無料コンサートを企画したみんぱくも、面白い施設だ。イベントを企画したみんぱくの福岡正太さんも、スンダ地方(西部ジャワ)のガムランの研究者で、一見大人しそうに見えるけれど、実はそうでもなさそうだ。
この晩、大阪と京都との県境にある山奥の谷に住む佐久間さんの家に泊めてもらって、特にたんぽぽの家の人たちとのコラボレーションについて、さらにいろいろと話を聞いた。奥さんのウィヤンタリさん(やはりジャワ舞踊の踊り手として、この日も出演)は、朝方、南アフリカでの決勝を見るのだと、早々に寝てしまった。決勝ゴールの興奮は、翌朝のウィヤンタリさんの言葉で十分すぎるほどに伝わってきた。
・・・ ・・・
そういえば、つかこうへいさんが亡くなった。直接影響を受けたりはしてないけど、相当パワフルな人で,現場主義だったということを聞くと親近感がわく。役者のからだをもってすれば,階段くらい転げ落ちられるだろう。ダンサーのからだをもってしても,階段くらいは転げ落ちられる。落ち方はちょっと違うかもしれないが。
さてさて、なんとかかんとか前半終了。それにしても大変なプログラムである。ここまでで1時間近く。300人くらいの観客の多くが席を立つかもしれないな,と心配したが,ほとんどの人が残った。そして、後半へと続く。最後の最後にいいシーンが生まれた。SANZUIの終わり近くで、指に載せた菜箸で茶碗をちーんと鳴らすくらいの小さな音があらわれる。これだけの空間で、聴き取れるだろうかと心配したが,会場にいた全員が耳をすまし、この小さな小さな音を味わった。
野村誠さんのブログにも書かれている。
http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20100711#p2
音の力,そして、聴衆の力を再確認。見に来てくださったみなさま,ありがとうございました。
(佐久間新)
緑の田んぼに白いサギが鮮やかです。風が吹くと稲が濃淡の波になって走っていきます。数年前,我が家の近くの泉に涼みにいくと,なにやら気配を感じました。草の向こうに白い影、先客がいたのでした。一瞬目が合い,互いに息を飲みました。あわてて身繕いをしたサギは、バサバサとゆったり飛んでいきました。天の羽衣の世界でした。
さて、イベントや映像などのご案内です。
目次
・「からだトーク/ケムに舞う」 2010年7月8日 大阪大学オレンジショップ
・「1000人で音楽をする日。」に向けての集まり 2010年 7月11日 千里万博記念公園 ウドロッ・ウドロッ他
・「侵蝕するガムラン」マルガサリとたんぽぽの家とのコラボなど 2010年7月11日 千里万博記念公園民族学博物館
・「モックルいきいき大学講座」ジャワ舞踊はスローダンス 2010年7月15日 河内長野市立市民交流センター
・ 上海の障がい者職業訓練校でのワークショップ映像とインタビュー コネクタテレビ
ーコンテンツー
1件目
「からだトーク/ケムに舞う」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/activity/view/552?mode=0&page=1&discipline=&activity=&staff=&keyword=
四隅に菊が描かれた箱のヨクキクという文字の下にあるミシン目を、ポツポツと切り取っていく。
カネ製の菱形の中にくりぬかれたVサインを、指でクイッと折り曲げる。
元はひとつだったような陰と陽の重なりあった緑の螺旋を、ギシギシいわせながらはがしていく。
マッチが灯した炎が消えると溶鉱炉から出てきた鋼のようなエッジから、白い幕が立ち上がっていく。
煙のようにダンスしたい。
さんまからも,えんとつからも、ロケットからも煙は出ます。
夏が近づいていますので、蚊取り線香からダンスを始めます。
Vサインに突き刺した緑の螺旋は少し傾き、
自らの重みでできたたわみがなだらかなカーブを作っています。
蚊取り線香、さんまと七輪、5キロのドライアイスなどでダンスをします。
日時:2010年7月8日(木)18:30?21:00
場所:「オレンジショップ」(大阪大学ワークショップルーム)
豊中キャンパス 基礎工学研究科I棟 1階(下記URLをご覧下さい)
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/about/orangeshop.html
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
ゲスト:玉地雅浩、佐久間新
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
2件目
「1000人で音楽する日。」
ホームページが立ち上がりました。
http://www.1000ongaku.com/
10月23日に行う「1000人で音楽をする日。」大演奏会に向けて、本番まで,毎月一度、集まりを企画しています。気持ちのいい千里万博公園で、のんびりピクニック気分で新しい音楽のかたちにトライしていきたいと思っています。次回7月11日のタイトルは、ピクニック「100人で音楽をする日」です。目標100人。みなさん、お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。ウドロウドロは、ひとつひとつのパートは簡単ですので,秋のコンサート当日だけにお越し下さっても、演奏に参加することは出来ます。しかし、練習に参加すれば、よりお楽しみいただけると思います。
