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Gamelan Marga Sari -Blog-

*ガムラン マルガサリ*のメンバーによるブログです.
ハリヤントさんより
 オハヨー、元気ですか。大阪の皆さん、支援ありがとうございます。
 わたしの家は今、7月の21日から23日まで開かれる「全国こどもの日大会」の事務局になっています。パラントゥリティス通りのガブサンが会場です。わたしの音楽グループ「タリウォンソ」も出演します。モンガン村の小学生50人と子どもの音楽を演奏します。地震で被災した台所用品を使った新作を作る予定です。フライパン、ビン、皿、空き缶、ペットボトルなどです。それ以外にも、絵の描ける友達に呼びかけて、子どもたちに絵を教えて、農作業で使う笠に絵を描いてもらって、「全国こどもの日大会」の展覧会に出すつもりです。
 これらの取り組みは、資金がないので大変ですが、子どもたちの心理的重荷を軽くしたい、という社会のやる気だけが、原動力です。親たちが直面しているこの重荷を、子どもたちの背負わせていけないと思います。
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ジョグジャカルタ在住の中さんから
 現地の被災アーティストの活動情報を送ってくださっている中さんから情報をいただきました。

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PADEPOKAN(パテボアン:故バゴン氏創設の現代舞踊専門学校)情報です。(LOLYさん情報です)
地震から二週間、臨時診療所として、penari-penari(舞踊家)が協力していました。
診療所としての作業、そして各地から送られて来る、食料などの援助物資の中継所となって日に何トンものお米を降ろし、さばいたりしていたそうです。仕事をする人たちでさえ、大なり小なり被害を負っていた人たちでした。
食糧の配給がある程度落ち着くと、BANTUL(バントゥール:地名)内から、建築材料(セメント等)が集まるようになりました。
限られた人数での荷降ろし作業は、さぞ大変だったと思います。
途中から、医師の参加もあり、疲労で倒れることなく何とか無事終了しまた。
彼らの実感としてですが、トラディショナルの家は地震に強かったそうです。PENDOPO(プンドポ)形式の家とか。
むしろ、最近の建築形態のものが、多く被災してしました。

LOLYさんは今GAJAMADA(ガジャマダ)大学のFISIKOLOGY(心理学科)の学生と一緒になって、地震のトラウマで緊張を強いられている子供たちの支援を始めています。大人でさえ、まだ続く余震でおびえています。
ましてや子供たちです。早く手を打たなければならない、そして長くかかる問題です。

MERAPI山ですが、ジョグジャ市内までも、灰が降るようになってきているそうです。
灰に驚き、パニックになる人々の話が出ていました。先週死者が出た事もあり予断を許さない状況です。

今日、テアトルガラシの公演を見てきました。
日本に滞在中、地震にあって公演を延期して一度ジョグジャに帰ろう、なんて話もありましたが無事に公演終了です。作品も日本の役者にとってかなりインパクトのある練習を課したのがみて取れる作品で、面白かったです。明日の夜には、彼らはジョグジャに着きます。

ISIも、見掛けはちゃんと立っているけど、中に入れない(崩れるかもしれない)演劇学科、音楽学科はかなりの被害だよと今日来ていたISIの卒業生から聞きました。

私は7月に、チャリティー公演をしよう!という話が出てきたので、手伝ってきます。今すぐ何かはできないけれど、ちゃんと復興してゆけるよう考えていきたいです。

それではまた。
セウォンに住む舞踊家Bagusからのメール
 ジョグジャカルタ在住の舞踊家Bagusさんからのメールを転送していただきました。被災された芸術家自身のアイディアを送ってくださいました。

