Gamelan Marga Sari -Blog-

*ガムラン マルガサリ*のメンバーによるブログです.
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コットロイさんとデート その2
6月22日
19時、亀岡駅にオーストラリア人の作曲家のデビッド・コットロイさんを迎えにいった。去年も来日し、マルガサリと恊働作品を作った。今回は、10ヶ月間埼玉の秩父で尺八を習っている。合間を縫って関西へ遊びにきた。我が家には、月・火と2泊の予定。

スペース天到着。ほぼ夏至なのでまだうっすら明るい。中川真さんの提案で、まずは蛍狩りをすることに。近くの川を下っていくと、はじめは見つからなかったが、

す?   す?     す??

と1匹、2匹と飛び交いはじめた。たくさんいるのもいいが、こんなのもなかなかいい。って「枕草子」にも書いてたっけ?ほんとうになかなか味がある。余野川をさらに下っていくと、群生しているところもある。そこへは1週間前くらいに、家族で見に行った。

その後、なんとなく蛍のイメージを持ったまま、コットロイさんとマルガサリのメンバーに加えて、原田満智子さん、岡戸香里さんで即興をやってみた。最後は明かりを消して、携帯電話の青い光で踊ってみた。

6月23日
ブナを保育所へ送っていき、そのままコットロイさんとデートに出かけた。去年は京都でデートしたので2回目だ。彼の持っていた英語のマップに印がつけてあったので、まずは天神橋筋商店街へ。

・天神橋筋商店街
・大阪天満宮 そして近くにある坂倉康美さんの雑貨屋「スイミー」へ。残念ながらまだ開いていない。
・天満橋駅 
谷町線で天六へ
・天満の公設市場(数年前に新しい建物が出来て少し情緒が無くなった)
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移動
・鶴橋 コリアンタウン(こちらはまだまだディープな感じ)
昼食 角屋(市場の角にあった店、たまたま入ったがおいしかった。)
ベジタリアンのコットロイさんはピビンパ+トックスープ+キムチ、僕は韓国冷麺。
移動
・築港の大阪アーツアポリア(先鋭的音楽の聖地)
小島剛さん、宮本博史さんとおしゃべり、大阪ピクニックの打ち合わせも。小島さんの薦めで製鋼所へ。
・住之江の中山製鋼所(鉄の管がグルグル巻き付いたむき出しの工場)?眼鏡橋
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移動
・西成をウロウロ 日雇い、置屋・・・
移動
・でんでんタウン?心斎橋?アメリカ村
移動
・靭公園 Port Gallery T(若い人の写真のグループ展を見学。オーナーの天野多佳子 さん、新茶をありがとう)などをブラブラ。

箕面トンネルを使って家に戻り、イウィンさんを拾って、ブナを保育所で拾って、豊中の実家へ。ブナを預け、石橋のジャワ舞踊のスタジオへ。レッスン後、再びブナを拾いに実家へ。

・箕面の田村橋通り(日本で初めて近代住宅地)
帰宅。

1日かけて、駆け足で、大阪を東西南北移動した。
今更ながら、大阪のごった煮具合を再確認した。
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(佐久間新)


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ローズゼラニウムとくちなしと
この間、門仲天井ホールでのイベントのことを書いた際に、いい香りの葉っぱの名前を忘れてしまったと書いた。花を生けてくれた曽我敦子さんからメールが届いた。

・・・ ・・・

ブログにまで載せて頂けるなんて、光栄です!
あの葉の名前は、ローズゼラニウムといいます。
ハーブの仲間です。他にもレモン、ペパーミント、アップル、
パイナップル、シナモン、ストロベリー、ナツメグ、、などの
香りがするものもあるんですよ。
園芸店などですと、苗ものとしても販売していますので、
育ててみることもお薦めです。

余談ですが、あの日、会場で佐久間さんがおっしゃっていた
視覚に見えないものを感じる感覚、という一節が印象的でした。
・・・ ・・・

ジャワ舞踊でも、衣装に花を使うことがある。
ジャワ舞踊家、研究家の冨岡三智さんが「水牛のように」という雑誌に、このことを書いている。
http://www.suigyu.com/sgbn/sg0605.html#09