まず、竹を使って簡単な楽器を作ります。そして、フィリピンの作曲家ホセ・マセダが作った数十人から1000人のための作品「UDLOT-UDLOT」を演奏します。さらに、小島剛さんのアイデアを元に、みんなで音を楽しみたいと思います。どなたでも参加できます。音楽やダンス経験は不問です。この日,僕は同じ建物の上の階で,ガムランのコンサートに出ています。よかったら、出入りしながら、両方のぞいてもらったらいいかもしれません。
日時:2010年7月11日 14:00?16:00
場所:民族学博物館特別展示館地階ピロティ (大阪 吹田 千里万博記念公園)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html
参加費は無料ですが、モノレールでお越しの方は,自然文化公園の入場券(250円)が必要です。
主催:財団法人千里文化財団
企画・制作:「1000人で音楽をする日。」制作実行委員会
来月以降の集まりは、8月22日 9月11日 10月11日です。 場所と時間は同じです。
3件目
民族学博物館が企画する「夏のみんぱくフォーラム2010 音の力」の中で、マルガサリが「侵蝕するガムラン」というコンサートをします。
プログラム
・「SANZUI」前編 監修:佐久間新
・「ドン・テ・シペシ」 with たんぽぽの家所属アーティスト+ Yangjah
・ ジャワ古典曲 Rondhon Alit with Rofit Ibrahim
・「For Gender」 作曲:デビッド・コットロイ
・ ジャワ舞踊 Sekar Pudyastuti 舞踊:佐久間ウィヤンタリ
・「SANZUI」 後編 監修:佐久間新
日時:7月11日 13:30?15:30 (開場:13:15)
場所:民族学博物館特別展示館 (大阪 吹田 千里万博記念公園)
出演:マルガサリ、たんぽぽの家所属アーティスト、Yangjah(ゲストダンサー)、Rofit Ibrahim
入場無料、申し込み不要
主催:民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/otonochikara10_sum.html
4件目
「モックルいきいき大学講座」
ジャワ舞踊はスローダンス ?熱帯の王宮から現代へのメッセージ?
ジャワ舞踊から広がるダンスのこと、からだのこと、いろんな人とのつながりのお話をします。からだも少し動かそうかな。
残念ながら,河内長野市内在住・在勤・在学の方が対象です。申し込みは締め切られています。
日時:2010年7月15日 10:00?11:30
会場:河内長野市立市民交流センター キックス4階イベントホール
定員:280名
問い合わせ:河内長野市教育委員会生涯学習課 電話 53?1111
4件目
映像紹介
昨年12月に,奈良のたんぽぽの家と福岡の工房まるのみなさんと上海へ行きました。エイブルアートのフォーラムやワークショップ、交流会などを行いました。僕は、伊藤愛子さんとともに,障がいある人たちの職業訓練校でダンスワークショップをしました。コネクタテレビの加藤さんからインタビューをUSTREAMで中継したいと提案があったので、実験的にやってみました。音声が悪いですが,20分過ぎから上海での映像が見られます。初対面からすぐにダンスが始まったのは、本当に驚きでした。この映像を元に,編集されたものがコネクタテレビのアーカイブに入る予定です。
インタビュー
http://www.ustream.tv/recorded/7880740
アーカイブ
http://www.connectortv.net/
梅雨ですね。水を感じてみましょう。
佐久間新のジャワ舞踊的生活
http://margasari01.blog63.fc2.com/blog-category-2.html
さて、イベントや映像などのご案内です。
目次
・「からだトーク/ケムに舞う」 2010年7月8日 大阪大学オレンジショップ
・「1000人で音楽をする日。」に向けての集まり 2010年 7月11日 千里万博記念公園 ウドロッ・ウドロッ他
・「侵蝕するガムラン」マルガサリとたんぽぽの家とのコラボなど 2010年7月11日 千里万博記念公園民族学博物館
・「モックルいきいき大学講座」ジャワ舞踊はスローダンス 2010年7月15日 河内長野市立市民交流センター
・ 上海の障がい者職業訓練校でのワークショップ映像とインタビュー コネクタテレビ
ーコンテンツー
1件目
「からだトーク/ケムに舞う」
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/activity/view/552?mode=0&page=1&discipline=&activity=&staff=&keyword=
四隅に菊が描かれた箱のヨクキクという文字の下にあるミシン目を、ポツポツと切り取っていく。
カネ製の菱形の中にくりぬかれたVサインを、指でクイッと折り曲げる。
元はひとつだったような陰と陽の重なりあった緑の螺旋を、ギシギシいわせながらはがしていく。
マッチが灯した炎が消えると溶鉱炉から出てきた鋼のようなエッジから、白い幕が立ち上がっていく。
煙のようにダンスしたい。
さんまからも,えんとつからも、ロケットからも煙は出ます。
夏が近づいていますので、蚊取り線香からダンスを始めます。
Vサインに突き刺した緑の螺旋は少し傾き、
自らの重みでできたたわみがなだらかなカーブを作っています。