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芸術家支援の方法を幾つか考えてみた。
被災者のために被災者が公演を行うこと、公演を行う被災者も報酬をもらえるような形をつくること。
アカペラガムランをやっているフレディも家は全壊したが、ぼくは彼に演奏活動を続けるように言っている。被災した村々で演奏活動を行うことで人々を勇気付け、さらに生活の糧を得ることができればそれに越したことはない。同じことはジャティランやクトッポラでもできると思う。クラテンでも多くの被災者がいるが、あそこにはダラン(ワヤン使い)が多い地域だ。援助金でワヤン公演を企画することができないだろうか。
また、ジョグジャ以外の街でも公演を行うことができると思うが、まずは今被災して苦しんでいる人のために援助金を使いたいと思うし、それでお金が余れば報酬としてアーティストに渡す、という方がいい。

ただ、このような立案は一番早くても1ヶ月後になると思う。
今は家が全壊した人々の救済の方にみんなの関心がいっているし、彼らの気持ちはまだ非常に繊細だ。

どのような援助であっても、何か前に進むことを今後も考えていきたいと思っている。
ジャワ島地震復興支援情報 一覧(このブログ内)
このブログ内でのジャワ島地震復興支援などに関する情報をまとめました。それぞれ下記よりご覧ください。

ジョクジャカルタより
支援関連イベント
お知らせ
紹介
報道記事など
安否情報など
現地アーティストのおかれている状況
 メンバー宛に被災されたアーティストの方々のおかれている状況や、今後の活動の可能性などについて情報をいただきました。
[現地アーティストのおかれている状況]の続きを読む
「ジャワ舞踊の会」へのお誘い
 市民メディア・インターネット新聞JANJANで「ジャワ島地震 現地からの声」と題して記事を書いていらっしゃる采女直子さんから「ジャワ舞踊の会」の情報をいただきました。支援のための募金も予定されています。

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沙羅の会 さらのかい (2006 Azekura Dinner Live Series Vol.2)
沙羅双樹の花とジャワ舞踊の共咲
2006.07.06(THU)

会場:愛染倉(あぜくら)
開場:17時30分? 
御夕食:18時? *御食事終了後に舞踊会場に御案内致します 
舞踊:19時? 
   *舞踊のみで御予約の方は一階大広間(または庭園内を御散策)にてお待ち頂きます
料金:4000円 (御夕食と舞踊)
   1500円 (舞踊のみ)
   *下記お申込み先までご予約ください。
出演:佐久間新(舞踊) / 佐久間ウィヤンタリ(舞踊)
   石田敦子(舞踊) / 采女直子(舞踊・企画)

ご予約お申込み・お問合わせ:
愛染倉(あぜくら)
075?701?0162(月曜定休)
〒603-8081 京都市北区上賀茂岡本町30
email : ristorante@azekurakankou.co.jp
Web : http://www.azekurakankou.co.jp
[「ジャワ舞踊の会」へのお誘い]の続きを読む
支援関連イベント:7月
■写真展
2006/07/01-12 Open 10:00-18:00(最終日は17:00まで)
其田益成?ジャワ島中部地震救援写真展
@ 早稲田奉仕園(東京都新宿区)

■展示
2006/07/02-23 Open11:00-20:00(火曜日休館)
緊急写真展示「ガムランを救え!」プロジェクト
@ CAP HOUSE:リビングルーム(神戸市中央区)

■ライヴ
2006/07/06 Open 17:30-/Dinner 18:00-/Performance 19:00-
沙羅の会 さらのかい (2006 Azekura Dinner Live Series Vol.2)
沙羅双樹の花とジャワ舞踊の共咲

@ 愛染倉あぜくら(京都市北区)

■展示
2006/07/08-30 Open 11:00-17:00(月曜日休館)
「SARI SARI!」展
@ たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー(奈良市)

■イベント
2006/07/22 Open 16:00-20:00
SARI SARI DAY?ガムランを救え!?
ジャワの伝統音楽のお祭り

プログラム(屋台は16:00?20:00まで)
17:00?17:45 第1部「ジャワのガムラン音楽と舞踊」出演:マルガサリ
18:30?19:15 第2部「マルガサリと仲間たち?みんなで参加しよう?」
@ たんぽぽの家(奈良市)

■展覧会
2006/07/22-28 Open 11:00-19:00 日曜祝日/最終日は17:00迄 会期中無休
夏を彩る更紗と小品展
@ 工藝舎(東京都豊島区)

■発表会
2006/07/23 Open 13:30-16:30
バリ舞踊チリデウィ ジャワ舞踊リンタン・シシッ合同発表会
火の踊り 水の舞 vol.4
?身体の声に耳をすまそう?

