Gamelan Marga Sari -Blog-

*ガムラン マルガサリ*のメンバーによるブログです.
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ウロコ通信80 書きました
春休みのブナとスペース天の近くを散歩していると、白い花を咲かせた木が震えていました。よく見ると花という花にミツバチがいっぱい飛び交っていました。

いつもワークショップをしているたんぽぽの家の岡部太郎さんが素敵な会を企画してくれました。月曜日に、打ち合わせをかねて京都の烏丸六角通りにある「岩茶房」へおじゃましました。スタッフの上田さん、堀口さんと岩茶をいただきながらの贅沢な打ち合わせになりました。
http://www.gancha-bou.co.jp
中国の武夷山の岩に自生するお茶はとてもおいしいです。僕は、以前に飲んだ時は、お酒に酔ったようなとてもいい気分になりました。

当日は、沈丁花の香りがする「白瑞香」と、クチナシの香りのする「白牡丹」という2種類のお茶が飲めます。「白瑞香」は飲むと目が覚め、「白牡丹」は飲むとフワ?という気分になるそうです。水は、スペース天の井戸水を使います。ふたつのお茶の間に、僕はジャワ舞踊を踊ります。

公演の詳細です。
岡部さんからのメールを転載します。

・・・

「カフェガムランvol.02 『茶・花・からだ(仮)』」

3月31日(月)18:00? たんぽぽの家アートセンター
HANAにて
住所:奈良市六条西3-25-4
参加費:2000円(お茶代含む)
定員:15名(要申し込み)

ゲスト:佐久間新(ジャワ舞踊)
ゲスト茶:岩茶
今回のお茶提供:京都岩茶房

たんぽぽの家では、ジャワのガムランを通してコミュニティとつながる
取り組みをしています。
そのなかで、ガムラン演奏においては技術を磨くことも重要ですが「こ
こはまあひとつ、お茶でも飲みましょか」という空間づくりこそが大
事、ということに気づき、ガムランにまつわるさまざまな人をお招きし
お話をする「カフェガムラン」を開催することになりました。今回は
ワークショップの講師でもあるジャワ舞踊の佐久間新さんをお招きし
て、からだにまつわる話題を提供していただく予定です。
また、毎回テーマを変えてゲスト茶を招くのですが、今回は縁あって京
都にある岩茶房さんが奈良まで岩茶を持ってきてくれます。中国福建省武夷山で作られた最高の岩茶が飲めるチャンスです。ぜひご参加いただきたいと思います。

申し込み先・・・たんぽぽの家岡部までmailまたはお電話にて申
し込みください。定員になりしだい締め切らせていただきます。

交通のご案内
http://popo.or.jp/acs.html

???????????????????
岡部太郎
taro3000@pd5.so-net.ne.jp

財団法人たんぽぽの家
〒630-8044
奈良市六条西3-25-4
Tel.0742-43-7055
Fax.0742-49-5501
http://popo.or.jp
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・・・

それでは、季節の変わり目、皆様ご自愛下さい。
(佐久間新)
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ウロコ通信79 書きました
今年は例年になく雪の多い冬でしたが、3月に入ってからは一気に暖かくなりました。ウロコ庵付近もググッと春めいています。さすがに桜はまだですが、家の前にある梅の老木が白い花を控えめに咲かせています。

さて、公演情報です。
マルガサリの代表で、大阪市立大学文学部大学院教授の中川眞さんからの案内を引用します。たんぽぽの家の伊藤愛子さんと踊ります。

?以下引用?
アートの可能性、社会包摂の多様性に焦点をあてた催しです。いま話題の、元ホームレスの爺さんによる紙芝居「むすび」、佐久間新+伊藤愛子のダンス、イルコモンズのワークショップなど、多彩なゲストによる発表が目白押しです。少し遠いですが、ぜひお越しください。お待ちしております。

A&A研究会 シンポジウムvol.1
HP:
▼日程 3月27日(木)?28日(金)
▼会場 大阪市立大学 高原記念館

 アートは様々な人、モノ、できごとを結びつける力をもって
います。しかし、それが閉ざされた社会、サークルのなかで流
通しても、あまり大きな意味はあり ません。これまで出会わ
なかった人々やモノゴトを結びつけること、そういう「越境性
」に着目して、このシンポジウムは始まります。社会のなかに
は目に見える、あるいは目に見えない「囲い」があります。ア
ートはそれを越境すると同時に、「囲い」をも浮かびあがらせ
ます。そして、私たちに「囲い」を乗り越
える喜びや戸惑いを与えてくれます。