蚊取り線香、さんまと七輪、5キロのドライアイスなどでダンスをします。
日時:2010年7月8日(木)18:30?21:00
場所:「オレンジショップ」(大阪大学ワークショップルーム)
豊中キャンパス 基礎工学研究科I棟 1階(下記URLをご覧下さい)
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/about/orangeshop.html
カフェマスター:西村ユミ・本間直樹
ゲスト:玉地雅浩、佐久間新
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
2件目
「1000人で音楽する日。」
ホームページが立ち上がりました。
http://www.1000ongaku.com/
10月23日に行う「1000人で音楽をする日。」大演奏会に向けて、本番まで,毎月一度、集まりを企画しています。気持ちのいい千里万博公園で、のんびりピクニック気分で新しい音楽のかたちにトライしていきたいと思っています。次回7月11日のタイトルは、ピクニック「100人で音楽をする日」です。目標100人。みなさん、お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。ウドロウドロは、ひとつひとつのパートは簡単ですので,秋のコンサート当日だけにお越し下さっても、演奏に参加することは出来ます。しかし、練習に参加すれば、よりお楽しみいただけると思います。
まず、竹を使って簡単な楽器を作ります。そして、フィリピンの作曲家ホセ・マセダが作った数十人から1000人のための作品「UDLOT-UDLOT」を演奏します。さらに、小島剛さんのアイデアを元に、みんなで音を楽しみたいと思います。どなたでも参加できます。音楽やダンス経験は不問です。この日,僕は同じ建物の上の階で,ガムランのコンサートに出ています。よかったら、出入りしながら、両方のぞいてもらったらいいかもしれません。
日時:2010年7月11日 14:00?16:00
場所:民族学博物館特別展示館地階ピロティ (大阪 吹田 千里万博記念公園)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html
参加費は無料ですが、モノレールでお越しの方は,自然文化公園の入場券(250円)が必要です。
主催:財団法人千里文化財団
企画・制作:「1000人で音楽をする日。」制作実行委員会
来月以降の集まりは、8月22日 9月11日 10月11日です。 場所と時間は同じです。
3件目
民族学博物館が企画する「夏のみんぱくフォーラム2010 音の力」の中で、マルガサリが「侵蝕するガムラン」というコンサートをします。
プログラム
・「SANZUI」前編 監修:佐久間新
・「ドン・テ・シペシ」 with たんぽぽの家所属アーティスト+ Yangjah
・ ジャワ古典曲 Rondhon Alit with Rofit Ibrahim
・「For Gender」 作曲:デビッド・コットロイ
・ ジャワ舞踊 Sekar Pudyastuti 舞踊:佐久間ウィヤンタリ
・「SANZUI」 後編 監修:佐久間新
日時:7月11日 13:30?15:30 (開場:13:15)
場所:民族学博物館特別展示館 (大阪 吹田 千里万博記念公園)
出演:マルガサリ、たんぽぽの家所属アーティスト、Yangjah(ゲストダンサー)、Rofit Ibrahim
入場無料、申し込み不要
主催:民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/otonochikara10_sum.html
4件目
「モックルいきいき大学講座」
ジャワ舞踊はスローダンス ?熱帯の王宮から現代へのメッセージ?
ジャワ舞踊から広がるダンスのこと、からだのこと、いろんな人とのつながりのお話をします。からだも少し動かそうかな。
残念ながら,河内長野市内在住・在勤・在学の方が対象です。申し込みは締め切られています。
日時:2010年7月15日 10:00?11:30
会場:河内長野市立市民交流センター キックス4階イベントホール
定員:280名
問い合わせ:河内長野市教育委員会生涯学習課 電話 53?1111
4件目
映像紹介
昨年12月に,奈良のたんぽぽの家と福岡の工房まるのみなさんと上海へ行きました。エイブルアートのフォーラムやワークショップ、交流会などを行いました。僕は、伊藤愛子さんとともに,障がいある人たちの職業訓練校でダンスワークショップをしました。コネクタテレビの加藤さんからインタビューをUSTREAMで中継したいと提案があったので、実験的にやってみました。音声が悪いですが,20分過ぎから上海での映像が見られます。初対面からすぐにダンスが始まったのは、本当に驚きでした。この映像を元に,編集されたものがコネクタテレビのアーカイブに入る予定です。
インタビュー
http://www.ustream.tv/recorded/7880740
アーカイブ
http://www.connectortv.net/
梅雨ですね。水を感じてみましょう。
佐久間新のジャワ舞踊的生活
http://margasari01.blog63.fc2.com/blog-category-2.html
(佐久間新)
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