@ 百万遍知恩寺 大方丈(京都市左京区)
在ジョグジャカルタより:西岡より
 T先生のとこにはあれから2?3回行ってみましたが、多少立派なテントが届いていて前よりはましかも・・・。でも別の家を探すのは嫌なようで、「ずっとテントで住むのだ」と言い張っていますが、雨季が来る前に別の家を探してくれたらいいのに・・・と思いつつ。多分親戚とかを置いて自分だけ引越しするのが嫌なんでしょうね。
 友人は今は皆「仕事がない」と嘆いています。「自分達はペンタス(公演)がないと収入が全然ない・・・」といって。やはり何よりも必要なのはお金もだけど、お金を生み出す仕事のようです。(当たり前か)
 ムラピが噴火しているせいか、毎日お昼は暑く夜は寒いです。幸いここ10日ほど雨はちらっと1回降っただけ。
 なんとなく、ひととおり知り合いの様子も分かって、お金も少しだけど持って行って、何をすべきかちょっと戸惑っている・・・
在ジョグジャカルタ:岩本より
 今僕はジョグジャカルタ日本人会からの物資を被災地に運んでいます。
依然としてバントゥルやクラテンは大変な状況が続いています。救援を待っている村はまだまだ沢山あります。政府から被災者1人あたりに生活補助がでると発表されたもののまだほとんど行き渡っていないみたいです(僕の知っている限りですが)。建築の補助金もはたしてどうなるのか、テントで暮らす人たちの気力がいつまで保つのか。
15日pakニョトと一緒にpakトゥグ家訪問したのですが外出中で会えませんでした。pakトゥグの村は政府から救援物資(テント、水、食料)があったみたいです。家族の方は元気そうでした。末っ子が開口一番にワールドカップ日本オーストラリアに負けましたなあと言ってきました。そうそう1ー3で。。

pakニョトはとても元気です。家族の方も元気そうです。pakニョト家の瓦礫撤去手伝いによく行っているのですが、家の状態はというと、外から見ると大丈夫そうですが中がとてもひどいです、練習場の建物は幸い床のひび割れ程度で無事です。しかしまだ余震が怖いということで外のテントで寝ています。
余震(減りましたが)、火山、これからのこと不安が多いですがなんとかがんばっていきます。
6月19日 雨 (「桃太郎2006」特集:太郎の日記)
今日も雨の中ニックとかたつむりをとりにいった。
おっきいのを探してつかまえた!!!
プジョクスマン情報("ウロコ通信59"より)
 ジョグジャカルタの情報が気に掛かる日々が続いています。プジョクスマン舞踊団の再建も少しずつ始まっています。建物の再建はまだまだですが、活動は再開できるように、代替地探しが始まっています。舞踊団の主な活動は、舞踊クラスと定期公演です。
 子ども達の舞踊クラスは、ジョグジャ州の文化センター、タマン・ブダヤに決まりそうです。クラス進級試験の時期なので、なるべく早急に再開し、試験をするそうです。
 また、定期公演はすぐには再開できないのですが、ガムランを移動して、代替地で生演奏の定期リハーサルを始めるそうです。舞踊の練習とともに、演奏家や舞踊家の生活を守る意義もあります。この練習に参加すると薄謝(本当に薄謝:タバコ代にもならない)がもらえます。少ないですが、演奏家にとっては、何十年来の貴重な収入源です。舞踊団には、ガムランの楽器が2セットあるのですが、とりあえず片方のセットは演奏可能なようです。もう1セットはまだ取り出せていないようです。
 プンドポやプリンギタンの修復には、まだまだ時間がかかります。これに関しては、屋敷の主であるプジョクスモの家族、王宮、舞踊団、ジョグジャ・ヘリテージ・ソサエティ、外国人の学者、芸術家、ガムラン愛好家達が、再建策や今後の使用の仕方を検討中で、こちらからもメッセージを発信しています。今週末に、会議が開かれます。
(佐久間新)
[プジョクスマン情報("ウロコ通信59"より)]の続きを読む
プジョクスマン支援の会 設立
 6月7日、イウィンさんがジョグジャから帰ってきました。地震後の家族や知り合いへのお見舞いと舞踊団や学校の現状を見るために、1週間滞在してきました。すでに報道されているように、ジョグジャカルタのバントゥル(芸術大学の辺り)やイモギリ(ジョグジャやソロの王家の墓のある辺り)や中部ジャワのクラテン(去年ウロコ庵に2か月滞在したトゥグ先生の家も全壊)では、本当に被害が深刻です。また、ジョグジャ市内も大部分は通常の生活に戻っていますが、我が家の辺りやプジョ
クスマン(サスミント・マルドウォ舞踊団の本拠地)界隈では、建物にかなりの被害が出ています。また、余震が依然と続き、市内北部の活火山ムラピ山も依然活発で、安心して寝られる日がないようです。
 イウィンさんが写真を撮ってきました。見慣れた舞踊団の客席の屋根は落ち、柱は
大きく傾いています。舞踊団のゴッドマザー、ブ・ティアは応接セットを外に並べ、ブルーシートの下で暮らしています。芸術大学の4階建ての校舎は無惨にひしゃげ、1階が押しつぶされています。クラテンでは片づけ終わった瓦礫のそばで、男達が話し合っています。