僕は踊りながら、空気の流れを感じることがある。
見えない空気に波長を合わせ、グッと揺すったり、たぐり寄せたり、すり抜けたり・・・。花や香の芳香が徐々に混ざり合っていく。香の煙が細くたなびいていく。ガムランの音が螺旋を描き、柱になって立ち上っていく。

今晩、京都でのジャワ舞踊のレッスンを終えてビルから出ると、御池通の植え込みのくちなしがクラクラするような甘いムアッとする香りを漂わせていた。
(佐久間新)
 
からだカフェ
5月30日
6時過ぎに目が覚める。神奈川県相模原市藤野の大澤寅雄さんと手塚夏子さんの家の2階。霧雨が降っている空気。ちょっとゴロゴロしてから、散歩に出た。
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ダム湖があって、銀色の橋が架かっている。山の上の方には、中央道が走っている。車の音がドローンになって、谷に響いている。霧雨の中、小学生や車が、山から谷へ下ってきて、橋を渡って、また谷から山へ上がって行く。ダム湖の表面には、橋から落ちた水が微妙なさざ波を作っている。
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寅雄さんの作った朝ご飯。ごぼうのきんぴら、ゴーヤのなんだったか?おいしかったのは覚ているが・・・、それとみそ汁、玄米ご飯、梅干し。かな?とてもおいしかった。

10時に家を出て、藤野駅へ。すごい田舎なんだけど、芸術家がいっぱい住んでいたり、シュタイナー学校があったりで、駅前には、地元アーティストの作品を展示したり、販売したりする店がある。そこで、ブナの土産用に、作家の直筆イラスト入りの「おでんさむらい」という絵本を買った。主人公は、ひらたおでん、という侍。

電車と地下鉄を乗り継いで、昼頃、門前仲町駅着。門前天井ホールは、駅からすぐのビルの天井近くにあった。窓からは首都高がよく見え、車がホールのすぐ下を走っていた。手塚さんが買ってきたパンで昼食。僕は、ホールの近くをちょっと散歩。

会場準備。お花をいろいろ持ってきた曽我敦子さんが、手際よく花を生けていく。「この葉っぱ、いい香りするんですよ。」と教えてくれた。名前は何だったか?3回くらい聞いたのに、また忘れてしまった。

14時30分開場。カフェだから、開店?野村誠さん、尾引浩志さん、中村伸さんと深樹さん夫妻もいらしてくれた。お客さんは、15人くらいでちょうどいい感じ。入り口近くのカフェでは、コーヒー、紅茶、バナナケーキがあり、机の上にはいいにおいの花と葉っぱ。

イベント様子は、
手塚夏子さんのウェブサイト
http://http://natsukote-archive.blogspot.com
門仲天井ホールのウェブサイト
http://monakaten2.exblog.jp/8331728/
アートマネージメントの大澤寅雄さんのウェブサイト
ページを下へ下がって行くと出てきます!
http://toraodoc.blogspot.com/
スタッフをしてくれた赤羽美希さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/zaurus33/e/c1ea6d6535a989f8524bb31ef6b5ca9f

にも書かれている。
その場の空気を揺らす試み。とても面白いことになった。「波送り」は、前からやっているが、だんだんとパワーがついてきたようだ。でも、これは僕だけのパワーじゃなくて、その場に居合わせた人との共同のパワー。

終演後、倍音音楽家の尾引浩志さんが「僕は動いてなかったんだけど・・・、」と言うと、尾引さんの後ろで波を受けていた作曲家の野村誠さんが「かなり動いてましたよ!」と、すかさず突っ込んだ。

打ち上げは、もんじゃ。ホールの近くにあるもんじゃ「三久」へ行った。あさりもんじゃから始まって、焼きそばなどもはさみながら、ベビスターもんじゃまで楽しんだ。もんじゃは生まれて初めてだったが、いつお腹いっぱいになるのかが分かりにくい食べ物だった。

大阪へ帰ろうかなとも思ったが、その日は野村誠さんの家に泊ることにした。都営三田線に乗って志村三丁目下車、徒歩10分のところにあるマンション。前から入ると6階なんだけど、後ろからは駐車場の地下1階にあるように見える、崖の前に立った不思議なマンション。