 A&A(アートとアクセス)研究会は、障がいをもつ人、入
院している人、災害に遭っている人、ホームレスの人などと協
働しながら、アートの媒介によって、新たな出会いやコミュニ
ケーションの生まれる現場を創造し、その意味について考えて
きました。そして、そういった人々を「マイノリティ」として
囲い込むのは不自然であること、さらに、「普通
」と呼ばれている人々にもまた解決すべき深い問題があるこ
とを知りました。

 アートにはそもそも特定の目的はありません。「社会問題解
決のためのアート」という題目をたててしまったら、アートの
自由性からほど遠いところに行ってしまうでしょう。本シンポ
ジウムでは、アートという窓から、望ましいコミュ
ニティ、社会を視野に入れながら、こころとからだを揺り動か
すところから始めてみたいと思います。

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●プレプログラム
■3月27日(木) 
12:00?13:00 ちんどんチャンス

※これのみ会場は大阪府庁本館玄関を12:15に出発
*「ちんどんチャンス」に関する詳しいお問い合わせはtel&fax.06-6636-1612
(ココルーム)までお願いします

●プログラム
■3月27日(木) 受付開始14:00
15:00?むすび紙芝居劇「文ちゃんの冥土めぐり」
15:30?佐久間新×伊藤愛子「あたらしいダンス」
16:30?講演「コミュニティアートの可能性」
講師モック・チウユー
17:30?A&A研究会・報告
18:30?懇親会

■3月28日(金) 受付開始9:30
10:00?講演「民主主義のはじまりの風景?うるさく て、め
んどくさいことは、いいことだ」
講師:イルコモンズ
12:00?お昼ご飯休憩
13:00?ワークショップ「ドラム・ギャザリング?ルールのな
いドラムパーティ」
15:00?A&Aカフェ
16:30?co-access

===============
○お問い合わせ/お申し込み
参加費:1,000円(2日間有効)
懇親会費:1,000円
申し込み方法:メールかFAX.にてお名前、ご所属、ご住所、お
電話をお知らせください。参加費は当日受け付けにて申し受け
ます。
申込み先:A&A研究会
E-mail: a-and-a@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp
FAX. 06-4308-4900
===============

それでは、季節の変わり目、皆様ご自愛下さい。
(佐久間新)
まるで綾取り
3月9日、シンポジウム終了後、「照明の音楽」と題するコンサートがあった。

第22回幻聴音楽会
「照明の音楽」
企画・構成・演出:野村幸弘
作曲:坂野嘉彦、鷲見祐司、長谷部雅彦
出演:片岡祐介、片岡由紀、永吉真弓、正木恵子、浜松ブラスバンド、ヴォア・ヴェール(合唱)、他

野村さんの幻想工房が主催する幻聴音楽会のシリーズが、この鴨江別館を舞台にして、フォーラムの一環として行われた。建物全体が作品なので、観客は向かいの旧銀行協会から見るのだ。道を挟んだビルの一室をのぞき見るような感じ。しかし、マイクで拾われた音は間近のスピーカーからも聞こえてくる。演奏家は、蛍光灯が点滅するビルの各部屋で演奏し、やがて姿を消す。最後は、演奏家たちが正面入り口からあらわれ、横断歩道を渡って、観客のいる旧銀行協会の狭い吹き抜けのロビーに入ってくる。観客と演奏家が集まった狭い吹き抜けのロビーに、コーラスとブラスバンドの響きが太い柱になって立ち上がった。

野村さんとは、I-Picnicで一緒に活動している。作曲の坂野さんは、岐阜のガムラングループ「スカルムラティ」にもガムランの新作を書いている。片岡夫妻とは何度も共演したことがある。今回の浜松アートフォーラムでは、いろんな関係の綾がつながっている。

演奏会終了後、旧銀行協会の1階で交流会。おいしい料理を食べながら、シンポジウムで僕のダンスに興味を持ってくれた方々と、腕をブラブラさせるミニワークショップの場になった。その後、近くの居酒屋で出演者とスタッフの打ち上げになった。

隣の席になった臨床心理士の笹田さんと話をした。野村さんが主催する岐阜大学芸術フォーラムにしばしば参加しているとのことだった。笹田さんは、障がいのあるM君と仲が良く、漢字に関するユニークなエピソードを聞かせてくれた。障がいのある人の持っている際だった個性は、関わる相手、時、場所によって、煩わしい問題にもなれば、新しい価値観を与えてくれるヒントにもなるし、とびっきり楽しい遊び相手になったりもする。今回の浜松アートフォーラムを主催する久保田さんも、障がいを持つ長男が実はユニークなアートの表現者であると、発想の転換をすることによって、すごく救われたそうだ。彼のユニークな音楽性を発見したのは、片岡祐介さんだった。