 さて、被災したサスミント・マルドウォ舞踊団(通称プジョクスマン)を支援する会を発足しました。プジョクスマン支援の会です。
 ガムランの深い響きに合わせて、身体の隅々まで神経を張り巡らし、ゆったりと舞うのがジャワ舞踊です。ジョグジャカルタ王宮の舞踊を継承し、次世代へ繋いでいく活動をしているのがプジョクスマンです。今回の地震では、建物に大きな被害を受けました。週に4回を開かれている子ども達のための舞踊クラスも閉鎖されたままです。現在、代替の場所を検討中です。
 支援の会では、舞踊クラスの再開、建物の修繕や再建を支援していきます。僕も7月には、ジョグジャへ行き、再建策をともに検討し、支援を始めるつもりにしています。

以下に長くなりますが、支援の会の趣意書を引用します。
宜しければご覧下さい。
(佐久間新)

[プジョクスマン支援の会 設立]の続きを読む
バリ芸能研究会より
 バリ芸能研究会の松澤緑さんより、関連イベントや支援団体の情報をいただきました。
●バリ芸能研究会事務局
E-mail: mmbali(a)attglobal.net
weblog: http://ibuhijau.exblog.jp/
[バリ芸能研究会より]の続きを読む
ジョグジャカルタより:イウィンさんレポート5
 6/1?6/7に帰国されていたジョグジャカルタ出身のイウィンさんから被災地の写真を提供していただきました。
[ジョグジャカルタより:イウィンさんレポート5]の続きを読む
「ガムランを救え!」プロジェクト始動
「ガムランを救え!」プロジェクト〔パフォーミングアーツに特化した震災支援〕