付近は坂が多かった。坂を愛でながら、温泉の銭湯へ行った。駅へ向かって何本かの谷筋が道になって下っている。平行している谷に、所々であみだくじの横棒にような階段や坂が、谷筋に渡されている。さっぱりとしたからだに夜風を感じながら、二人で坂を下ったり、上ったりして散歩した。

翌朝は、6時過ぎに起きた。リビングルームには、2004年の六甲山で行われたネイチャー・アート・キャンプで、炎で演奏されたピアノ「エンジェル」があり、ジャワの太鼓があり、いろんなイベントのチラシや野村さんの服が散乱していた。荷作りをしていると、足下にあった古いのやら新しいのやらいろいろ入り交じったチラシの中から、1枚のチラシが目に入った。

アルヴィン・ルシエ コンサート 京都市立芸術大学 1989年10月14日

確か、このコンサートへ向かうために阪急桂駅でバスを待っていた時に、前に立っていた野村クンに声をかけたのが、最初の出会いだったと思う。当時は、僕らは大学生だったが、野村クンは京大の数学科の学生でありながら、難解な現代音楽のピアノのコンサートをしたり、サウンド・スケープのフォーラムでは、パネリストに食って掛かったりしていて、かなりとんがって目だっていた。僕はと言えば、阪大のガムラングループでガムランを叩きながら、フットワークだけを取り柄に、いろんなコンサートや映画やお祭りやイベントに顔を出していた。

寝起きの野村さんに挨拶をして、早足で駅へ向かった。志村三丁目から三田線に乗り、巣鴨で乗り換え、東京駅へ出て、のぞみに乗り、新幹線で大阪へ戻り、御堂筋線で本町へ出て、インドネシア語講座の会場であるインドネシアレストランへ向かった。15分遅刻して、11時15分に到着した。なんだか少し興奮したまま、授業を始めた。
(佐久間新)
    
東京ピクニック
5月29日
ブナを保育所へ送って、東京へ出発。13時前にお茶の水駅着。駅前のコインロッカーでゴソゴソやっていると、「あれっ、佐久間さん?」。うわっ、なんでこんなところで声をかけられるんだ。

ジャワ舞踊家の針生すぐりさんだった。近くにご主人の事務所があり、通りかかったそうだ。「明日イベントあるんですよね。チラシは見たんだけど、子供がいて・・・。」少し立ち話をした。赤いすてきな長靴を履いていた。そう、この日は雨だったのだ。

しばらくすると、手塚夏子さんと黄色いかっぱを着たキリン君がやってきた。少し遅れて、夫の大澤寅雄さんも登場。お父さんはトラ。近くの楽器屋でウクレレを物色していたとか。中村伸さんも現れた。あとひとり。オーストラリア人作曲家のコットロイさんがまだ来ない。

15分ほど遅れて到着。僕以外は初対面なので、自己紹介をすませて、さあ!東京ピクニックへ出発。今回は、中村伸さんが案内役。春までNHK出版につとめていて、NHK教育「知るを楽しむ」の番組作りもされていた。とても心強い。

千代田線に乗って根津駅へ向かった。まずはご飯ということで、ブラジル料理のランチがあるお店へ。しかし、残念ながらランチは終了。しかたなく、駅の方へ引き返し、定食屋さんへ。ベジタリアンのコットロイさんにも特別メニューを作ってくれるいいお店だった。僕は、ブリの焼き魚定食。

この日の夜にノビルさんから送られてきたメールによると、ピクニックのルートは以下の通り。

定食フレンディ(根津2‐18)
→玉林寺(谷中1‐4)
→妙行寺(谷中1‐7)
→自性院(谷中6‐2)
→台東初音幼稚園(谷中5‐2)
→安立寺(谷中5‐3)
→岡倉天心公園(谷中5‐7)
→アネックス勝太郎旅館(谷中3‐8)=よみせ通り
→やなか銀座商店街
→夕焼け段々
→日暮里駅

根津駅あるいは最初のレストランと、日暮里駅あるいは夕焼け段々は、決まっていたけど、後のルートはみんなで気ままに決めたルートだ。

コットロイさんの写真をいくつか
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この金属製の段差に置くのん、なんて呼ぶんだろう。今回のヒット。これも坂。ミニチュアの坂、ヘビデューティな坂。よく見ると雨がたまっている。坂なのが分かる。今回、雨が降ったり止んだりだった。水があると見える風景がある。

