Gamelan Marga Sari -Blog-

*ガムラン マルガサリ*のメンバーによるブログです.
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ワンデー ガムラン・ピクニック!
甲賀市の碧水ホールに、インドネシアの楽器ガムランがある。
公営ホールでは、日本でただ一カ所だ。
ガムランの多様で繊細な波動がうまれ、
やがて、日本を、世界をその響きが覆ってゆく。
ガムランの可能性を最大限に追求するイベント。

そんな時間と空間を
まるでピクニックに行くように
ゆったりと楽しみませんか
ここにしかない音楽があるから

■日時
 2007年9月16日(日)
 開場:12:00
 開演:13:00(終演は20時の予定)
■会場
 甲賀市碧水ホール
■入場料:一般 前売り2,000円/当日2,500円
     学生(中学生?大学生)前売り1,000円/当日1,500円
     小学生以下 無料
■監修:中川真
■主催:甲賀市教育委員会 碧水ホール
■会場・お問い合わせ:甲賀市碧水ホール
 〒528-0005滋賀県甲賀市水口町水口5671 
 Tel: 0748-63-2006 Fax: 0748-63-0752
 E mail: hekisui@city.koka.shiga.jp
■チケット:マルガサリホームページhttp://margasari.com/からご予約いただけます。
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面がまっぷたつ!
桃太郎公演初日を終えて豊能へ帰宅した。
子供を2階へ運び、車へ戻ったが、あまりに疲れていたので、ドアの前の机(コンパネ製)に寝ころんだ。
虫の音が・・・近くで
蛙の音が・・・遠くで聞こえる。
稲の香りをふくんだ涼しい風が田んぼから吹いてくる。

まどろみながら、今日の桃太郎を反芻する。
戦いの場面。混沌に満ちていた。
とにかく太郎を挑発した。こちらの世界へ来なさいと・・・

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私たちはなぜ鬼と戦わなければならないのか?
私たちはなぜ鬼と戦わなければならないのか?

鬼が島で何があったのか。
それが私たちの『桃太郎』の出発点であり、終着点です。

 民話では、鬼が島で桃太郎たちと鬼たちとが戦い、桃太郎が勝利します。しかしマルガサリは、この作品に取りかかった当初から、悪いことをした鬼をやっつけるという「成敗(せいばい)」の物語とは異なった方向に動き出していました。作品の作り方としても、全体の筋をすべて最初に決定するのではなく、1場ごとにアイデアを練り上げていきましたから、鬼が島で何が起こるのかも、実際に第4場に辿り着き、それまでの流れを引き継ぎながら新たに考え始めなければなりません。そして「成敗」の物語から抜け出すためには、戦いの結末ではなく、戦いのプロセスをしっかりと描くことが必要でした。
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『桃太郎』における身体表現
『桃太郎』は音楽、舞踊、演劇の三要素からなる舞台です。自らの身体をどのように舞台上で表現するか、という問いは、その三つの要素のうち全てに関連しています。

 一見縁の無さそうな音楽においてさえ、身体は重要な役割を果たします。同一の舞台で全てのパフォーマンスがなされる『桃太郎』では、演奏者らも、個々の楽器に対する身体を通じた関わり方を常に意識しながら演奏に臨んでいます。さらに、演劇は言葉と身体とから、舞踊に至っては踊り手の身体そのものから、まさに「身一つ」で成り立っているといっていいでしょう。
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蝉と蛙
豊能の家に越してきて以来、毎年お盆の前に、マルガサリのまっちゃんと大家さんの庭の植木剪定をしている。築100年を超える立派な日本建築と庭園である。そこに80歳を超えるおじいさんとおばあさんが住んでいる。

家にはアルミサッシもなく、風呂は薪である。薪で残った炭は煮炊きの一部に使っている。ものすごくお金持ちなはずなのに、とても質素な暮らしをしている。

庭には、樫、樅、松、梅、槇、ツツジ、ハゼ、椿、モミジ、アセビ・・・他にもたくさんの木々が植わっている。ツツジの下では、山椒がいい匂いを放ち、松のてっぺんでは、青い松ぼっくりがぬるっと光っている。

