マルガサリの舞踊メンバー佐久間新さんが立ち上げた「被災したサスミント・マルドウォ舞踊団(通称プジョクスマン)を支援する会」のブログができました。こちらもあわせてチェックしてみてください。
URLは http://pujokusuman.blog60.fc2.com/ です。
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6月7日、イウィンさんがジョグジャから帰ってきました。地震後の家族や知り合いへのお見舞いと舞踊団や学校の現状を見るために、1週間滞在してきました。すでに報道されているように、ジョグジャカルタのバントゥル(芸術大学の辺り)やイモギリ(ジョグジャやソロの王家の墓のある辺り)や中部ジャワのクラテン(去年ウロコ庵に2か月滞在したトゥグ先生の家も全壊)では、本当に被害が深刻です。また、ジョグジャ市内も大部分は通常の生活に戻っていますが、我が家の辺りやプジョ
クスマン(サスミント・マルドウォ舞踊団の本拠地)界隈では、建物にかなりの被害が出ています。また、余震が依然と続き、市内北部の活火山ムラピ山も依然活発で、安心して寝られる日がないようです。
イウィンさんが写真を撮ってきました。見慣れた舞踊団の客席の屋根は落ち、柱は
大きく傾いています。舞踊団のゴッドマザー、ブ・ティアは応接セットを外に並べ、ブルーシートの下で暮らしています。芸術大学の4階建ての校舎は無惨にひしゃげ、1階が押しつぶされています。クラテンでは片づけ終わった瓦礫のそばで、男達が話し合っています。
さて、被災したサスミント・マルドウォ舞踊団(通称プジョクスマン)を支援する会を発足しました。プジョクスマン支援の会です。
ガムランの深い響きに合わせて、身体の隅々まで神経を張り巡らし、ゆったりと舞うのがジャワ舞踊です。ジョグジャカルタ王宮の舞踊を継承し、次世代へ繋いでいく活動をしているのがプジョクスマンです。今回の地震では、建物に大きな被害を受けました。週に4回を開かれている子ども達のための舞踊クラスも閉鎖されたままです。現在、代替の場所を検討中です。
支援の会では、舞踊クラスの再開、建物の修繕や再建を支援していきます。僕も7月には、ジョグジャへ行き、再建策をともに検討し、支援を始めるつもりにしています。
以下に長くなりますが、支援の会の趣意書を引用します。
宜しければご覧下さい。
(佐久間新)
クスマン(サスミント・マルドウォ舞踊団の本拠地)界隈では、建物にかなりの被害が出ています。また、余震が依然と続き、市内北部の活火山ムラピ山も依然活発で、安心して寝られる日がないようです。
イウィンさんが写真を撮ってきました。見慣れた舞踊団の客席の屋根は落ち、柱は
大きく傾いています。舞踊団のゴッドマザー、ブ・ティアは応接セットを外に並べ、ブルーシートの下で暮らしています。芸術大学の4階建ての校舎は無惨にひしゃげ、1階が押しつぶされています。クラテンでは片づけ終わった瓦礫のそばで、男達が話し合っています。
さて、被災したサスミント・マルドウォ舞踊団(通称プジョクスマン)を支援する会を発足しました。プジョクスマン支援の会です。
ガムランの深い響きに合わせて、身体の隅々まで神経を張り巡らし、ゆったりと舞うのがジャワ舞踊です。ジョグジャカルタ王宮の舞踊を継承し、次世代へ繋いでいく活動をしているのがプジョクスマンです。今回の地震では、建物に大きな被害を受けました。週に4回を開かれている子ども達のための舞踊クラスも閉鎖されたままです。現在、代替の場所を検討中です。
支援の会では、舞踊クラスの再開、建物の修繕や再建を支援していきます。僕も7月には、ジョグジャへ行き、再建策をともに検討し、支援を始めるつもりにしています。
以下に長くなりますが、支援の会の趣意書を引用します。
宜しければご覧下さい。
(佐久間新)
「ガムランを救え!」プロジェクト〔パフォーミングアーツに特化した震災支援〕
あ?っ、ガムランや衣裳が瓦礫の下に埋まっている! 5月27日にジャワで大きな地震が発生し、多数の死傷者が出ました。もちろん負傷者の手当、日常生活の復旧等が緊急の課題ですが、文化や芸術関係に与えた大きな痛手も甚大です。工芸で有名なジョクジャカルタ郊外の村々、並びに芸術系の大学、高等専門学校は壊滅的な打撃を受け、ジョクジャカルタ市内の舞踊団のリハーサル、レッスン施設(プンドポ)も多くが倒壊し、活動が停止状態となっています。6月に予定されていたジョクジャカルタ国際芸術祭(1ヶ月)は中止、さらに7月以降の音楽やダンスのイベントも開催する見込みがたっていません。何とか音楽家やダンサー、ガムランや道具を助けたい。
そんな思いをもって、関西在住のアジアの音楽・舞踊、文化関係の有志が集り、日本から(さらには世界から)の支援の輪を広げていくことにしました。みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。
あ?っ、ガムランや衣裳が瓦礫の下に埋まっている! 5月27日にジャワで大きな地震が発生し、多数の死傷者が出ました。もちろん負傷者の手当、日常生活の復旧等が緊急の課題ですが、文化や芸術関係に与えた大きな痛手も甚大です。工芸で有名なジョクジャカルタ郊外の村々、並びに芸術系の大学、高等専門学校は壊滅的な打撃を受け、ジョクジャカルタ市内の舞踊団のリハーサル、レッスン施設(プンドポ)も多くが倒壊し、活動が停止状態となっています。6月に予定されていたジョクジャカルタ国際芸術祭(1ヶ月)は中止、さらに7月以降の音楽やダンスのイベントも開催する見込みがたっていません。何とか音楽家やダンサー、ガムランや道具を助けたい。
そんな思いをもって、関西在住のアジアの音楽・舞踊、文化関係の有志が集り、日本から(さらには世界から)の支援の輪を広げていくことにしました。みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。
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