最後のんには、文章が書かれている。読めますか?ポツリポツリとローマ字を追いながら、段々と聞き覚えのあるフレーズになっていく。そして、最後は・・・。

僕とノビルさんと寅雄さんが、横並びになって、読んでいる様子が、コットロイさんには、音楽に聞こえたそう。

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これは、水に濡れたコンクリートのよう壁。なんだか模様になっている。歩きながら子供が手でこすったのか、なんなのか。繊細な絵画であり、楽譜でもある。
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これは、地面に記された記号。ガスや水や電気やいろんなものが地中には流れている。それを、各専門の人が各自の色で記したもの。共同作品。インスタレーションであり、舞踊譜である。見えないものを感知しながら、思いを巡らせながら舞う。
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そして最後は、夕焼けだんだん。
坂を味わってゆっくり上ったり、転がったり。寅雄さんのブログには奇行する佐久間さん、と書かれたが・・・。
この日のピクニックの終点。

夕焼けだんだんから日暮里駅へ向かう。途中で、空気の壁があった。ここから先は、ゲンダイのトウキョウですよ、と線が引いてあった。

夢のようなピクニック。
こんな本もある。
「谷中 花と墓地」エドワード・G・サイデンステッカー著みすず書房
http://www.msz.co.jp/book/detail/07391.html
アートマネージメントの大澤寅雄さんのブログにも、ピクニックについての記事がある。ちょっと下の方へ下がって!
http://http://toraodoc.blogspot.com

<告知>
6月21日(日)に、大阪本町の船場アートカフェで、19時30分から21時まで、「大阪
ピクニック」作戦会議をします。興味ある方は、ご一報ください。無料です。
(佐久間新)

表紙になりました
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豊能町立双葉保育所クマ組に通う佐久間ブナ。豊能町広報誌の表紙になりました。親バカですが・・・。本人、うれしそうです。もちろんお父さんも。
(佐久間新)
揺れになり、時間になり
日記が前後してすみません。次から次へと、面白いことが起こって行くので、大変です。
だいぶ遡って、5月1日、京阪なにわ橋駅のアートエリアB1(ビーワン)で、イベントをしました。去年に引き続いてです。大阪大学コミュニケーションデザインセンターの本間直樹さんと西村ユミさんと恊働して、からだをテーマにした、動いて感じてトークするイベントを目指しています。からだをテーマに、僕が気になることをシリーズでやって行く予定です。1年間で6回ほどする予定です。

イベント告知文
・・・ ・・・
からだトーク(1)「からだの声に耳をすます」

日時 5月1日[金]19:00?21:00
定員 30名程度(当日先着順・入退場自由)

私たちは、状況に応じて「からだ」を動かし、そのなかで様々な感覚を経験しています。ジャワ舞踊家の佐久間新さんをお招きして、一緒にからだを動かしてその声に耳をすましながら、こうした身体の営みや、普段は気づいていない感覚を問い直してみたいと思います。
・・・ ・・・

今回は、月初めということもあって宣伝がぎりぎりで参加者は少人数でした。なので、少人数だから感じられる繊細な感覚をいろいろ探ってみました。地下空間の湿っぽさを嗅いでみたり、地下鉄によって動く空気を感じてみたり、どこまで音が聞こえるかを探ってみたり・・・。
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そして、最後には、「振り子奏法」でガムランと戯れました。何ともいい時間が流れました。
大阪大学コミュニケーションデザインセンターの西村ユミさんから、メールをいただきました。

・・・ ・・・
最後に皆が「揺れ」になり、「時間」にもなり、時計時間自体が忘れ去られていたこ
とを、ともにできて良かったです。
それ自体が何をしていることになっていたのか、については、私の方でも考えてみた
いと思います。
最初の導入で佐久間さんのおっしゃった、微かな音や空気のゆれが、自分になってい
るという表現にも、感心しました。
本間さんが「ポーン」と音を響かせ、それがちょうど、佐久間さんが指で頭を押す動
作と重なり、そのまま踊りが始まった。これも、何でしょうねえ。
・・・ ・・・
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次回は7月後半の予定です。また、告知します。
(佐久間新)
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