[まるで綾取り]の続きを読む
シンポジウムでダンス
日曜日は浜松へ出かけた。NPO法人クリエイティブサポートレッツが主催する「浜松アートフォーラム」に参加するためだ。

ポカポカ陽気の中、浜松駅から歩いて会場の元警察署だった鴨江別館に到着。道を挟んだ向かいにはソテツと旧銀行協会の建物がある。どちらも1920年代の建築で味がある。鴨江別館には、子供や地元のアーティストが作ったインスタレーションが並んでいる。みんなのびのびと好き勝手にやっていてパワフルだ。

2階の控え室で打ち合わせを行う。元取調室だろうか。レッツの代表の久保田翠さん、アートディレクターの北川フラムさん、武蔵野美術大学の柳澤さん、プラスアーツの永田宏和さん、市会議員の井上さん(?)、司会の岩瀬さん、そして僕の7人でお弁当をいただきながらの打ち合わせ。北川フラムさんがものすごく険しい顔をしていたので、難しい人なのかと思っていたら、風邪と歯痛がひどいということだった。しゃべってみると楽しい人だった。

午後からは、まずフラムさんの講演。越後妻有で行っている
「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」
http://www.echigo-tsumari.jp/
についてであった。先ほどの苦しそうな顔はどこへ行ったのか、とてもパワフルな口調でグイグイと人を引きつける姿に圧倒された。続いて、シンポジウムが始まり、永田さんが「防災とアート」についてのプレゼンをした。次は僕がプレゼンする番だったが、フラムさんに圧倒された空気が残っていたので、まずは会場に風をおくるダンスから始めた。話をするように言われていたが、ダンスから始めた。

「ジャワ舞踊」と「浜松」と「アートによる町づくり」という結びつかないように見えるものが、微妙な綾によって結びついて、僕が今日ここで話をすることになったということを、身振り手振りのダンスを交えながら、なんとか説明した。その事実が、シンポジウムのタイトルである「地域にアートができること」ということを語っているような気がしたからだ。会場には、たんぽぽの家の岡部さんや浜松楽器博物館の嶋館長の姿も見えた。

浜松は楽器の町である。バイオリンやピアノの町である。しかし不思議なことに、浜松楽器博物館のど真ん中には、ガムランが堂々と座っているのだ。ガムランのユニークなところは、セット毎に形や装飾が違うのはもちろん、音程が異なっているところだ。だから、同じ曲を演奏しても、村によって、学校によって、グループによって、ラジオ局によって、王宮によって、曲が違って聞こえるのだ。違うことは困ることではなく、違うことが多様さを作り、愛着を生みだすのだ。

日本では、どこの町へ行っても立派な公共ホールや美術館があるが、ユニークなところは少ない。どこのホールの自主コンサートもコンテンツは似たり寄ったりである。しかし最近は、古い建物、商店街、学校などを舞台にしたアートイベントが増えてきている。アートの生活への接近。そこに生活する人がアートに関わり、その場所に特有のアートが生まれることによって、場所への愛着が生まれるんじゃないだろうか。

しかしその時に、アートは確かな強度を持たなければならない。アートがその場所で行われる必然性、その地域の人々と関わる必然性が重要となる。もちろん僕は、偶然性や即興性や遊びも大事にしている。場所や人と出会う偶然、そこに立ち現れる即興や遊び、そんな中から他とは違う多様性のあるアートが生まれる。しかし、偶然の中に必然を見つけなければ、アートは道具として使われるだけになり、道具としても役に立たないものとなるだろう。

僕自身は無味無臭の空気が動かないようなホールの中でより、風が頬をなでるような自然の中や、そこに染みついた人々の記憶が感じられるような場所で踊る方が何倍も気持ちがいい。そしてその気持ちよさをそこにいる人と共有できたら素晴らしいだろうと思う。
(佐久間新)

ウロコ通信 78 書きました
今日、午前は汗ばむ陽気、午後からは雪が横殴りに降り、その後はミゾレ、夜は星がきれいに瞬いていました。ウロコ庵のまわりに木々のつぼみは日に日に膨らんでいます。

さて、公演情報です。
直前ですが、浜松でのイベントのご案内です。

浜松のNPO法人クリエイティブサポートレッツが主催するイベントです。シンポジウム、展覧会、コンサートなどがあります。野村幸弘さんが企画する音楽会も開かれます。僕はシンポジウムで話をする予定です。詳しくはウェブサイトをご覧下さい。チラシを見ることが出来ます。
http://acdparty.exblog.jp/7413628/

浜松アートフォーラム2008
?地域にアートができること?