あ?っ、ガムランや衣裳が瓦礫の下に埋まっている! 5月27日にジャワで大きな地震が発生し、多数の死傷者が出ました。もちろん負傷者の手当、日常生活の復旧等が緊急の課題ですが、文化や芸術関係に与えた大きな痛手も甚大です。工芸で有名なジョクジャカルタ郊外の村々、並びに芸術系の大学、高等専門学校は壊滅的な打撃を受け、ジョクジャカルタ市内の舞踊団のリハーサル、レッスン施設(プンドポ)も多くが倒壊し、活動が停止状態となっています。6月に予定されていたジョクジャカルタ国際芸術祭(1ヶ月)は中止、さらに7月以降の音楽やダンスのイベントも開催する見込みがたっていません。何とか音楽家やダンサー、ガムランや道具を助けたい。
そんな思いをもって、関西在住のアジアの音楽・舞踊、文化関係の有志が集り、日本から(さらには世界から)の支援の輪を広げていくことにしました。みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。
[「ガムランを救え!」プロジェクト始動]の続きを読む
JANJANで
 以前、ジョグジャカルタのハリヤントさんからのメールをご提供くださった釆女直子さんが、市民メディア・インターネット新聞JANJANで「ジャワ地震 現地の声」として記事を書いていらっしゃいます。
ISI付近のようすと現地アーティストの活動
 メンバー宛にISI(インドネシア国立芸術大学ジョグジャカルタ校)近くのようすや、被災されたアーティストの方々の現在の活動などの情報をいただきました。
[ISI付近のようすと現地アーティストの活動]の続きを読む
ご紹介いただきました
 NGO団体の国境なき医師団の関連団体「国境なき子どもたち」が被災した子どもたちへの援助プロジェクトを開始したそうです。
[ご紹介いただきました]の続きを読む
ジョグジャカルタより:ハリヤントさんから
ハリヤントさんから送られてきたメールをご提供いただきました。
[ジョグジャカルタより:ハリヤントさんから]の続きを読む
気になる写真
ジャワ島中部地震後も活発な活動を続けているインドネシアのムラピ山から上がる噴煙を6日、米航空宇宙局(NASA)の衛星テラが宇宙からとらえ、NASAが着色した画像を公開したそうです。
 森林などの植生は赤で示されており、灰色の噴煙が中央付近の火口から南西方向に流れている。白い固まりは上空の雲。
写真はこちらへどうぞ
これも気になります…
在ジョグジャカルタ:岩本より
一昨日クラテンのT先生のところに西岡さんと行きました。米25キロ、ランプ、コンポール、ビニールシート、油(料理用、ランプ用)等もっていきました。西岡さんの話によると当初よりは元気が出ているみたいです。食料、水には特に困っていないそうで、電気がまだ不安定であるということが問題なようです。
CODE海外災害援助市民センター
CODE海外災害援助市民センターという神戸の団体がジャワ島地震の支援のための救援プロジェクトを開始しました。この団体はこれまでもさまざまな災害支援を行っていらっしゃいます。
ジャワ島地震の支援の詳しい情報はジャワ島中部地震救援NEWSにあります。
ぷいぷいさん、ジョグジャに行く
地震発生から10日も過ぎ、もうテレビニュースにも地震のことはあまり話題にされなくなってきましたが、きのうきょうの関西ローカルのワイドショー「ちちんぷいぷい」(MBS毎日放送)の中でジャワ島地震の被災地での取材を放送していました。
[ぷいぷいさん、ジョグジャに行く]の続きを読む
ジョグジャカルタより:イウィンさんレポート4
イウィンさん今朝帰国しました。ガルーダはガラガラだったそうです。
ジョグジャ市内は日常生活をかなり取り戻していますが、プショクスマン、佐久間家辺り、pak.Nardi Semaki辺りは、被災している家も多く、bu.Tyah、pak.Nardiはテント生活です。プショクスマンのガムランとコスチュームはまだガレキの中です。小学校中学校の進級試験が始まっていますが、プショクスマン近くの小学校はテントで試験をしています。マリオボロモールやカルフールなどはまだ閉まっています。激甚被災地であるISIより南のレストランnumaniは営業していて、客が入っているそうです。
また、文化の復興支援に関して、pak.Siswadi、pak.Johanとも話をしてきたようです。
YOGYAKARTA TIMES
ジョクジャカルタ在住のアーティスト、ヒロタミドリさんという方が
YOGYAKARTA TIMESというブログで、地震発生の当日から被害の状況、今被災地で何が必要なのか、そしてご自身が始められた「一番困っている被災者に確実に物資を届ける"ジョグジャ地震救援パック"」という支援や日々のエッセイなどを写真入りでUPしていらっしゃいます。
毎日パワフルに走り回っていらっしゃる姿にはアタマがさがります。
それに被災された当のジャワの人たちの様子には少しほっとしたり、あ゛ーっと思ったり。