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スカートをはいて
新世界でスカートをはいて踊った。

不思議でキッチュなフェスティバルゲートが7月いっぱいで閉鎖になった。ビルの中を走り回るジェットコースターや大阪プロレスで有名だったが、いくつかの重要なアート関係NPOも活動していた。ダンスボックスやココルームもここにあり、僕も踊ったことがあった。

7月28日土曜日にあったココルームのファイナル・イベントに、マルガサリが参加した。夕方はジェットコースターのレールの真下でコンサートを行った。僕が踊る曲は、マルガサリのユリちゃんが作曲した「常磐台商店街ワルツ」。少し前に、豊能町にある商店街のイベントに出演した時に作った曲だ。哀愁漂うワルツである。

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常に更新される作品
2.野村誠さんとマルガサリ?常に更新される作品

 『桃太郎』には、通常の意味での脚本家、作曲家、振付家、演出家は存在しません。音楽のみならず、台詞や振り付けなど、その細部にいたるまでほとんどが共同創作によって作られています。こうした共同創作のエッセンスをマルガサリに教えてくれたのはやはり野村誠さんでした。

 例えば、第1場の音楽は、野村さんの考案したリレー方式の共同作曲の手法、「将棋作曲」によってできあがった曲がもとになっています。村の情景を描く第2場では、音楽というよりもむしろ村の「音風景」が浮かび上がりますが、そこに野村さんがマルガサリのために作った「せみ」という作品の一部が引用されたりもします。お芝居が中心となる第3場では、太郎・犬・猿・雉それぞれのキャラクターを表現する音楽が登場します。これらは、役を演じるキャスト本人が出したアイデアをもとに、野村さんとマルガサリで肉付けがなされました。そして第4場は、音楽も踊りもほとんどすべて「即興」によって演じられています。それぞれが感覚を研ぎすませて音と動きをつくりだし、たがいに対話をするかのように一瞬ごとに音楽と踊りを変化させていきます。最終場でも、やはり将棋作曲が重要な役割を演じました。
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私たちはなぜ鬼と戦わなければならないのか?
私たちはなぜ鬼と戦わなければならないのか?

鬼が島で何があったのか。
それが私たちの『桃太郎』の出発点であり、終着点です。

 民話では、鬼が島で桃太郎たちと鬼たちとが戦い、桃太郎が勝利します。しかしマルガサリは、この作品に取りかかった当初から、悪いことをした鬼をやっつけるという「成敗(せいばい)」の物語とは異なった方向に動き出していました。作品の作り方としても、全体の筋をすべて最初に決定するのではなく、1場ごとにアイデアを練り上げていきましたから、鬼が島で何が起こるのかも、実際に第4場に辿り着き、それまでの流れを引き継ぎながら新たに考え始めなければなりません。そして「成敗」の物語から抜け出すためには、戦いの結末ではなく、戦いのプロセスをしっかりと描くことが必要でした。
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もう一つの主役:ガムラン楽器の風景
 舞台のランドスケープはどのようにあるべきか。これはマルガサリの取り組む「桃太郎」の長年の課題でした。村の風景、旅の道行き、戦場‥‥各場ごとに次々と違った表情を見せる「桃太郎」のステージでは、もちろん舞台の見せ方もそれに合わせて工夫する必要があります。

 歌舞伎やオペラでは隅の方、下の方に隠れがちな音楽部隊ですが、ガムラン楽器は太郎たちと同じ舞台に堂々と上ります。どんな大道具小道具にも負けない威厳と存在感を放ち、「桃太郎」に登場する全ての音楽を奏でるガムランは、あるいはキャストさえも寄せ付けない真の主役ともいえます。舞台に誰もいなくなったとしてもきっとガムランはそこにある。ガムランこそ「桃太郎」の世界そのものです。
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