シンポジウム「人と人をつなげるアートの可能性」
日時:3月9日(日) 15:30?17:30
場所:浜松市鴨江別館

以下は、静岡新聞の引用です。

1日から浜松アートフォーラム2008 2008/02/28

 浜松市中区の市鴨江別館や旧銀行協会など古い建物を使った「浜松アートフォーラム2008」(NPO法人クリエイティブサポートレッツ主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が3月1日から9日まで開かれるのを前に27日、主催者らが概要を発表した。9日には別館全体を照明音響装置に見立てた、野村幸弘岐阜大准教授の実験的な音楽会も予定され、街並みと芸術の融合作品として注目される。
 野村准教授によると、演奏会の会場は別館で、道路を挟んで向かいの旧銀行協会の聴衆がスピーカーや建物から漏れてくる音楽を聴く。照明で別館を幻想的に浮かび上がらせる演出も行い「ここでしか体験できないコンサートにする」という。開演は午後6時半から。
 9日は「地域にアートができること」を題にシンポジウムも開かれ、新潟市美術館の北川フラム館長が基調講演する。パネルディスカッションには主催者の久保田翠理事長も加わり、「人と人をつなげるアートの可能性について」議論する。
 1日から9日まではさまざまな企画展が展開され、造形作家らが「鴨江アート動物園」を創作展示するほか、県建築士会浜松支部や静岡文化芸術大の協力で資料展や写真展も開く。障害児の芸術活動を支援するレッツの出張講座もある。詳しくはクリエイティブサポートレッツ[電053(425)8801]へ。

それでは、季節の変わり目、皆様ご自愛下さい。
(佐久間新)

またまた山口でワークショップ
27日28日と一泊二日で山口へ行ってきた。3月23日に、山口県立大学で「桃太郎」の公演を行うので、その準備のためだ。マルガサリ版「桃太郎」の特徴は、みんなでアイデアを出し合う、とことん即興する、演劇と音楽とダンスの境界を探る、音楽と日常と自然の境界を探る、などである。このことを分かってもらうと「桃太郎」を何倍も楽しめるので、事前にワークショップをすることにしたのだ。

中川真さん、イウィンさん、ブナの4人で車に乗って出かけた。27日の夜は、山口県立大学のリハーサル室でワークショップをした。参加したのは、県立大学の学生と一般の人たち。最初に、ジャワのカイン(布)を巻く練習をした。1枚の布をドレスのように、胸から膝下まで身体にピタッと巻き付ける。足下から、胸まで斜めに巻いていくのだが、途中モモの辺りの布を裏返してたくし上げるところがミソだ。

みんなでこのスタイルになって、即興ダンスを始めた。途中で巻いている布をはずし、布を使っていろいろなダンスが始まった。たくさんの布が宙を飛び交い、互いに巻き付き、床を這った。リハーサル室の電気が消えていくと、布は床に模様を描き、ガムランの音は宙に漂った。真さんが弾いているのかと思っていたら、なんと小学生がグンデルを弾きながら、サロンを叩いていた。ガムランを演奏するって言う感じではなく、友達としゃべる、あるいは、ガムランを使ってしゃべる、っていう感じで演奏していた。すごくよかった。1時間以上続いた即興が終わった。電気が消えなかったら、もっと続いていただろう。

小学生はH君、弟とお母さんと一緒に来ていた。以前、YCAM(山口情報芸術センター)で行われた野村誠さんのワークショップにも参加したとのことだった。なるほどなるほど。お母さんのダンスもすごくいい味を出していた。学生たちも相当はじけていた。後で話を聞くと、今までは見たことのないみんなの違う面が見えて、面白かったそうだ。

28日の午前中は、テレビ山口のアナウンサーの佐藤けいさんと練習をした。山口公演では、彼女が桃太郎の恋人役花子を演じるのだ。鬼と絡むシーンもあるので、その場面の練習などをした。佐藤さんはドジョウすくいの隠し芸を持っている多才なアナウンサーで、面白い花子役になりそうである。この練習や公演の模様は、テレビ山口で放送されるそうだ。

練習後、湯田温泉に入りに行った。ブナは大喜びで露天風呂に入ったが、暑くなりすぎたのか、後で何度も冷水をかぶった。そのせいか、今朝から熱を出して寝込んでいる。

(佐久間新)

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