ジョグジャ地震救援パック:参加のお誘いの詳しい内容は、
http://midoriart.exblog.jp/m2006-05-01/#4864618
をご覧ください。

(2006/07/14追記)
*[ジョグジャ地震救援パック]は、震災直後被災地へ直接届ける「救援パックデリバリー」から始まって生活弱者であるあかちゃんとお母さんのための「乳デリバリー」、瓦礫の片付けや修理を助ける「ヤル気出そうよパック」、そして被災したこどもたちをサポートする「こどもテントプロジェクト」…と被災地の現状に合わせて次々と支援内容をグレードアップさせてこられました。先日4つめのこどもテントが開設されて一応の成果を収め、これらのテントを半年運営していく資金を半年分は確保できていることなどから、震災からちょうど2ヶ月めとなる7月27日をもっていったん義援金の受付を終了するそうです。しかし、プロジェクトそのものが終了する訳ではないので、今後も報告は続けてくださるとのこと。詳しくはhttp://midoriart.exblog.jp/d2006-07-10をごらんください。
当記事を見て[ジョグジャ地震救援パック]にご参加くださった方、ありがとうございました。
ジョグジャカルタより:イウィンさんレポート3
今日はあっちこっち回ってきたようです。
pak. Haryanto = 元気にしている。家は中が大部分壊れた。
pak.Pono topeng = 無事。家は全壊。トペンは無事。
pak. Teguh = 家全壊。無事。父親はスラバヤへ搬送。支援物質ほとんど来ず。テント、毛布、着替え、石鹸、見舞金などを差し入れ。とても大変な状況。
pak.Timbul UGM = 無事。家かなり壊れる。
pak.Padmo = 足骨折入院。息子は全身打撲。
1日中、余震が続く。

(sat. 03 Jun 2006)
ガムランを救え
(毎日新聞 2006年6月3日(土)付朝刊より)

 インドネシアのジャワ島中部地震で、現地の伝統的な打楽器の合奏音楽「ガムラン」が危機に瀕している。大きな被害を受けたジョクジャカルタ周辺は、バリと並ぶ、ガムランの代表的な地域だが、市内では家屋の半数が全半壊したとされ、多くの楽器ががれきに埋まってしまった。この状況に「音楽、芸術は復興の心の支え」と、関西を中心に活動するガムラン演奏家や舞踊家らのグループがチャリティーコンサートなどで支援に乗り出す。
(田辺一城)
[ガムランを救え]の続きを読む
続報
From: さくま
Subject: [margasari 11164] 続報
Date: 2006年6月3日 13:12:55:JST

mas.y bowoとやっと電話でしゃべれました。元気です。家も大丈夫だったそうです。12日までは、とりあえずISIは休校のようです。
ジョグジャカルタより:イウィンさんレポート2
今日pak.Haryanto、pak.Teguhに、食料や医薬品を持っていくそう。
プラスpak.Padmoが足の骨折で入院しているので、見舞いにいくそうです。

今、ソロにいる田村史さんと電話で話しました。pak.Teguhの所も被害は甚大。一番必要なものはテント、毛布、着替え。食料はインドミーばかり、被災者はインドミー中毒になるくらい、そればっかし。ジャカルタの政党などから売名行為的に入っているものも多数とのこと。また、毒入り弁当で死者が出たという話しも。

pak.Timbul (UGM)家にも寄るとのこと。
毎日新聞に掲載される予定です
先日、5月29日に取材のあった毎日新聞の記事が、明日の朝刊に掲載される予定です。
どうぞご覧ください。
(掲載された内容はこちらをどうぞ)
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