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震災のあったジョクジャカルタに6月21日から24日まで行ってきました。但し、21日は夕方に着き、また24日は早朝に出発したため、実質的にジョクジャにいたのは丸2日間という短さでした。その2日間で何人の人々に会ったでしょう・・・。とにかく、車で移動しながら食事をするほどの慌ただしさで、駆け回りました。僕が目にしたもの、そして感じたことをここに書きます。出発する直前に、ヒロスさんから「真さんが現地で見ることによって、何かそこに今回の活動の哲学みたいなものを得るだろうね」と言われていましたが、果たして、そんなものを劇的に得られたかどうか分かりませんが、実際に見てきてよかったと思っています。
中川真のジョクジャカルタ訪問記 2 は こちら
中川真のジョクジャカルタ訪問記 3 は こちら
中川真のジョクジャカルタ訪問記 2 は こちら
中川真のジョクジャカルタ訪問記 3 は こちら
オハヨー、元気ですか。大阪の皆さん、支援ありがとうございます。
わたしの家は今、7月の21日から23日まで開かれる「全国こどもの日大会」の事務局になっています。パラントゥリティス通りのガブサンが会場です。わたしの音楽グループ「タリウォンソ」も出演します。モンガン村の小学生50人と子どもの音楽を演奏します。地震で被災した台所用品を使った新作を作る予定です。フライパン、ビン、皿、空き缶、ペットボトルなどです。それ以外にも、絵の描ける友達に呼びかけて、子どもたちに絵を教えて、農作業で使う笠に絵を描いてもらって、「全国こどもの日大会」の展覧会に出すつもりです。
これらの取り組みは、資金がないので大変ですが、子どもたちの心理的重荷を軽くしたい、という社会のやる気だけが、原動力です。親たちが直面しているこの重荷を、子どもたちの背負わせていけないと思います。
わたしの家は今、7月の21日から23日まで開かれる「全国こどもの日大会」の事務局になっています。パラントゥリティス通りのガブサンが会場です。わたしの音楽グループ「タリウォンソ」も出演します。モンガン村の小学生50人と子どもの音楽を演奏します。地震で被災した台所用品を使った新作を作る予定です。フライパン、ビン、皿、空き缶、ペットボトルなどです。それ以外にも、絵の描ける友達に呼びかけて、子どもたちに絵を教えて、農作業で使う笠に絵を描いてもらって、「全国こどもの日大会」の展覧会に出すつもりです。
これらの取り組みは、資金がないので大変ですが、子どもたちの心理的重荷を軽くしたい、という社会のやる気だけが、原動力です。親たちが直面しているこの重荷を、子どもたちの背負わせていけないと思います。
現地の被災アーティストの活動情報を送ってくださっている中さんから情報をいただきました。
――――――――――
PADEPOKAN(パテボアン:故バゴン氏創設の現代舞踊専門学校)情報です。(LOLYさん情報です)
地震から二週間、臨時診療所として、penari-penari(舞踊家)が協力していました。
診療所としての作業、そして各地から送られて来る、食料などの援助物資の中継所となって日に何トンものお米を降ろし、さばいたりしていたそうです。仕事をする人たちでさえ、大なり小なり被害を負っていた人たちでした。
食糧の配給がある程度落ち着くと、BANTUL(バントゥール:地名)内から、建築材料(セメント等)が集まるようになりました。
限られた人数での荷降ろし作業は、さぞ大変だったと思います。
途中から、医師の参加もあり、疲労で倒れることなく何とか無事終了しまた。
彼らの実感としてですが、トラディショナルの家は地震に強かったそうです。PENDOPO(プンドポ)形式の家とか。
むしろ、最近の建築形態のものが、多く被災してしました。
LOLYさんは今GAJAMADA(ガジャマダ)大学のFISIKOLOGY(心理学科)の学生と一緒になって、地震のトラウマで緊張を強いられている子供たちの支援を始めています。大人でさえ、まだ続く余震でおびえています。
ましてや子供たちです。早く手を打たなければならない、そして長くかかる問題です。
MERAPI山ですが、ジョグジャ市内までも、灰が降るようになってきているそうです。
灰に驚き、パニックになる人々の話が出ていました。先週死者が出た事もあり予断を許さない状況です。
今日、テアトルガラシの公演を見てきました。
日本に滞在中、地震にあって公演を延期して一度ジョグジャに帰ろう、なんて話もありましたが無事に公演終了です。作品も日本の役者にとってかなりインパクトのある練習を課したのがみて取れる作品で、面白かったです。明日の夜には、彼らはジョグジャに着きます。
ISIも、見掛けはちゃんと立っているけど、中に入れない(崩れるかもしれない)演劇学科、音楽学科はかなりの被害だよと今日来ていたISIの卒業生から聞きました。
私は7月に、チャリティー公演をしよう!という話が出てきたので、手伝ってきます。今すぐ何かはできないけれど、ちゃんと復興してゆけるよう考えていきたいです。
それではまた。
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PADEPOKAN(パテボアン:故バゴン氏創設の現代舞踊専門学校)情報です。(LOLYさん情報です)
地震から二週間、臨時診療所として、penari-penari(舞踊家)が協力していました。
診療所としての作業、そして各地から送られて来る、食料などの援助物資の中継所となって日に何トンものお米を降ろし、さばいたりしていたそうです。仕事をする人たちでさえ、大なり小なり被害を負っていた人たちでした。
食糧の配給がある程度落ち着くと、BANTUL(バントゥール:地名)内から、建築材料(セメント等)が集まるようになりました。
限られた人数での荷降ろし作業は、さぞ大変だったと思います。
途中から、医師の参加もあり、疲労で倒れることなく何とか無事終了しまた。
彼らの実感としてですが、トラディショナルの家は地震に強かったそうです。PENDOPO(プンドポ)形式の家とか。
むしろ、最近の建築形態のものが、多く被災してしました。
LOLYさんは今GAJAMADA(ガジャマダ)大学のFISIKOLOGY(心理学科)の学生と一緒になって、地震のトラウマで緊張を強いられている子供たちの支援を始めています。大人でさえ、まだ続く余震でおびえています。
ましてや子供たちです。早く手を打たなければならない、そして長くかかる問題です。
MERAPI山ですが、ジョグジャ市内までも、灰が降るようになってきているそうです。
灰に驚き、パニックになる人々の話が出ていました。先週死者が出た事もあり予断を許さない状況です。
今日、テアトルガラシの公演を見てきました。
日本に滞在中、地震にあって公演を延期して一度ジョグジャに帰ろう、なんて話もありましたが無事に公演終了です。作品も日本の役者にとってかなりインパクトのある練習を課したのがみて取れる作品で、面白かったです。明日の夜には、彼らはジョグジャに着きます。
ISIも、見掛けはちゃんと立っているけど、中に入れない(崩れるかもしれない)演劇学科、音楽学科はかなりの被害だよと今日来ていたISIの卒業生から聞きました。
私は7月に、チャリティー公演をしよう!という話が出てきたので、手伝ってきます。今すぐ何かはできないけれど、ちゃんと復興してゆけるよう考えていきたいです。
それではまた。